« 『ウエスト・サイド物語』 | トップページ | 「アボンリーの魔女」 ヘティ »

『アマデウス』

『アマデウス』(1984)の監督は、ミロシュ・フォアマン、
作曲家、アントニオ・サリエリ役は、フランク・マーリー・エイブラハム、
サリエリが嫉妬の余り、殺してしまった(と思いこんでいる)相手の、
ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト役には、トム・ハリスでした。

フランク・マーリー・エイブラハムは、トム・ハルスと争った末、
アカデミー賞の主演男優賞を受賞したのですが、
トム・ハルスが受賞しても良かったと思いました…

ピアノ(チェンバロ)を弾くシーンは、トム・ハルス自身が弾いていたし、
全体の重い雰囲気も、彼よって和まされました。

神童・モーツァルトの意外に軽薄だったところや、
小柄なところも適役だったです。

この映画の楽しみの一つに、音楽がありますね。
『フィガロの結婚』『魔笛』『ドン・ジョバンニ』等々、贅沢過ぎますね。

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンを題材にした『不滅の恋/ベートーヴェン』
(ベートーヴェン役はゲーリー・オールドマン)も然り・・・
古くは、ソ連映画の『チャイコフスキー』や、
クララ・シューマンを描いた『愛の調べ』でも、音楽を堪能出来ましたね。
(『愛の調べ』では、シューマンや、ブラームスの曲。)

作曲家を題材とした映画は、多くの名曲が聴けることから、
お得感いっぱいなんですよね。

この作品は、主演男優賞の他に、
作品賞、監督賞、脚色賞、美術賞、衣装デザイン賞、メイクアップ賞、
音響賞のアカデミー賞8部門を受賞した。
また、各国の、多くの映画賞も受賞しました。

|

« 『ウエスト・サイド物語』 | トップページ | 「アボンリーの魔女」 ヘティ »

* 映画」カテゴリの記事