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NHK「解体新ショー」

NHK「解体新ショー」は人体に関わる謎を、科学的に解明していく番組で、
私は昨年から見始めたのですが、とても面白い番組です。

毎回、2組(主にお笑い芸人さん)のプレゼンテーションの、
どちらが納得できたか、会場50人が判定します。

昨夜のテーマは、
「においで思い出がよみがえるのは?」(劇団ひとり)、
(匂い(臭い)を感じる鼻の奥のセンサーが、
脳の記憶や感情に関わる部分と、つながっているために、一気に思い出す。)

「シーンという音はあるの?」(ペナルティー)
(耳の内部にある蝸牛の中の「外有毛細胞」(通称、ダンス細胞)が、
動いているので、その動く音。)
というものでした。
私にはどちらも、「目から鱗」でした。

静寂を「シーン」と最初に表現したのは、マンガでは手塚治虫さん、
文学では、夏目漱石だそうです。

ところで、
幼い頃、寝付きが悪かった私は、
夜の静けさの中で、毎晩「シーン(ジーン)」とした音を感じていました。

その音が不思議で母に尋ねると、
「土の中の虫が鳴いている。」との答え…

幼心にも「半信半疑」というより、直感的に「絶対違う!」と感じ、
それ以来、「気のせい」と思うようにしてきました。

半世紀ぶりに、私の謎が解明でき、頭の片隅がスッキリ…
長生きするものですね。

次回のテーマは、
「なぜ衝動買いするの?」と「なぜ楽しい時間は早く過ぎるの?」です。
忘れないように観なくては…!

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