『アンの結婚』
以前、劇場版の『赤毛のアン』と『アンの青春』の特別版DVDは買いましたが、
その際、『アンの結婚』は原作とは違うと言うので、買うのを止めました。
でも、今更ですが、You Tubeで、検索してみたところ、ありました!
10分の動画で15パートあり、嬉しいことに、“日本語字幕付き”だったのですよ。
志願し、戦地に赴いたギルバート(ジョナサン・クロンビー Jonathan Crombie)
が行方不明となり、命がけで捜すアン…
ヘティと、行方不明のガスを捜す旅に出たフェリシティが浮かびましたね。
相変わらず童顔のアン(Megan Follus)に比べ、
一段と大人っぽくなったダイアナ(シュイラー・グラント Schuyler Grant)、
見た目の年齢差が開くばかりです。
(実際は、ミーガン・フォローズの方が、3歳位年上らしいのですが…)
そうそう、ダイアナの夫のフレッドは、前作とは別の俳優だったのですが、
この、Greg Spottiswoodと言う俳優さんは、
「フェリシティの初恋」のデビッドだたのです。
他にも、「アボンリーへの道」で知った顔が…
スチュアートの前の銀行家・ケーン氏、
ベッキーの父親のライオネル・レスター、
ガスの母親・イライザ(イメージが違い過ぎて、中々思い出せなかったです。)、
「ガスの消息」で、旅先で知り合った紳士のホレス、
サナトリウムの医師のドクター・スパロー、
その他、数人…
見覚えがある建物も…
ダイアナの家は、「ガスの消息」では、チャールストンのホテルでした。
他にも、懐かしい映像や、聞き覚えのあるメロディーなどもありましたよ。
You Tubeの検索は、『赤毛のアン アンの結婚』のオリジナルタイトルの、
Anne of Green Gables: The Continuing Storyで…
↓
ところで、1866年生まれのアンが結婚したのは1891年で、25歳の時でした。
1918年当時のアンは52歳…『赤毛のアンの宝石箱』(金の星社)より
つまり、モンゴメリのアンと『アンの結婚』のアンとでは、
25年~30年のズレがあったと言うわけ…
ちなみに、
アン・シリーズ最終作品の『アンの娘リラ』(新潮文庫 村岡花子・訳)では、
第一次世界大戦に、志願兵として出征したアンの長男・ジェムは、
(ジェイムズ・マシュウ・ブライズ)が行方不明になり、
家族が諦めた頃、負傷しながらも帰還しました。
これ、『Happy Christmas Miss King 』のフェリックスにも似ていますね。
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