「中国が日本を捨てる日」
ドキュメント’08
「中国が日本を捨てる日」~食糧自給率39%の贅沢~
を見て、私の目からウロコが落ちました。
輸入野菜には、残留農薬やポストハーベストの心配があることから、
たとえ、安かったとしても、以前から避けていました。
特に中国産の野菜には、
基準値を大幅に上回る残留農薬が検出されたこともあり、
今では、お店で中国産野菜を見かけることすらありません。
ところが、番組によれば、
元々中国では、農薬を使用することは無かったとのこと。
中国に農薬を持ち込んだのは、他でもない日本の輸入業者の方だとか。
10年程前、中国の生産農家に対して、
“形が同じで、虫食い一つ無い野菜”を作るため、
農薬を使うことを要求したそうなのです。
野菜は、工業製品では無いのに…
一方、安い輸入野菜の影響で、
日本の農家は、丹誠込めて生産された農作物の20%は廃棄処分となり、
作れば作るほど、赤字が増える状態…悲しい現実です。
また、国産の野菜が高いのも、
“大きさや形を揃えなくてはならないし、
きれいに洗浄し、パック詰めしなければならないからコストが上がる。”
と聞いたことがあります。
余談ですが、
中国製の漂白剤漬け割り箸にしても、
真っ白でないと、日本に買ってもらえないからなのでしょう。
結局、日本側にも責任はあるように感じましたね。
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コメント
コメントありがとうございました。
かなり前の番組なので、詳しいことは覚えていませんが、
この番組で取り上げられていたのは、野菜のことだけでした。
また、私は往々にして、逆説的に書くクセがあるため、誤解されたかも知れませんが、
決して中国側を肯定していないことをご理解ください。
農薬云々に関しては、中国側に農薬の恐ろしさも、使用基準値等も、
教えなかった様に記憶してます。
また使用を指導(強要)したのは、技術者では無く、商社の人間だったと思います。
要するに日本側は見た目重視だったようで、中国の農家に農薬の知識が無い事もあって、
虫食いや不揃い野菜は日本に買って貰えない、
とにかく買って貰いたい一心で農薬を過剰に使い出したと言うことだったと思います。
「安ければ何でも買う日本」これは、日本の国民ではなく、日本の商社なのです。
産地偽装にしても、「中国産」だと売れないと言うより、
安く仕入れた「中国産」を「国産」として売れば、儲けが大きいからなのです。
形状やパック詰めによるコストに関しては、この番組では無くて、確かNHK教育TVでした。
児童向けの番組で、生産農家の意見でしたが、説得力がありました。
中国側の意識を変えることが出来れば理想的ですが、
もし「激流中国」(NHKスペシャル)をご覧でしたらお解りでしょうが、
中国は日本とは比較にならないほど生存競争が激しく、
地方の農村地帯では、今も文盲も多いのです。
知的財産権問題にしても、冷凍餃子にしても、衛生観念にしても、
たとえ国家が取り組んだとしても難しい様な気がします。
教育が行き届いていない上に、「儲かる事なら何だってしてしまう」国民性の様ですし、
国家にしても、汚職も癒着もあって、都合の悪いことはメディアに流さない国のようですから・・・
これは、どこの国でもですが。
投稿: Michi | 2008年8月19日 (火) 00:58
そんなドキュメントがあっていたとは知りませんでした!
。
再放送される機会があれば、視聴してみようと思います
さて、そのドキュメントを見ていない為、ちょっと疑問に思ったことなどを。
まず第一に、日本が中国に農薬を教えた際、農薬の使用基準値を伝えていなかったのか?
という点が気になります。
日本の技術者はくどいくらい細かい説明をする人が多い(苦笑)ので、
使用法や危険性に関して説明がなされなかったとは考えにくいのですが…。
そのあたりはどう報道されていたのでしょう?
第二に、コストについて。
確かに形状やパック詰めによるコストは馬鹿になりません。
しかし、コスト面には「安全かどうかを調査するコスト」も在ります。
このコストは中国産の方がよりコストがかかっています。
私はこっちの方が無駄なコストな気がしてなりません。
前者は消費者の意識が変われば是正される可能性がありますが、後者は中国側の意識を変えなければ駄目です。
最後にこれです。
「白い割り箸でなければ客が買ってくれない」
「だったら漂白剤で白くしよう」
これが日本だったら、何の問題もないと思うんですよね。
日本でも、何がしかを漂白する場合はありますから。
つまり私や、おそらく多くの人が恐れるのは、漂白自体ではないと思うのです。
例えば日本では、口の中に入れるものに薬品を使う時、その過程に細心の注意を払います。滅菌したり、他の薬品で中和したりといった過程がそれです。
しかし中国ではそれを怠ける事があります。聴く所によると、汚物紙を漂白しただけでナプキンに再利用→菌がうようよ…で問題になったとか。
つまり、私が中国に文句を言いたいのは、そういった杜撰さなのです。
日本の消費者は、再三「危険な商品を売らないで欲しい」と訴えてきました。
しかし彼らの姿勢は改まりませんでした。
不買をしたい訳じゃないのです。
安全ではない野菜を食べたくないだけなのです。
そういった日本消費者の心理を、ちゃんと読み取って欲しい!
安ければ何でも買う日本、と思われたままでは、この現状は変わりません。
彼らに「多少高くなっても安全なら買ってくれる日本」と思わせなければ。
そしてその為には、今回の餃子事件をあちらに重く受け止めてもらわなければなりません…。
しかし残念ながら今、中国報道機関は餃子に全くのスルーだそうですorz。
聞く耳持たずの相手に、いい加減疲れてきます。
でも黙ったら益々増長してしまうので、絶えず声をあげていきたいですね。
投稿: | 2008年8月18日 (月) 22:35