お揃いのパラソル
ヘティ・キングとミュリエル・ステーシーは、クイーンズ・カレッジで、
主席の証である「ゴールド・メダル」を争ったライバル同士ですが、
教育方針も、趣味も、対照的です。
でも、意外な共通点が…何と、同じパラソルを持っていたのですよ。
ミュリエルが、缶詰工場へ、ガスに会いに行く時に差していたパラソルと、
(第16話「のろわれたバイオリン」)
ヘティが、湖でジョー(ヘティはセーラと思っていた。)と二人で、
ボートに乗っている時に差していた傘が、全く同じでした。
(第29話「困ったそっくりさん・・・後編」)
「アボンリーへの道」の時代(約100年前)は、カタログ・ショッピングが
盛んだったようです。
アボンリーでも、ローソンさんのお店で(後にミュリエル)カタログ販売してました。
ヘティ伯母さんとステーシー先生は、同じ日傘を注文したのでしょうね。
そう思うと、納得出来ます。
そう言えば、「大草原の小さな家」(アボンリーより前の時代)でも、
オルソンさんのお店で、町の人達が、分厚いカタログを熱心に見ていましたね。
交通手段の発達していない時代、地方で暮らす人達とって、通信販売は、
重要なお買い物手段だったのでしょうね。
余談ですが、大正生まれの私の母も、
子供の頃(昭和の初期)に、百貨店(多分、三越)の通販で、
オモチャのピアノを買って貰ったとか…
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