偶然の一致
『赤毛のアン』のファンの方ならお気付きでしょうが、
「アボンリーへの道」の第4話「うわさの恋人」というお話は、
アン・シリーズの『アンをめぐる人々(原題 Further Chronicles of Avonkea)』
(村岡花子・訳 新潮文庫)の「偶然の一致」と酷似しているのですよね。
マリラ・カスバートは、ハイ・ミスのシャーロット・ホームズ、
薬の行商人のダンカン・マクタビッシュは、弁護士のセシル・フェンウィック、
そして、こちらは、モンゴメリの作品らしく、ハッピーエンドです。
ちなみに、タイトルですが、
「うわさの恋人」の原題は「The Materializing of Duncan McTavish」
そして、「偶然の一致」の原題は「The Materializing of Cecil」で、
名前が違うだけなのですね。
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