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『次郎物語』

『ふしぎな少年』が懐かしいテレビ番組だったなら、
それより数年後に、やはりNHKで放送していた『次郎物語』は、
私にとって、思い出深いテレビドラマです。

下村湖人の小説のドラマ化で、
天才子役と言われていた、私より少し年上の池田秀一さんが次郎役でした。

男ばかりの3人兄弟の真ん中の次郎…
母親が病弱で、母乳が出ないという理由で、乳母に育てられ、
彼だけが里子に出された訳ですが…

それなのに、弟が生まれ家で育てられている、
当時の私には、それが理不尽に思えて、到底、理解出来なかった…

しかも、長男は恭一で、三男は俊三…次男だけが次郎だなんて…
家の中に居場所はなく、傷付きながらも、それでも逞しく成長していったのです。

もう一度観てみたいと、数年前にリクエストをしましたが“梨のつぶて”…
もう保存されていないのでしょうか?
それとも、今の時代にそぐわない内容だからなのでしょうか…?

現在、池田秀一さんは、声優をされているそうですね。
私はアニメも、吹き替え版の洋画も観ないから、中々機会がないのですが、
海外ドラマの吹き替えで、池田秀一さんのお声を耳にしたことがあります。
とても若々しくて、丸刈りの凛々しい少年当時を彷彿させてくれました。

当時読んだ文庫本の『次郎物語』5冊は、
45年近く経った今でも、本棚の隅で、お行儀良く待機しているのですよ。

20071111
『次郎物語』 下村湖人(角川文庫)

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