『プリティ・プリンセス』
先月放送していた『プリティ・プリンセス』(2001)、ようやく観ました。
全てがお約束通りの展開の、典型的なシンデレラ・ストーリーでしたが、
個人的には、『プリティ・ウーマン』より、ずっと良かったです。
主人公ミア役は、まだあどけなさの残る、アン(eの付く)・ハサウェイ、
ミアの祖母で、ジェノヴィア王国の女王役は、ジュリー・アンドリュース。
女王としての威厳と品格、そして厳しさと慈悲深さ、
また、祖母としての優しさとユーモア、
年を重ねることによって深まる女性としての美しさは、まさに女王です。
その存在感に圧倒されました。
さすがですね!
内気で、見た目にも冴えなくて、クラスメートから、からかわれてばかりいるミア、
そんな彼女は、実はジェノヴィア王国(架空)のプリンセスだと知らされます。
↓
レディになるべく、特訓を受けたり、
怪しげなカリスマ美容師の手によって、外見的にも変身していくミアですが、
リリーが言うように、「ミス・コン」に出るような女の子になってしまったみたい…
私は、ミスター・ビーン張りのドジぶりで、
カーリーヘア&フリーダ眉だった頃の彼女の方が好感が持てたし、
可愛いとも感じましたが…
それにしても、どうして、あんな軽薄なジョッシュに惹かれたりするのでしょう?
若い頃って、本質が見えなかったりするとしても…
それに引き替え、ミアを取り巻く大人達が、みんな素敵でした。
また、サンフランシスコが舞台ということもあるのでしょうが、
人も、台詞でも、物でも、アジア(日本)がやたら目に付いて仕方なかった。
日本の高校生にそっくりな制服、
写楽のプリント柄、プリクラ、風水、豆腐、日本庭園、和服、東洋人等々…
ところで、ミアのレッスンの後、クラリスとジョーが踊るシーンがありましたが、
“マリアとトラップ大佐”を思い出しましたね。
マリアに比べたら、貫禄タップリではありますが…
<格言> 「自分の価値は、自分で決める。」…エレノア・ルーズベルト
<疑問> 飛行機から見えた、ジェノヴィア王国の宮殿は、
セットだったのでしょうか?
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