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2008年5月

『ヴィレッジ』

地上波で放送されていた『ヴィレッジ』(録画)を見ました。
予備知識も無いままだったので、期待し過ぎていました。

1897年、森に囲まれた閉鎖的な小さな村、
自給自足とは思えない程、
村人達が、豊かな暮らしをしていたのも、合点がいかなかったですが、
連続して起こる不可解な事件も、不気味と言うより、何故か胡散臭かったです。

指導者らしき人物の、エドワード・ウォーカー(ウイリアム・ハート)にしても、
善人の仮面を被っているかの様に感じました。

恐怖を体験した、ウォーカーの娘アイビーや、
瀕死の重傷を負わされた、彼女の恋人・ルシアン(ホアキン・フェニックス)が、
可哀想だったのですが、
ノア(エイドリアン・ブロディ)に至っては、まるで“生け贄”でした。

また、シガニー・ウィバー(ルシアンの母親役)の存在感の無さも、残念でした。

ラストは、いかにも種明かしといった風で、前半の疑問は晴れたのですが、
必要無かった様にも感じましたね。

要するに、この村はアーミッシュのたぐいだった訳なのですが、
ただ、アーミッシュと違う点は、
宗教上と言うより、現実社会からの逃避でしかないということ。

結局、この村にしても、多くの新興宗教にしても、
親の価値観を押しつけられる子供達が、
最大の犠牲者ではないでは?と思いました。

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「ストーリー・ガール誕生」 フェリシティ

「(神様は)形が無いものは下さるけど、お金は無理よ。

学校の図書購入資金のために予定されていた“幻灯会(げんとうかい)”が、
セーラの勘違いから駄目になってしまいました。

ヘティから、
「自分達が使う本なのだから、自分達で努力しましょう。」と言われた子供達…

“本は悪い物”と決めつけている母親からは、
寄付金は貰えないと判っているクレミーは、「神様にお願いする。」と言うのでした。

アン・シリーズや、「大草原の小さな家」シリーズでも感じた事ですが、
100年前には、子供達の身近にも、(キリスト教の)神様がいたみたいですね。

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<第1シリーズ>
第2話「ストーリー・ガール誕生」(The Story Girl Earns Her Name)より

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「すてきな看護婦さん」 マリラ

ちょっとお巡りさん、口を開けて眠るのは感心しないわ。
バイ菌につけ込まれますよ。

確かにそうですね。
でも、眠っている間の事はどうしようもないですよね。

マリラは、
「お巡りさんが居眠りしてちゃ駄目でしょ。」と言いたかったのでしょうね。

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<第1シリーズ>
第3話「すてきな看護婦さん」(The Quarantine at Alexander Abraham's)より

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「留守番は大混乱」 フェリックス

大人の耳が聞こえなかったら、子供は正直になれるのにな。

キング家の大人達が留守の日、
知事夫人のアグネス・ラストンが訪ねて来ました。

アグネスは、以前、隣に住んでいて、
子供の頃のアレックを可愛がってくれた女性なのですが、
子供達は、耳の遠いイライザ大叔母さんと間違えてしまったのでした。

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<第1シリーズ>
第6話「留守番は大混乱」(Proof of the Pudding)より



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「留守番は大混乱」 フェリシティ

悪さには罰を、悪さには罰よ。

おかあさん、春の大掃除は春にすべきよ。
今しないと、来年まで、ずるずると延びてしまうわ。

父親なら、子供の為に、楽しい家庭をつくるのが先でしょ。
そんな贈り物をするよりも
…」

悪いことした人って、必ず人のせいにするものよ。

『家庭百科』にも、子供はお客さんが来ると、はしゃぐって書いてあります。

『家庭の友』を見るのやめて、お母さんを見習おうと思うの。
だって、お母さんって、素敵なお母さんなんだもの。

セーラ、あなたがお父さんは正しいって信じるなら、あたしだって信じるわ。

第6話「留守番は大混乱」では、フェリシティが大活躍。
両親だけでなく、ヘティもオリビアも留守になってしまったからです。

しっかり者のフェリシティは、
お母さんの代わりを務めようと張り切ったのですが、失敗の連続でした。
しかもセーラからは…

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<第1シリーズ>
第6話「留守番は大混乱」(Proof of the Pudding)より

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駄菓子屋 (1)

私の子供の頃は、子供の数が多かったせいか、
パン屋、(普通の)お菓子屋、そして、駄菓子屋が多かったです。

駄菓子屋のお菓子は、現在でも、あまり変わっていないようですが、
昔のお菓子は、紙やセロファン紙で個包装されていました。

女の子達は、綺麗なセロファン紙を捨てずに取って置いて、
小さな折り鶴を作ったりしていました。

また、個包装されていない物も多く、
あまり衛生的では無かったかも知れません。

お菓子屋さんには、3個で5円の飴が売られていましたが、
私は、茶色の“ニッキ”や、
俵型に白い線の入った“ハッカ”の飴ばかり買っていました。

また、次々と色の変わる「変わり玉」という飴があって、
始終、口から取り出しては見るのですが、今思えば不潔ですよね。

ただ短気だった私は、すぐ噛んで綺麗な断面を眺めていましたが…

駄菓子屋で買うことを、親から、とやかく言われる事は無かったけれど、
母から、唯一禁止されていた物がありました。
ゼリー(多分、寒天だと思う。)です。

ゼリーは、細長い透明のガラスの管に入っている物と、
透明なガラスのカップ入りで、木箱に直接臥せて売られていた物がありました。

どちらも、どぎつい色で着色され、埃っぽい場所に置かれていたことが、
禁止された理由だったのでしょう。
(ゼリーや寒天が何よりも好きだったのに…)

でも私が麻疹に罹った時、母は、その禁断のゼリーを買って来て、
食べさせてくれました。

高熱の上に扁桃腺も腫れて、何も喉に通らなかったからなのでしょうが、
もしかしたら、母の脳裏に“死”が過ぎったのかも知れません。

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ウルルン2008…ベトナム、ギアタン村

昨夜のウルルンの地はベトナム、
旅人は、ダンサーで振り付け師のパパイヤ鈴木さんでした。

パパイヤさんは、地元の「竹馬パフォーマンス集団」に頼まれて、
竹馬の振り付けを考案する傍ら、自らも竹馬乗りに挑戦しました。

竹馬と言っても、日本の竹馬とは違って支えになる物が無く、
足の甲と膝の下を縛って固定する仕組み。

そのため、バランスを崩した時は倒れるしか無く、大変危険なのです。
まして、あの巨体(100キロとか)ですからね。

乗れない内は、みんなに支えて貰うから良いのですが、
少し慣れた頃が危険なんですよね。

案の定、どうにか杖無しで歩けるようになった時、
倒れて右腕を骨折していまった…!

怪我を押して、振り付けに頑張った甲斐あって、
村の「竹馬組」は、「竹馬おやじダンサーズ」にバージョンアップ出来ました。

パパイヤさんは、日本ではしたことが無いという家事労働に始まり、
無理なランニングによる発熱、そして骨折と散々な旅でしたね。

それでも、それらを差し引いても余りある収穫があったのでは、
と思いたいですね。

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「アボンリーの魔女」 ペグ

魔法よりもっと強い力があるのさ。
自分をしっかり信じれば、思った以上の力が出るんだ。
そうじゃないか?

今年の「スペリング・コンテスト」の会場がアボンリーということで、
張り切るヘティは、生徒のミスも容赦しない。

スペリングが苦手なフェリックスは、「おバカさん帽子」を被らされてしまい、
“学校に行きたくない。”と言い出すのでしたが、
この時の、アレックとジャネットの意見の違いが興味深かったです。

ある日、吹雪の中でペグ・ボウエンに助けられたフェリックスは、
「魔法の石」を貰いました。
「石」のおかげで、実力を発揮出来るようになったフェリックスでしたが…

それにしても、「びりっけつ・とんま」と訳された原語って…?

<第1シリーズ>
第12話「アボンリーの魔女」(The Witch of Avonlea)より

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ちょうちん袖

私の子供の頃は、Tシャツやトレーナなど無かったから、
女の子はみんなブラウスとスカート、又は、ワンピースといった服装で、
今の子供より、よっぽど、お洒落だったと思います。

半袖になる今頃は、ちょうちん袖の白いブラウスを着ていましたね。
綿ブロードやキャラコ地のブラウスの胸には、ピンタックや刺繍があり、
花の刺繍が施されたショールカラーの周囲と、
パフスリーブの袖口(スナップ付きの細いカフスかゴム)には、
細幅レースのフリルがありました。

夏のスカートは、ピケなどの厚手木綿の吊りスカート(大抵ギャザー)で、
冬は、ウールの吊りスカート(大抵プリーツ)か、ジャンパースカートでしたね。

真夏は、ほとんどワンピース。
真夏であっても「よそ行き」の時は、
“お洒落なお姉さんは着るんだって…”と母から言われ、
暑いのにも関わらず、下着を着けさせられましたが、
それは母の手作りの、可愛い綿レース付きのスリップ(シュミーズ?)でした。

お出かけの時は「よそ行き」に着替えるわけですが、
「普段着」(常着=つねぎと言っていました。)でも、
けっこう可愛い服装をしていましたね。

ブラウスになる前は、みんな毛糸の半袖セーターを着ていました。
素材は、綺麗なパステルカラーの合細毛糸で、
レース編み風の、機械編み仕立てでしたね。

ウエスト部分のゴム編みが長く、着丈が短めなのが特徴。
胸元がヨークになっているデザインもありました。
袖はもちろん、ちょうちん袖です。
長袖から半袖のセーターになった時は、決まって“ちくちく”感じて嫌でした。

当時は機械編みが盛んで、毛糸屋さんで好みの糸を選んでは、
機械編みの出来る人に頼んでいましたね。
(私の場合は、叔母(母の妹)でした。)

母の専門は和裁で、洋裁は雑誌などを参考にして作っていたようなのですが、
スリップからワンピースだけでなく、
中学、高校の制服やコートまで母の手によるものでした。
そのため、既製服を着ていた他の子が羨ましく思ったものです。

でも、今となってみれば、母の気持ちが充分理解出来るのです。
私も娘がいたのなら、きっと手作りしていたでしょうからね。

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「ようこそ『赤毛のアン』の国へ」(3)

20日放送のゴガクル「ようこそ『赤毛のアン』の国へ」は、
マシューが、アン憧れのパフスリーブ(ちょうちん袖)のドレスを作ってくれるよう、
レイチェル・リンド夫人にお願いする場面でしたね。
(25章「Matthew Insists on Paffed Sleeves」)

最初、マシューは、カーモディのゼネラルストアで、ドレスを買おうとしたのですが、
大変内気な彼は、ローソンの店の若い女性(姪?)に上手く言えなくて、
必要でない熊手、乾草の種、黒い砂糖を買ってしまったのでした。
その結果、マリラにひどく怒られたのですが…

マシューが、どうにか話せる女性と言えば、唯一、レイチェル・リンド夫人だけ。
リンド夫人が“親切で世話好きな人”ということもあるのですが、
マリラが、地味で実用一点張りの洋服しか作ってやらないことを、
“間違っている”と思っていたこともあって、
頼みを、快く承知してくれたというわけなのです。

マシューは、マリラに知れたら、反対されると解っていたから、
“アンを驚かせたいから、マリラにも内緒”にして…”と
リンド夫人に頼んだのですよね。

リンド夫人は、二段のふくらみと長いカフスの袖のドレスを仕立ててくれ、
お揃いのリボンも作ってくれました。
これを機に、マリラも流行を取り入れて作ってくれる様になったのでしたね。

だけど、なぜ茶色だったのでしょう?
最初に読んだ時、それが疑問でした。
子供だったから、“昔は、女の子も茶色のドレスを着たの?”と思いました。

リンド夫人は、“アンには茶色が似合う”と言っていたし、
アン自身もいつも“赤毛にピンクは似合わない”と嘆いていましたね。
確かに、グリーンアイズに茶色は合いそうですよね。

東洋人と違って、欧米人は、
髪や目の色で、洋服などの色を選ぶことを、『赤毛のアン』で知りましたよ。

ところで、ミーガン・フォローズの映画では、
ドレスは、マシューが雑貨店で買ったことになってましたよね。
(この時の店員さん役は「アボンリーへの道」のオリビア(マグ・ラフマン)でした。)
しかも、ドレスの色は淡いブルーでした。

“原作通り、リンド夫人が縫ったことにしたら良かったのに!”
と残念に感じましたね。
その方が、マシューの愛情だけでなく、リンド夫人の気持ちも伝わったのにね。

下の画像は、『「赤毛のアン」の生活事典』(5月8日の記事)の中の、
1ページです。
(8日の記事にも、「アボンリー村の想像図」の画像を加えました。)
20080523

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COOL JAPAN…家電(Electric household appliance)

「世界一」かどうかは判りませんが、日本の家電は、とにかく凄いです。
多機能は当たり前、電子レンジにオーブン機能が無い方が信じられないくらい。

でも、一つの機能が壊れたら、全てが使えない家電もあるし、
確かに必要でない機能もありますね。

電子レンジで言うなら、調理終了後、すぐ取り出さないと、
咎める如く、「ピッピッピィー」と鳴るのは、(私にとっては)不必要ですよ。

終了音が聞こえない場所にいたなら、
「ピッピッピィー」だって聞こえないのですからね。

いつも、“判ってますよ~、今、手が離せないだけ…”と、
取り敢えず、レンジの扉を開けて置く私。

「モデルチェンジが早くて修理出来ない。」と言うことも、多々ありますね。
部品が無いと言われれば、
どんなに気に入っていても、捨てるしか無いのだから悲しいです。

「ポイント付けるくらいなら、その分負けて!」ほんと、そうですよね。
ポイントには期限があるから、特に、高額商品を購入した時などは、
「何かを買わなければ…」となる訳です。

以前、“ポイントか、現金割引か”を選べるお店があって、
現金割引にしたのだけれど、割引額はポイントの半分以下でしたね。

結局、ポイント還元にしても、親切な販売員にしても、
全ては、売らんが為なのですよね。

進化し続ける日本の家電、将来は一体どうなるのでしょうね?
ワープロを使っていた頃や、フロッピーが使えたWin95の頃が懐かしいですよ。

今回の“best of cool”は、「多機能家電」でした。

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「魔女の妙薬」 ペグ

アボンリーの大人達からは蔑まれ、
子供達からは“魔女”と恐れられているペグ・ボウエン。
でも、彼女の言葉は、いつだって的を射ているのですよね。

教会に来るよう牧師さんに言われた時には、
あたしゃ、いつも森ん中で、神に祈ってる。
花や森の生き物に囲まれて、好きな時にね。

ヘティに対しては、
いつもあたしを見下してるけど、あたしとあんたの違いはねえ、
あたしが大っぴらに言うことを、あんたはドアの陰で言ってることだけさ。

ピーターの父親については、
この土地じゃ難しいことだよ。
ここじゃ、まともなこと言うと、なぜか頭がおかしいって言われるのさ。

ところで、
相手が傷付く事なんか、お構いなしに、思ったことを言ってしまう人と、
人当たりは穏やかで優しいけれど、実は腹黒い人とでは、
どちらの方が怖いのでしょうか?

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<第1シリーズ>
第9話「魔女の妙薬」(Conversions)より

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『フェビアの初恋』

『フェビアの初恋』(村岡花子・訳 新潮文庫)は、
原題をWhite Fawn(白い子鹿)と言って、オリーブ・ヒギンズ・プローティの小説です。

オリーブ・ヒギンズ・プローティと言っても、ピンと来ない方でも、
ベット・ミドラー主演の『ステラ』(1990)の原作、
『ステラ・ダラス』の作者と聞けば、お判りかも知れませんね。

『フェビアの初恋』は文庫本としては厚い本で、
40年前の金額は180円。
(昔の文庫本は、今より文字が小さかった。)

舞台は、20世紀初頭のボストン、
社交界デビューを迎えた少女の内面を描いた物語です。
内向的なフェビアにとって、社交界は苦痛でした。

そんなフェビアにも、相応しい男性との運命の出会いがあったのだけれど、
お約束の“身分違い”という壁が立ちはだかっていて…

モンゴメリの作品にも通じる事ですが、いわゆる少女趣味と言うか、
上流家庭のインテリアや、ドレスの素材やデザインなど、
形容詞過多な描写に、すっかり魅了させられたのでした。

自分の現実とは、あまりにもかけ離れていたにも関わらず(だからこそかも)、
感情移入してしまったのです。

数年前に再読してみたけれど、かつての感動が蘇ることも無く、
嫌でも、自分の年齢を実感させらたのでした。

ところで、あのブックカバーの美しい絵は、
誰の手によるものだったのでしょう?
書店で手にしたのも、その絵の美しさに惹かれたからでした。

故あって、今は掛かっていないブックカバー、
今となっては、あの美しい少女の絵は“まぼろし”だけど、
記憶の奥底から、微笑みかけてくれます。

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四川大地震

5月12日に中国で発生した「四川大地震」での犠牲者の数は計り知れない。
報道番組では、それまでの「北京五輪」関連ニュースから一転し、
「四川大地震」関連ニュースばかり、その映像は、まるで地獄絵の如しです。

地震発生1週間を過ぎ、生き埋めになった人達の中に、
生存者がいる可能性が非常に低くなったことから、
救出活動を行っていた日本の国際緊急援助隊も、撤退する模様です。

ところで、“藁をも掴む”状態の被災者にとっては、
日本の援助隊が、ヒーローに感じたようなのですが、
トピックスによれば、救助活動を現場で統括している人民解放軍にとっては、
日本の救援隊は、必ずしも歓迎されておらず、
むしろ「招かれざる客」だった様なのです。

“せめて、2日早く来たかった。”と悔しがる日本隊に対し、
中国側が、日本側に指定した現場は、既に捜索済みだったり、
中国側も“救助は不可能”と、匙を投げた場所だったのです。
“もし、日本隊が生存者を発見したら、メンツが立たないから。”
というのが、その理由とか。

“連絡取り合っているはずなのに、なぜ、すぐに移動になるのだろう?”
と思っていた私は、
“そんな馬鹿な・・・まさか嘘でしょ?”では無く、
“さもありなん”と、いたく納得してしました。

結局、人命より、国家としての体面の方が重要ということなのでしょうか?
中国やミャンマーに限らず、国家とはそういうものかも知れません。

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「ウルルン2008」…フランス、ブルターニュ地方

昨夜の「ウルルン」は、女優のかとうかず子さんが旅人でした。

かとうさんは、洋菓子店の経営者、ヤニック・ゴーチエさん宅にホームステイして、
海藻、蕎麦粉を使った新作サブレー作りにチャレンジしました。

本来、お菓子作りには、無塩バターを使用するのですが、
ヤニックさんが作るお菓子は、
地元の天然のゲランドの塩が入っている有塩バターを使用していました。

私も昔、お菓子作りしていた頃、
初めはレシピ通り、ショトニングや無塩バターを使っていたのだけれど、
ある時、マーガリンの方が良いような気がして、
冷蔵庫にある、普通の有塩マーガリンにしてみたところ、断然美味しかったです。

甘さ控えめのクッキーの生地に、砕いた乾燥桜エビや、
黒ゴマ、摺り下ろした人参などを加え、
それぞれ違う抜き型を使って、作った記憶があります。
(有塩にする場合は、逆に、砂糖を減らすのがコツ。)

ところで、ここ数年来、お菓子のことを、「スイーツ」と言っていますが、
洋菓子を「スイーツ」と言うのは、別に異論は無いけれど、
(洋菓子には、甘い物しか無いのでしょうか?)
和菓子まで、「スイーツ」というのには、少なからず違和感を覚えます。

和菓子には、甘いお菓子の「羊羹」にも、塩味の「塩羊羹」などもあるし、
「煎餅」のように、甘くないお菓子もあります。
さすがに、辛い「煎餅」のことまで、「スイーツ」とは言わないのでしょうけれど、
では一体、何と言っているのでしょうか?

話が逸れてしまって、すみません。

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「アビゲールの赤ちゃん」 レイチェル

誰にも来て欲しくない時に限って、次から次へと人が来る。
どうして!?

意地を張って、赤ちゃんを引き取ったレイチェルでしたが、
赤ちゃんの世話に、てんてこ舞いです。

そうなんですよ。
忙しい時や、外出間際などに限って、
なぜか、来客があったり、電話が掛かってきたりするのですよね。

<第1シリーズ>
第8話「アビゲールの赤ちゃん」(Malcolm and the Baby)より

 

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布オムツ

今は「紙オムツ」が主流のようですね。

我が子が誕生した頃、殆どのお母さん達は、外出時のみ「紙オムツ」を使用し、
普段は「布オムツ」を使っていたように思います。

特別忙しい人には、「レンタルオムツ」というのがありました。
とにかく、「布オムツ」は、思い出すだけでも大変でしたよ。

楽しかったのは、作っていた頃だけですね。
勿論、出来合いの「布オムツ」も市販されていましたが、
私にとって、オムツを縫う事は楽しみの一つでした。

オムツ地を裁ち、輪にした部分を伏せ縫いにするのですが、
ドビー織りの生地は、針の通りが抜群に良いので、何の苦も無かったです。
60枚位は縫ったでしょうか。

使い出した途端、楽しみは吹っ飛びましたね。

まず、トイレで水を流しながら洗ってから、
オムツ専用の消毒液が入ったバケツに浸け置きし、
ある程度たまると、すすいでから、ようやく洗濯機で洗うのですが、
脱水後のオムツは、絡まっていて、解して干すだけでも一仕事でしたね。

乾いたオムツは、2枚1組に畳んで終了となりますが、
この作業を、1日に数回繰り返す訳です。

お天気が悪いと、1枚ずつアイロンを掛けなくてはならず、
40~50枚ともなると、時間も掛かり、雨天が続くと本当にウンザリでした。

そのために、洗濯乾燥機を購入したのですが、
オムツカバーは乾燥機に入れられないのですよ。
特に、フェルト地の新生児用オムツカバーは乾き難く、何枚も必要でした。

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COOL JAPAN…友達(Friend)

cool japan、テーマは「日本の友達」。

一般の人達に、“友達になったきっかけ”をインタビューしてみると、
「同級生」「職場が同じ」「趣味が同じ」等でした。

また、ファッションの趣味が同じだったり、
出身地が同じ(県人会)だったりするのもありましたね。

これ、日本人から見たら、当然な結果に思えるのですが、
意外にも、外国人には、そうではないようです。
外国の人は、電車の中や銀行で待っている間でも、友達は作れるそうです。

友達と「共通の話題」が持てる事って、結構、重要ですよね?
それに、日本人は、自己主張も、初対面の人と本音で話すことも苦手だから、
尚のこと、外国人の様にはなれないと思いますね。

ところで、「銭湯」が話題にのぼりましたが、
普通に「銭湯」(温泉も)に行ける人が、私には理解出来ないのです。
なぜ、場が「浴場」だと、平気になれるのでしょうか?

それは、さておき、
「400人の友達」がいると言う女子高生が紹介されました。
ただ、携帯電話に登録されているだけにも思えるのですが、
果たして、全ての人が把握できているのでしょうか?
もし、出来ているとしたら、ほんとに凄いですね。

最後に「男女間での友情は成立するのか?」のテーマ、
アンケートの結果によれば、「しない」と答えたのは、圧倒的に男性でした。

「友情」が、対等な人間関係において成立するものであるとしたら、
「成立しない」と答えた男性の潜在意識には、
少なからず「女性蔑視」があるのかも知れない…と思いました。

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「うわさの恋人」より レイチェル

「ポッツ夫人、言っとくけど、
おしゃべりが過ぎると、人の信用を無くすわよ。
目はしっかり開けて、口は閉じとく方が身の為よ。」

ポッツ夫人のくだらない噂話に、レイチェルのきつ~い一言…
よくぞ言ってくれました。
言いたくても、中々言えないですからね。

ポッツ夫人のような人って、どこの国にも居るのですね。

<第1シリーズ>
第4話「うわさの恋人」(The Materializing of Duncan McTavish)より

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「すてきな看護婦さん」より レイチェル

問題は、あたしが楽かどうかじゃないんです。
生徒にとって、何がベストかです。

何もしないでいたら、何も覚えられないのよ。

義務を果たしただけです。同じ人間同士、助け合わなきゃ。

何かあると、全部人のせいにする人っているもんだわ。

レイチェル・リンド夫人は口うるさくて、近所にいたら、ちょっと嫌なタイプですよね。
でも、仕事はテキパキこなし、面倒な事柄から逃げたりしない女性なのです。
つまり、“口だけの人”では無いということですね。
そう、“有言実行”、やるべき事は、キッチリやる人なのです。

「すてきな看護婦さん」でのレイチェルは、
日曜学校の先生になったのでした。

『赤毛のアン』のファンの方ならお気づきでしょうが、
このお話は、アン・シリーズ、『アンの友達(Chronicles of Avonlea)』
(村岡花子・訳 新潮文庫)の中の、「隔離された家」とほとんど同じ・・・
でも、主役はレイチェルではありません。

主役は、エンジェリナ(ピーター)・マクファーソンですが、
アレクサンダー・エイブラハム(・ベネット)も、ジミー・スペンサーも同じ、
違う点は、「隔離された家」ではハッピーエンドだったことです。

ちなみに、「すてきな看護婦さん」も「隔離された家」も、
原題は「The Quarantine at Alexander Abraham's」と、同じです。

<第1シリーズ>
第3話「すてきな看護婦さん」(The Quarantine at Alexander Abraham's)より

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迷惑電話 (2)

迷惑電話の一つに、一方的な長電話がありますよね。

相手の迷惑にも気付かず、平気で長電話する人って、
どんな神経しているのでしょうね…?

一応「今、いい?」と聞いてはくれるのだけど、
中々「ノー」とは言えなくて…
私だって、暇を持て余している訳じゃないのですよ。

問題は内容なのですよ。
長電話する人は、大抵、愚痴とか他人の批判(悪口)も多く、
その上、何度も話すので、心の中では「それ、前にも聞いたけど…」です。
興味のない話に付き合わされるのは、はっきり言って苦痛です。

それでも、私なりに、一生懸命アドバイスしているのですが、
結局、長電話する人って、アドバイスして欲しいのでは無くて、
ただ、聞いて貰いたいだけみたいです。

本人は、それでスッキリするかも知れないけれど、
こちらのストレスは、どうしてくれるの…

しかも、長話で喉が渇くらしく、
必ず、途中でお茶を入れている音が聞こえるのですよ。

出来れば、30分以内にして欲しいのですが…

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「ウルルン2008」…オーストラリア、クーバー・ピディ

昨夜も見ました。ウルルンを…

今回の旅人は、お笑い芸人の“ヒロシ”さん。
目的地は、オーストラリア内陸部にある砂漠地帯の「地底都市」クーバー・ピディ。

クーバー・ビディは、オパール産出量が世界一ということで、
一攫千金を夢みて、世界40カ国から“山師”が集まっているとのこと。

ヒロシさんもマイホームを建てるべく、オパール掘りに挑戦…
しかし、最初の運転手にしても、ホームステイ先のジョーさん達にしても、
いかにも“山師”然としていて、ヒロシさんはカモにされていた感が否めません。

ゴールド(オパール)ラッシュで集まった人達は、
みんな、したたかな“海千山千”ばかりでしょうから、
日本人をあしらう事なんかお手の物・・・考え過ぎでしょうか?
ギャンブル嫌いの私の偏見だったら御免なさい。

オパールを掘り当て一攫千金…
“男のロマン”を追いかけている当人達はそれでいいでしょうけど、
そんな男に振り回され、家計を支える女性達は可愛そうです。
私には、どうしても身勝手なギャンブラーにしか思えなくて…

最近のウルルンは、以前ほど感動を覚えることが出来なくなりました。
ワクワク感やドキドキ感も…クイズも無くなってしまったし…
ナレーションのせいかも知れませんが…

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COOL JAPAN …もったいない(Mottainai)

今回の「クール・ジャパン」は、日本の“もったいない精神”。

ノーベル平和賞を受賞されたワンガリー・マータイさんが世界に広めた
「MOTTAINAI」ですが、外国人には、まだまだ浸透されていない様子でした。

日本人にとっては、タンクに流れる水で手を洗えるトイレは普通ですが、
これ、日本だけと知り驚きましたね。

水量に“大・小”の区別があるのも日本だけとか…日本って凄いですよね。
(でも、残念ながら、“小”使う頻度は少ないと思うけれど…)

チリ紙交換も日本だけとか…
日本でも、「チリ紙交換」が登場する以前は、
「廃品回収」業者に引き取って貰って換金していましたね。

「風呂の残り湯」での洗濯は、“不潔”と言うことで外国人には不評の様でしたが、
日本人は、毎日入浴する訳ですし、
“すすぎ”では、水を使うのだから“不潔”では無いと思うけど…?
(これ、外国の人達に説明してなかったみたいでしたが、言うべきでは?)

日本は豊かな国なのに、貧乏くさいとか、
「光熱費を払うのは私なんだから…」と言う人がいるけれど、
個人的な問題としてでは無く、地球規模で考えたら、
限りある資源を無駄には出来ないと思うのです。
スタジオに、ドイツ人がいなかったのが残念でした。

最後に取り上げられた「きもの」、
母、娘、孫…と何代にも渡って受け継がれる着物ですが、
「もったいない」とは、ちょっと違う気がします。

キモノは単なる衣類ではなく、思い出が込められた高価で大切な財産、
近しい女性に伝えたいと思うのは当然でしょう。
決して単に「もったいない」だけではないと思いました。
今回のテーマに、「キモノ」が加えられたのは疑問でした。

ベスト・オブ・クールに選ばれたのは「日本のトイレ」、納得です。

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日光・月光菩薩

現在、東京国立博物館にて、
平城遷都1300年記念の特別展「国宝 薬師寺展」が開催されていますね。
(~6月8日まで)

先日、NHKスペシャルでも、
「日光・月光菩薩 はじめての二人旅~薬師寺 1300年の祈り~」
を放送していましたね。

薬師寺のお坊さんも、菩薩の背中を初めて見たとのこと…
(なんと美しい曲線の背中なんでしょう!)
同じと思われていた高さも重さも、僅かながら違っていた…

私は全くの無信心者ではありますが、
お寺や神社は建築物として、仏像は美術品として、とても興味があります。
(大抵の人がそうでしょうが…)

国宝の日光・月光菩薩立像などが公開されているとあれば、
是非とも見たいとは思いますが、たとえ美術品として鑑賞する場合でも、
仏像はお寺にあってこそ、意味があるようにも思えるのですね。

ところで薬師寺と言えば、修学旅行で行かれた方も多い事でしょう。
私も40年前に訪れましたが、忘れられないのはお坊さんのお説教です。

白鳳時代の話に及ぶと、「…私は柏戸のファン…」と仰ったのでした。
当時の角界は、柏鵬(はくほう)時代(柏戸と大鵬)だったからなのですが、
その言葉だけしか覚えていないなんて、情けないですよね。

のちに知った事によれば、
拡声器を片手に説明されていた、そのお坊こそ、
「高田好胤」さんだったかも知れないのです。

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筆記体

最近の中学校では、英語の筆記体を教えないみたいですね。
うちの子も、筆記体は習わなかったと言っていました。

私達の頃は、中学生になりたての、まだABC~もあやふやな時、
真っ先に習うのが、アルファベットの書き方でした。

ブロック体(当時は活字体と言っていました。)と筆記体の、
大文字と小文字を、ラインの入った英語のノートに、
繰り返し書いて練習したものでした。

授業で使う書体は、
教師が黒板に書くのも、生徒がノートを取るのも、全て筆記体でした。

当時は、中間・期末などのテストも、教科の先生が、ガリ版で作っていました。
ロウ紙(パラフィン紙?)に鉄筆で書いて(切って)…
当然、テスト用紙も、生徒の答案も、筆記体でした。

そのせいか、今でも筆記体で書いてしまいます。
筆記体の方が断然早いし、書きやすいです。
ブロック体(特に小文字)は書きにくいのです。

筆記体は書く人の個性が出るので、現代人には読みにくいかも知れませんが、
覚えれば便利だと思いますが…

今では、先生自身も筆記体を書けないのかも知れませんし、
受験に関係ないことは、教えないのかも知れませんね。

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『「赤毛のアン」の生活事典』

『「赤毛のアン」の生活事典』 A Guide to the Good Old Days
(テリー神川・著 講談社)
この本との出会いは、約10年前・・・書店の棚で、私を呼んでいました。

当時、「アボンリーへの道」の虜になっていた私は、
webサイトを検索したり、書店や図書館にも、足繁く通っていたのです。

カナダのこと、まして、100年前のことは疑問ばかり…
でも、この本が、数々の疑問に答えてくれました。

私にとっては、“『赤毛のアン』の世界をもっと知りたい。”と言うより、
“『アボンリーへの道』の時代のことを知りたい。”のでした。

1890年頃のキャベンディッシュの地図や、アボンリー村の想像図、
当時の写真やイラストが満載で、いつも手元に置きたい大切な一冊です。

『赤毛のアン』には興味が無い人でも、
100年前のプリンス・エドワード島の暮らしを知りたい人になら、
面白い本になること請け合いです。

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目次だけ書いてみましたので、興味のある方はご覧になってみてください。

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「昭和が終わった日」

「昭和の日」を考えたら、
1月7日に放送された、『昭和が終わった日』という番組を思い出しました。
(「昭和の日」に再放送されました。)

その中で、最も印象深かったのは、元BC戦犯の飯田進さんの言葉でした。
「誰も、戦争(人殺し)をやりたくはなかった。
天皇の命令で、人殺しをさせられただけなのだ。
その結果、敵にも味方にも、膨大な死、
そして、BC級戦犯として大勢が処刑されたというのに、
最後まで、(天皇から)一言の詫びの言葉も無かった。」(要旨)

紙切れ一枚で召集され、戦場に露と消えた若い命たち…
犠牲者は兵士だけではありません。

また、こんな新事実も、
「戦後25~50年間、アメリカ軍が沖縄に駐留することを提案したのは、
昭和天皇自身だった。」信じられない…

それでも、昭和を美化し、懐かしむのですね。
でも、昭和30年代を、レトロと言っている人というのは、
戦争を知らない世代の様にも思えるのですが…

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「祝日」考

大型連休も、今日で終わりですね。
とは言っても、我が家には関係無いことですが…

ところで、「飛び石連休」という言葉、今では死語なのでしょうか?
子供の頃は、暮れに新しいのカレンダーを貰うと、
必ず、翌年の祝日をチェックしたものでした。
(祝日のことを、旗日と言っていました。)

旗日が日曜日と重なっていたりすると、ガッカリしましたね。
以前は、名前の無い「国民の休日」や「振り替え休日」なんて無かったから…

チェックと言えば、自分の誕生日が何曜日なのかも調べましたね。
何曜日であっても、別に変わりも無いのにね。

ところで、昨年から4月29日が「みどりの日」から「昭和の日」に変わりましたね。
それに伴って、5月4日が「みどりの日」になった訳ですが、どうも疑問です。

4月29日を「昭和の日」にする案は、当然、初めからあったでしょうが、
「みどりの日」に決定したのには、それなりの理由があったはず…

それなのに、20年近くも経ってから変えた裏には、
ある方面からの圧力があったのでは…と思わずにはいられません。

祝日の名称変更によって、莫大な税金が消えるわけですし、
そんな事より、やらなければならない事があるでしょうに。

それにしても、「明治の日」も「大正の日」も無いのに、
「昭和の日」にこだわった本当の理由は何だったのでしょうか?

考え過ぎなら良いのですが、どうしても、きな臭さを感じてしまいます。

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「ウルルン2008」…イタリア、キオッジャ

昨夜のウルルンは、アリtoキリギリスの石井正則さんが旅人。
まぼろしの「モレッケ」を求め、イタリアのキオッジャを旅しました。

「モレッケ」とは、いわゆる「ソフト・シェル・クラブ」ですが、
脱皮した直後の「ミドリガニのオス」だけを指す名称とのこと。

石井さんは、地元の漁師・デニスさん宅にホームステイしましたが、
デニスさんから、「チビ」と呼ばれていました。

「チビ」、響きは可愛いけれど、呼ばれる側の表情は微妙でしたね。
デニスさんも、地元の人から、「デカ尻男」と呼ばれていましたが…

デニスさんは、奥さんのサラさんの尻に敷かれているご様子…
外国のテレビで愚痴ったりして可愛いですよね。
お財布も握られているみたいで、どこの国でも同じですね。

特に、イタリアの男性は、マンマに頭が上がらないとか。
番組に映っていた“ちょい悪オヤジ”達も、奥さんの前では子供なのでしょうね。

石井さん、念願の「モレッケ」を味わうことが出来ました。
デニスさんもホッとされたことでしょうね。

ところで、脱皮は、水温が低くてもしないのだとか、
やっぱり、寒いと脱ぎたくないのでしょうね…(冗談です。)

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ランチボックス

ピクニックに行くために、ガスが用意したお弁当…

ラヴェンダー色した六角形のお洒落な容器には 、
ホテルのシェフに作って貰った、本格的なお料理が詰まっています。

実は、これ以前に、二人のピクニックシーンがあったのですが、
カットされているのですよね。
どんな会話を交わしていたのか気になります。
ノーカット版(日本語字幕付きの)を見たいです!

ところで、この、お洒落な箱は、
ヘティ伯母さんが、靴の行商人のヒギンスさんから貰った、
チョコレートの箱と同じみたいです。(第37話「ヘティの求婚者」)
リサイクルしてますね。

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<第5シリーズ>
第54話「モダン・タイムズ」(Modern Times)より

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「日本国憲法誕生」

今日は「憲法記念日」。

NHKスペシャル「日本国憲法誕生」は昨年の4月29日に放送された番組で、
芸術祭 第62回テレビ部門、ドキュメンタリーの部の優秀賞を受賞。

「憲法記念日」に放送するのであれば、例え再放送であっても、
深夜ではなく、誰もが見られる時間帯に放送しても良かったのに…
私は初回放送に見ていたのだけれど、またしても録画。

GHQ占領下の日本で、いかにして、日本国憲法が誕生したか…
GHQにより、極秘の内わずか一週間で草案が作られたのだが、
その草案をめぐって、国際社会が注目していた。

第9条を象徴する「平和憲法」は日本の誇り、
基本的人権、生存権、男女同権、義務教育…

“日本の憲法は、アメリカに押しつけられた憲法だから改正するべきだ。”
と、改憲論者は言う・・・
然し、日本国憲法には、日本側の意見も反映されていた。

なぜそんなに戦争がしたいの…?
儲かる人がいるから…?

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「情熱大陸」

「情熱大陸」、興味深く見ています。
最近では、「さかなクン」が良かったです。

さかなクン(宮沢正之さん)は、いつ見ても明るく爽やか、
どんな時も一生懸命で、模範的な好青年ですよね。
青年と言うより、永遠の少年ですね。

さかなクンが描く魚のイラストは、とても愛嬌があって、
魚に対する、さかなクンの愛情が感じられますね。(ややこしい…)

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パッチワーク・キルト (3)

アボンリーに戻る途中、発作を起こしたレイチェル・リンドは、
ローズ・コテージで暮らすことになりました。

寂しくないようにと、グリーンゲイブルズから
レイチェルのお気に入りのキルトを、運んでくれたデイビーとドーラ…
(第75話「生涯の友」)

同じキルトは、フェリシティの幼友達のコリーンのベッドにもあったし、
(第77話「心の迷い」)
キング家にもありましたよ。(第83話「愛の再発見」)

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<第6シリーズ>
第75話「生涯の友」(Home Is Where the Hearts Is)より

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パッチワーク・キルト (2)

ヘティの農場で働いている少年ピーターが、流感に罹ってしまいました。
ローズコテージのリビングに寝かされた彼を、
母親、ヘティ、オリビアが懸命に看病しています。

この写真のパッチワーク・キルトですが、
キング家ではフェリシティが使っていて(第25話「ある母の愛」)、
デール家では、オリビアが使用していました。(第62話「もうかる話」)

ところで、パターンは、Dresden Plate(ドレスデン・プレート)でしょうか?

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<第1シリーズ>
第9話「魔女の妙薬」(Conversions)より

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「COOL JAPAN」…広告(Advertisement)

昨夜のクールジャパンのテーマは、「広告」でした。

日本独特である、電車の「中吊り広告」にしても、
町中にはびこる、おびただしい程の「宣伝広告」や「看板」、
また、広告を着て走る「ラッピングバス」にしても、
持ちつ持たれつの、商魂たくましい者同士が編み出したこと…
決して、外国人に自慢できる代物では無いと思うし、
むしろ、見苦しいです。

目障りで、美観を損ねているだけとしか思えないのですが…
それを、無理矢理(?)“クール”と言わせてしまう番組って…

「ノベルティーグッズ」にしても、
タダだからと、喜んでばかりはいられないのでは?
タダとは言っても、その分は商品価格に含まれているのでしょうし、
ゴミが増えるだけにも思えますが…

最後に紹介された「チンドン屋」、
「チンドン屋」は、歴史のある大道芸であり、パフォーマーですよね。
何より、見ていて楽しいし、しかも、“宣伝効果は抜群”とか…

“一生懸命やらない。店側にも客側にも付かないことが大事。”
この言葉に、いたく感心しましたね。
これぞ、日本の宣伝の姿ですね。

鴻上さんが選んだベスト・オブ・クールは、「ノベルティーグッズ」…
賛否の言葉は聞かれなかったような…?

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