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ウルルン2008…メキシコ、サンタロザリア

昨夜のウルルンは、カリフォルニア湾の町、メキシコのサンタロザリオが舞台。
旅人は、俳優の松尾諭さんでした。

松尾さんは、ベテラン漁師のネッツァさん宅にホームステイし、
特大の疑似餌を使った、巨大イカ(オオアカイカ)の一本釣りに挑戦。

釣り上げられた巨大イカは、その場でさばかれ、
胴体の身の部分以外は海に…
このイカの多くは、日本に輸出されるそうですが、
「冷凍のロールイカ」のことでしょうか?

イカの料理法は、マリネやフライぐらいという現地の人に、
料理が得意(好き?)な松尾さんが、日本料理を紹介することに…
披露したのは、バーベキュー・・・表面はこげ、中身は生で不評。
あれが日本料理と思われてもね。
バーベキューは日本料理じゃないし。
でも、バーベキュー以外は好評だったので一安心!

ところで、取材中にホームステイ先のお祖父さんが亡くなられました。
家族の一員の松尾さんも号泣。
喜びだけでなく、悲しみも共有してこそ、本当の家族と言えるのでしょうね。

父を失った漁師のネッツァさんにとって、
たとえ一時でも、悲しみを忘れさせてくれるものは、漁しか無いのでしょうね。
深く納得です!

今まで、取材中に家族が亡くなった事など無かったのでは…?
見ていた私も、もらい泣き…

別れの時になり、松尾さんがした家族へのお礼は、
イカ墨での習字でした。
それぞれに適した言葉をしたため、家族全員にプレゼント…

昔、「イカ墨で書いた文字は消える」と聞いたことがありますが、
きっと、セピア色になっても、文字は消えないのでしょう。

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