ロバ(?)のパン屋さん
私達の世代の人なら、大概の人は「ロバのパン屋さん」を知っているでしょう。
とは言っても、私も小さかったから、詳しくは憶えていませんが、
私達の町の「ロバのパン屋さん」は、割と近所くのパン屋さんがやっていて、
家(実家)の前に止まるので、いつも買って貰ってました。
まだビニール(ポリ)袋が普及していなかったのかどうかは、判りませんが、
薄手の紙袋に入れてくれました。
たくさんの種類のパンがあったと思うけれど、
記憶にあるのは、上一面に、炒り卵みたいな物がのっているパン…
何という名前だったかは忘れてしまいました。
でも、何より鮮明に憶えていることは、ロバではなく、シマウマだったこと。
そのことを、近所に住んでいた友人に話すと、
「えっ、そうだったっけ…?…ロバだったでしょ…?」と言うのです。
断言します。間違いなくシマウマでした!
あの頃は、幹線道路以外は、ほとんど舗装されていなかったこともあって、
普通に、馬力(土などを運ぶ荷馬車)が行き来していました。
馬の落とした物を、踏まないように注意してはいましたが、
臭いもなかったせいか、それほど汚いとも思っていませんでしたね。
のどかな時代でした。
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