「うわさの恋人」 ヘティ
「私は行かないわ!…
バザーに出す物を集めておく方が、意味があるわ。
御婦人方のくだらないお喋りを聴くよりね。
大体、私がいたら、噂話に花も咲かないでしょ。」
(レイチェルの家での)縫い物パーティーに行かないへティの言い分なのですが、
本音を明かせば、仲違いしているレイチェルと、
顔を合わせたくないからなのです。
それにしても、言い得て妙ですね。
それはさておき、
私も噂話をするのも聴くのも大嫌いなので、ヘティの意見には同感です。
会話に加わらないと、それはそれで、後で噂話の種になってしまうのですよね。
縫い物パーティーに出かけるセーラに、へティの一言、
「お行儀良くしてね。ソワソワしないこと。聞かれたことだけ、答えるのよ。」
子供は正直だから…
また、こんな名言もありました。
「恋や悩みに心を取られている時って、正しい判断力を失うのよ。」
(オリビアに対して)確かにそうです。
セーラへのアドバイスでは、
「神様は、努力しない人には、困っていても知らん顔なさるの。
自分を助ける者を、神様は助けてくださるんです。」
どちらも、いかにも教師が言いそうな言葉ですね。
<第1シリーズ>
第4話「うわさの恋人」(The Materializing of Duncan McTavish)より
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