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『真珠の耳飾りの少女』

 絵画は、ルネサンスから、印象派、シュールレアリズムまで興味があって、
フェルメールも好きな画家の1人です。
フェルメールの中では、自分のPCの壁紙にしていた頃もあった程、
「青いターバンの少女」が好きなんです。

 そんな訳で、
先日放送の『真珠の耳飾りの少女』(2002年英国)は、当然、録画しました。

 17歳のグリート役は、スカーレット・ヨハンソン、
そして、フェルメールに扮したのは、コリン・ファースでした。
…何とも言い難いです。

 映像は美しく、17世紀の衣装や風俗は興味津々で見たのですが、
肝心のストーリーに関しては、(残念なことに)少々期待はずれでした。

 それに、「青いターバンの少女」の女の子は、
ミステリアスな表情の中にも、あどけなさも感じられるのですが、
映画の方は、あどけなさも可愛らしさも感じられなかった…

 原作はフィクションで、それを知らなかった訳ではないけれど、
“フェルメール”というだけで期待してしまった私は、確かに愚か者でした。

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