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『世界ウルルン滞在記」…ドイツ、森の幼稚園

「寒くてもへっちゃら!ドイツ教室のない森のようちえん」
と題した今回のウルルンは、
ドイツ、クワイヒハンバッハにある「森のようちえん」が舞台。

森の幼稚園とは、森の中に建ってる幼稚園ではなくて、
森そのものが幼稚園なんですって…!
驚くことに、現在ドイツには、450箇所もの「森の幼稚園」があるそうなんです。

森の幼稚園に通う、11人のとびっきり元気な、森の妖精ちゃん達と、
子供の自主性を尊重し、暖かく見守っている大人達に出会ったのは、
旅人の杉浦太陽さん。

杉浦さんは、昨年元モーニング娘のメンバーと結婚され、
生後2ヶ月の娘の新米パパです。

ホームステイ先は、子供を森の幼稚園に入れるために引っ越した、
ボルツェさん夫妻のお宅。
ご主人は弁護士で、奥さんは建築士という知的なご夫妻です。

ポルツェさん夫妻には、4人の腕白天使がいて、
中でも、森の幼稚園に通っている、4歳のアントン君の腕白ぶりに、
杉浦さんは振り回されていましたね。

幼稚園をやっているハイディ先生が言うのには、
「大事なのは、子供を尊敬すること。一人の人間として接すること。」
そして、子供がやることに大人が手を出さないのは、
「それぞれにペースがあり、手助けしてしまうと、子供が達成感を味わえない。」
言われてみれば、確かにそうですね!
でも、つい手を出してしまうんですよね。

森の幼稚園には園舎が無く、ルールも、
「先生の見える所にいること。見つけたキノコを食べないこと。
人の頭を棒でたたかないこと。」
の三つだけ。
ナイフも火も使わせていました。

ドイツでの真冬の夜は、氷点下になるのに、
健康のため寝る時には、窓の上部を、少し開けておくとか…
しかも、風邪の時は、より有効とか…
新鮮な空気を取り入れるためとは言え、信じられないです。
人間の体は、環境や方法(考え方)に順応するのでしょうね。

また、ドイツでは、小学校の入学年齢は、親が決めるそうなんです。
(留年も飛び級もあるし…)
国によって、色々な考え方があって面白いです。
これも、ウルルンならではです。

杉浦は、見るからに、友達感覚の優しいパパになりそうですね。
(杉浦太陽さんの奥さんは、辻希美さんで、
2ヶ月の娘さんの名前は希空(のあ)ちゃんだそうです。)

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