「ここが私のふるさと」
昨夜は、「ETV特集」の方は録画したのですが、
「ウルルン」は、録画するの忘れていました。ガッカリ!
ETV特集、
「ここが私のふるさと ~福岡・中国残留孤児 新たな出発~」を見ました。
舞台となったのは、福岡市内の団地、ここで20人ほどの中国残留孤児達が、
生活保護を受けながら、暮らしていました。
帰国後20年経っても、日本語を殆ど話せない人達も多く、
毎朝、団地の広場に集まって太極拳をしたり、
中国語で話し合ったりするのが、何よりの慰めのようでした。
残留孤児達にとって、あくまで祖国は日本。
言葉が通じなくても、生活習慣や食べ物が違っても、是が非でも帰国したい。
その気持ちは、充分理解出来ます。
でも、中国人である配偶者の気持ちはどうなのでしょう?
日本が豊かとは言っても、配偶者にとっては外国、
中国にいれば身内もいて、それなりの暮らしも出来ていたでしょうに…
残留孤児本人にとっても、日本での生活は、夢に描いていたものとは程遠く、
“こんな筈ではなかった。”と、帰国を後悔した人もいるのでは…?
番組では、「博多どんたく」に参加する為に頑張っている様子を
紹介していましたが、私としては、日々の暮らしぶりを見たかったです。
ここにも、「戦争の犠牲者」は、いました。
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