『色の手帖』
“読書”と言うより、本の“紹介”です。
『色の手帖』(小学館)は、20年程前に購入した本です。
この本の素晴らしいところは、
「色」の名前の由来や意味の他に、文献の用例等も載せてある点です。
日本の色彩感覚に見られる豊かさと繊細さには、目を見張るものがありますね。
でも、私も含め、現代人にとっては
染色など特別な仕事に携わっている人以外、違いを見分けることさえ難しく、
名前の意味さえ、判らないことも多いようにも思えます。
一緒に『文様の手帖』と言う本も購入しましたが、
着物の文様の意味や由来、文献からの引用、また「紋所図鑑」などもあって、
こちらも大変興味深い本でした。
ところで、「和色(和食ではないですよ。)大辞典」というサイトをご存知でしょうか?
「和色」の他に、「洋色」「原色」「パステルカラー」などの大辞典や、
「ストライプメーカー」というのもありますよ。
興味のある方は、一度覗いてみては…
<日本の伝統色 和色大辞典>
http://www.colordic.org/w/
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