ねたきもの
『枕草子』の中でも、次のは、私も一度ならず経験があるので、
とても共感出来ます。(原文は省略します。)
ねたきもの(癪にさわる)
人に手紙や、返事を書いて、持って行かせた後で、
「こう書けば良かった」と気付いた時。
急ぎ物の仕立物を縫っている時、
上手く縫えたと思ったのに、針を引き抜いたら、結び玉を作ってなかった時。
また、(裏表の区別がつきにくい布で)裏返しに縫ってしまった時。
(私も、昔、裏表の区別がつかない生地で、
片方の袖を、二枚作ってしまったことがありました。
私の場合は、“癪にさわる”と言うよりは、“情けない”気持の方でしたが…)
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