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『世界ウルルン滞在記』…フランス、バスク地方

28日のウルルンは、
フランス、バスク地方アルデュード村で育てられている、バスク豚に出会う旅。
旅人は、元タカラジェンヌの、壇れいさんでした。

バスク地方で思い出されるのは、
大きくて丸い石を持ち上げ、自分の首の回りを回転させる競技です。
昔、そんなCMがありました。
何の会社のCMかは忘れましたが…

スペインのイベリコ豚は、ドングリですが、バスク豚は栗を食べているんですね。
壇さんは、バスク豚を育てている、ピエール・オテイザさん宅にホームステイして、
出産直前のポリータに密着。

ピエールさんは、わずか30匹の絶滅寸前だったバスク豚を、
18年で5.000匹にまでに増やした方なんですって…

でも、帰国予定も過ぎ、滞在を一日延長しても、子豚は産まれない。
結局、帰国2日に産まれたのでした。

壇さんは、お料理もお上手のご様子。
でも、いつも思うのことは、日本人が“美味しい”と感じる味が、
それを初めて食べる外国の人が、“美味しい”と思うのか疑問です。

ピエールさんも、息子さんも、口では“美味しい”と言っていましたが、
(お皿も空になっていましたが)
表情を見る限りでは、気を遣っていた様にも感じましたが…
よく、“美味しいは世界共通”とも言いますが、
必ずしも、そうとは限らないと思うのですが…?

もちろん、外国に日本食を持って行きたい、味わって貰いたい、
ましてTVなのだし、という気持は、充分納得出来ますよ。

ところで、ほぼベジタリアンの私にとって、今回のウルルンは複雑でした。
動物を、“生き物”としか見ることが出来ないのです。
動物を、“美味しそう”等という発想がないのです。

愛情持って育てた動物を、殺して食べてしまうということが、
とても不思議だし、到底、理解出来ないのです。

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