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2007年9月

「ポカポカ地球家族」

毎週欠かさず、見てきた「ポカポカ地球家族」が、
今回を限りで終わってしまいました。
(私、聞いてないよ~)
最後、司会のお二人に花束が渡されたのを見た時は、
心底、“そんな…まさか…ウソでしょ…!!”状態でした。

異文化コミュニケーションに興味がある私にとっては、
6月に「奥様は外国人」が終了してしまった時と同じ位、ガッカリしました…
もう見れないのですね…

残すは、「Cool Japan」、「ウルルン滞在記」ぐらいかな?
…どうか、終わらせないでくださいね。
あ、それから、年に一度行われる「外国人による日本語弁論大会」も…
いくらなんでも、こちらは大丈夫でしょう。

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「大家族石田さんチ」

それぞれの局で、それぞれの「大家族」の取材がされている様ですが、
唯一私が見ているのは、「石田さんチ」です。

数年前、偶然見たのが切っ掛けで、すっかり「7男2女11人大家族石田さんチ」
のファンになってしまいました。
それ以来、特番の時期になると、番組表をチェックしているのですよ。

石田家の素晴らしいところは、何と言っても、“明るさ”ですね。
夫婦も親子も姉弟も、明るくて元気で、何でも言える関係なので羨ましいです。
自立した上の子供達は仲が良くて、まるで友達みたいなんですね。

でも、昨夜の石田夫妻は、ちょっと違いました。
これまでも、よく、激しく口論をしていましたが、
今回は、お互い無視しあって、…かなり深刻のご様子。

“言いたいことが言い合える間柄に見えても、
やっぱり、お互いに不満はあって、ストレスも溜まるのですよね。

石田さん宅の特徴の一つに、「物の多さ」がありますね。
リビングも、台所も、玄関も、二階も、お庭も…全ての場所に…

以前は、「子供が多いから仕方ないのでは…」と思っていたけれど、
それだけでは、なさそうですね。
つまり、お母さんが、“物を捨てられないタイプ”みたいなんです。

どんな物にも、その子の思い出が染み込んでいて、
母親なら、捨てられない気持はよ~く解るけれど、
そして、家族中が、それでも気にしていないならともかく、
夫がTVで、あそこまで言っているのだから、
捨てないまでも、せめて、もう少し“整理整頓”してもいいのにね。
…もう、手の掛かる子供はいないのだし…

以前、母親が入院した時に、長男が“主婦代行”をしたことがあったけど、
別の家みたいに片付いていましたが…

けれども、何はともあれ、結果的には夫婦間の修復が出来て良かったですよ。
両親、姉弟同伴の新婚旅行…
何となく“番組上の演出”みたいにも思えますが…それはともかく、
ハワイ島の、“水平線に沈む夕日”の後の“満天の星”素晴らしかったですね。

私も、かつて登山をしていた頃に、見た経験があるけれど、
あれ程、美しく、感動した光景は、他にありませんでしたね。
“星が降る”と言いますが、数秒毎の大小の流れ星は、正に降る如くでした。

電気が発明される以前の夜は、“闇の世界”、だったでしょうから、
平地でも、かなりの星が見えたのでしょうね。

私が死ぬ前に、“見られたらいいな…”と思っているのは、
「オーロラ」「エンジェルフォール」「ウルル」、そして「満天の星」です。

ところで、いつも“洗濯”の話題が出るのですが、
主婦というのは、
したくてしているのではなくて、しなければならないから、しているのですよね。
たとえ、旅先であろうと…

それから、庭の水やりにしても、数日間出来ないからこそ、
出発直前に撒きたいのですよ。
その点を、男性(夫)は解ってないのですね。

それより、見る度に大きくなる、お父さんのお腹が心配です。

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「名前の意味」…R

<R>

レイチェル(Rachel)(女)…ヘブライ語の「小さな子羊」。
 旧約聖書に登場する女性名ラケル(Rachael)の英語形。
 同系は、ラケーレ(Rachael)、ロシェル(Rochelle)、ラシェル(Rahel)、
 ラクエル
(Raquel)など。 
 愛称は、レイ(Rae,Ray)、シェリー(SHelley,Shelly,Shellie,Chelle,Chellie)など。

ラドクリフ(Radcliff,Radciliff,Radcliffe,Radclyife,Radclyf)(姓、男)…古い英語
 の「赤い断崖」。同系は、ラドフォード(Radford)など。
 短縮形、愛称は、ラドリー(Radley)、ラドナー(Radnor)、ラド(Rad)など。

レイ(Rae,Ray,Rai)(姓、男)…古い英語の「(鹿や山羊などの)雌」。
 又は、レイモンド(Raymond)の短縮形か愛称。

レイン(Rain,Raine,Rein,Reign,Raine,Rayne)(姓、男、女)…ラテン語の「統治
 者」。同系は、ラーナー(Rana)、ラーン(Rane)など。

レーニア(Rainier)(男)…ラテン語の「統治者」。
 ライナー
(Rainer)、ラナー(Raner)も同じ。

ライサ、ライザ(Raissa,Raisa)(女)…古いフランス語の「思索(思想)家」。
 又は、ギリシア語の「バラの花」から。ライゼル(Raizel,Rayzel,Razel)も同じ。

ローリー(Raleigh,Rawley,Rawly)(姓、男)…古い英語の「鹿のいる草原の住
 人」。同系は、ロールズ(Rawls)など。愛称は、リー(Leigh,Lee)など。

ラルフ(Ralph,Ralf)(男)…古い英語の「狼」。又は「賢明な忠告」。
 同系、短縮形、愛称は、ルドルフ(Rolf 英語形、ドイツ語形)、ロルフ(Rolph)、
 ラウル
(Raoul)、ラフィ(Raffi)など。ラルストン(Ralston 姓)。

ラモーナ(Ramona)(女)…スペイン語の「賢明な保護者」。 
 短縮形、愛称は、レイ(Ray,Rae)、モナ(Mona)など。

ラムジー(Ramsey)(姓、男)…古い英語の「ラムの土地」。
 同系は、ラムゼー(Ramsay)、ラムズデン(Ramsden)など。

ランドルフ(Randolph,Randolf)(姓、男)…アングロサクソン語の「盾の狼」。
 短縮形、愛称は、ランダル(Randall,Randal)、ランデル(Randell)、
 ランドル
(Randl,Randle)、ランディ(Randy)、ランキン(Rankin)、ランド(Rand)、
 ラン
(Ran)など。

レンジャー(Ranger,Rainger)(姓)…古いフランス語の「野原の住人」。
 又は、職業名の「森林保護官」。

ランソム(Ransom)(姓)…古い英語の「保護者の息子」。
 又は、ラテン語の「買い戻す人」から。同系は、ランサム(Ransome)、
 ランソン
(Ranson)、ランキン(Rankin)、ランセ(Rabce)など。

ラファエラ(Raphaella)(女)ラファエルの女性形。

ラファエル(Raphael,Rafael)(男)…ヘブライ語の「神は癒す」。
 キリスト教では、ミカエルガブリエルと共に3人の大天使の一人で、
 癒しを司る天使。同系は、ラファエレ(Rafaelle)、ラファエロ(Rafaello)など。
 短縮形、愛称は、レイフ(Rafe)、ラファー(Rafer)、ラフィ(Rafi)、ラフ(Raff)、
 ラファ
(Raph)、ラファティ(Rafferty)など。

ラシッド(Rashid)(男)…スワヒリ語の「賢い助言者」。
 「熟慮した道案内」を意味するアラブ系の名。ラシード(Rasheed)も同じ。

ローリング(Rawlins)(姓)…古い英語の「小さな賢い狼の息子」。
 同系は、ローリングス(Rawlings)、ローソン(Rawson)など。

レイバーン(Rayburn)(姓、男)…古い英語の「鹿の流れ(大群?)」。
 同系は、レイフィールド(Rayfield)、レイフォード(Rayfold)など。
 短縮形、愛称は、レイ(Ray)など。

レイモンド(Raymond)(姓、男)…古いドイツ語の「立派な保護者」。
 同系は、レイマンド(Raymund)、レイムンド(Raimundo)、ライムンド(Raimund)
 など。短縮形、愛称は、レーモン(Ramon,Reamonn)、ライナー(Rainer)、
 レイ(Ray,Rae,Wray)など。

レイナード(Raynard,Raynard)(姓)…古いドイツ語の「勇敢な人」。
 同系は、レナード(Renard)、ラインハート(Reinhard)、ラインハルト(Reinhart)、
 レインナート(Reynaud)など。
 短縮形、愛称は、ルノー(Renaud)、レノー(Reynaud)、レイナー(Reyner)、
 レイ(Rey,Ray)など。

ラザ(Raza)(男)…イスラムの名前でアラビア語の「神の承認」。

リード(Read,Reed,Reid,Reade)(姓)…古い英語の「赤毛の」。
 又は、「アシ(葦)、ヨシ」。

レベッカ(Rebecca,Rebekah)(女)…ヘブライ語の女性名リベカ(Rebekah)の 
 ヨーロッパ諸言語形。旧約聖書に登場し、意味は「魅惑する者、束縛する者」。
 愛称は、ベッキー(Becky)、ベッキ(Bekki)、ベッカ(Becha,Becka)など。

レッドフォード(Redford)(姓、男)…古い英語の「赤い浅瀬から」。
 同系は、レッドフィールド(Redfield)、レッドグレーブ(Redgrave)、
 レッドマン(Redmman)、レドモンド(Redmond)、レッドワールド(Redwald)など。
 短縮形、愛称は、レッド(Redd,Red)など。

リース(Reece,Riece,Reace,Reece,Rhys)(姓、男)…古いウェールズ語の
 「熱心な、夢中である」。同系は、ライス(Rase,Rice)、レット(Rhett)など。

リーヴ(Reeve,Reave)(姓)…中期英語の「土地(農場)管理人」から。
 リーヴス(Reeves)も同じ。

リーガン(Regan)(姓)…ゲール語の「小さな王様」。レーガン(Reagan)も
 同じ。

レジナ(Regina)(女)…ラテン語、イタリア語の「女王のような」。
 同系は、ジーナ(Gina)、リーナ(Rina)、リーガン(Regan)、レイナ(Reyna,Reina)、
 レイン(Reine,Rein)、ラーニ(Rani)、ライナ(Raina)など。

レジナルド(Reginald)(男)…古い英語の「強力な」。
 同系は、レイノルド(Reynold)、レノルズReynolds)、レインワルド(Reinwald)、
 ラインホルト(Reinhold)、ライナール(Raghnall)など。
 短縮形、愛称は、レナート(Renato)、リージズ(Regis)、レジー(Reggie,Reggy)、
 レジ(Reg)など。

レミントン(Renington)(姓、男)…古い英語の「大型カラスの巣から」。
 短縮形、愛称は、レミー(Remmy,Remy,Rmmie,Remme)など。

レムス(Remus)(男)…ラテン語の「速い漕ぎ手」。

レネ(Rene)(男)…ラテン語の「生まれ変わった」。
 主にフランス語圏、ヨーロッパ系の名。

レネ(Renee)(女)…ラテン語の「生まれ変わった」。
 主にフランス語圏、ヨーロッパ系の名。
 同系は、レナータ(Renata)、レニ(Rennie,Renny)、レナーテ(Renette)など。

レンフルー(Renfrew)(姓)…古いウェールズ語の「淀から」。
 同系は、レンフレッド(Renfred)、レンショウ(Renshaw)、レントン(Renton)
 など。

ルペン(Reuben)(男)…ヘブライ語の「息子を見守る」。
 同系は、ルーベン(Ruben)、ルービン(Reubin,Rubin)、ルーヴェン(Reuven)
 など。短縮形、愛称は、ルベ(Rube)、ベン(Ben)、ベニー(Benny)など。

レックス(Rex)(男)…ラテン語の「王様」。
 愛称は、レイ(Rei)、ロイ(Roi)など。

レア(Rhea,Rea)(女)…ギリシア語の「小川」又は「母」。
 又は、ラテン語の「ポピー(ケシの花)」から。
 ギリシア神話に登場する大地の女神の名。レノア(Rhea)とも言う。

ローダ(Rhoda)(女)…ギリシア語の「バラの花」。
 同系は、ロンダ(Rhonda)、ロディア(Rhodia)、ローディ(Rhodie,Rodie)、
 ロウ
(Roe)など。

ロードス(Rhodes)(姓)…中期英語の「十字架の住人」。
 又は、ギリシア語の「バラの花」。

リチャード(Richard)(男)…ゲルマン語の「力強い統治者」。
 又は、古い英語の「勇敢な人」。
 同系は、リカルド(Ricard,Ricardo スペイン語形)、
 リッカルド
(Riccardo イタリア語形)、リヒャルト(Richard ドイツ語形)、
 リチャードソン(Richardson 姓)など。
 愛称は、リッチー(Ritchie)、リッチ(Rich)、リック(Rick)、
 リッキー
(Rickie,Ricky)、リコ(Rico)、リオ(Rio)、ロコ(Rocco)、ディック(Dick)、
 ディッキー(Dicky)など。

ライダー(Rider,Ryder)(姓)…古い英語の「乗馬の名手」。

リグビー(Rigby)(姓)…古い英語の「支配者の谷」。

ライリー(Rikey,Ryley,Reilly)(姓)…ゲール語の「勇敢な、英雄的な」。

リオーダン(Riordan)(姓)…ゲール語の「詩人」。リアドン(Reardon)も同じ。

リプリー(Ripley,Rypley)(男)…古い英語の「騒々しい草原の住人」。
 愛称は、リッピ(Rip)など。

リサ(Risa)(女)…ラテン語の「笑うもの」。

リション(Rishon)(男)…ヘブライ語の「最初の」。

リショナ(Richona)(女)リションの女性形。

リズリー(Risley)(姓、男)…古い英語の「荒涼とした草原から」。

リタ(Rita)(女)…マーガレットの短縮形、又は愛称。

リッター(Ritter)(姓、男)…古いドイツ語の「騎士」。
 短縮形、又は愛称は、リット(Ritt)など。

リーヴァ(Riva,Reeva)(女)…フランス語の「川」。
 又は、レベッカの短縮形。リヴィー(Rivy)、リヴァ(Rive)、リヴィ(Rivi)、
 リア(Ria)、ルヴァ(Reba)なども同じ。

リヴァース(Rivers)(姓、男)…ラテン語とフランス語の「水の流れ」。
 短縮形、愛称は、リヴァー(River)、リオ(Rio)など。

ローク(Roarke,Rourke,Rorke,Ruark)(姓)…ゲール語の「高名な統治者」。
 又は、古い英語の「岩」から。

ロバート(Robert)(男)…古い英語の「輝く、明るい」。又は、「有名な」。
 同系は、ロベルト(Robert ロシア語、ルーマニア語形)、
 ロベルト(Roberto イタリア語、スペイン語、ポルトガル語形)、
 ローベルト(ドイツ語形)、ルパート(Rupert ロバートの変形)、
 ルプレヒト(Ruprecht ドイツ語形)、ロベール(Robert フランス語形)など。
 短縮形、愛称は、ロビン(Robin)、ロブ(Rob)、ボブ(Bob)、ボビー(Bobby)、
 バート(Bert)、バーティ(Berty)など。
 同系の姓は、ロビンズ(Robbins)、ロビンソン(Robinson)など。

ロバータ(Roberta)(女)ロバートの女性形。

ロチェスター(Rochester)(姓、男)…古い英語の「岩の要塞」。
 同系は、ロックウェル(Rockwell)など。 
 短縮形、愛称は、ロッキー(Rocky,Rockley)、ロック(Rock)、
 ロックニー
(Rockne)、ロッカー(Rocker)、ロシュ(Roche)など。

ロデリック(Roderick,Rodrick)(姓、男)…古いドイツ語の「(良い意味で)
 有名なもの」。
 同系は、ブロデリック(Broderick)、ロドリゴ(Rodrigo)、ロッドマン(Rodman)
 など。
 短縮形、愛称は、ロドニー(Rodney)、ロッド(Rod,Rodd)、ロディ(Roddy)、
 ローリー(Rory)、リック(Rick)、リッキー(Ricky)など。

ロドニー(Rodney)(姓、男)…古い英語の「有名なものの島」。
 同系、短縮形、愛称は、ロディ(Roddy)、ロッド(Rod)、ロッドマン(Rodman)など。

ローガン(Rogan)(姓)…ゲール語の「赤い髪の毛の」。ロアン(Roan)も同じ。

ロジャー(Roger,Rodger)(男)…古いドイツ語の「有名な槍の名手」。
 同系は、ロジェ(フランス語形)、ルッジェーロ(Ruggero,Ruggiero
 イタリア語形)、ロセリオ(Rogerio)、ラディガー(Rudiger)、ルトガー(Rutger)
 など。

ローランド(Roland)(姓、男)…古いドイツ語の「有名な島から」。

ロミオ(Romeo)(男)…イタリア語の「ローマへの巡礼者」。 
 同系は、ローマ(Rome,Roma)、ローマン(Roman)、ロマン(Romsin)、
 ロミー(Romy)など。

ロナルド(Ronald)(男)…古いスカンジナビア語の「強力な、勢力のある」。
 同系、短縮形、愛称は、ロナウド(Ronaldo ポルトガル語形)、ロナン(Ronan)、
 ナルド(Naldo)、ロニー(Ronnie, Ronny)、ロン(Ron)など。

ルーニー(Rooney)(姓、男)…ゲール語の「赤い髪の毛の」。
 同系は、ローン(Roon,Roone)、ルーン(Rune)など。

ルーズベルト(Roosevelt)(姓、男)…オランダ語の「バラ畑」。
 オランダ系アメリカ人に多い姓、及び男性名。
 愛称は、ロージー(Rosey,Rosie)など。

ローリー(Rory)(姓、男)…ゲール語の「赤毛の王様」。 
 同系は、ルーリク(Rurik)、ローリック(Roric)など。

ロスコー(Roscoe)(男)…古いスカンジナビア語の「鹿のいる森から」か。

ローズ(Rose)(姓、女)…ラテン語、ギリシア語の「バラの花」。
 同系は、ローザ(Rosa)、ロージー(Rosie)、ロザリー(Rosalie, Rosalee)、
 ロザリア(Rosalia)、ロゼッタ(Rosetta)、ロゼット(Rosette)、ロジータ(Rosita)、
 ロザベル(Rosabell)、ロザリンダ(Rosalinda)、ロザリンド(Rosalind)、
 ロザリン(Rosalyn)、ロスリン(Roslin)、ロズリーヌ(Roseline)、
 ロザンヌ(Rosanne)、ロザンナ(Rosanna)、ロザリーン(Rosaleen)、
 ロゼリーン(Rosellen)、ロゼル(Roselle)、ローズマリー(Rosemary,Rosemarie)
 など。

ロスリン(Roslin,Rosselin,Roslyn)(姓、女)…古いフランス語の「少し赤毛の」。
 又は、ローズ(Rose)とリン(Lynn)が合体した名。
 同系は、ローズ-リン(Rose-Lynn)、ロザリン(Rosalyn)、ロザリンド(Rosalind,
 Rosalinde)、ロザリンダ(Rosalinda,Rosalynda)など。

ロス(Ross)(姓、男)…スコットランドゲール語の「半島から」。
 又は、アングロサクソン語の「馬」。又は、スコットランドの氏族名から。
 同系は、ロッサノ(Rossano)、ロスワールド(Roswald)など。

ローワン(Rowan)(姓、男)…ゲール語の「赤い髪の毛の」。
 又は、古い英語の「でこぼこのある、ゴツゴツした」。
 同系は、ローウェン(Rowen)、ラウエル(Rowell)、ローリー(Rowley)、
 ロー(Rowe)など。

ロクサーヌ(Roxanne)(女)…ペルシャ語の「きらきら輝く、素晴らしい」。
 同系、短縮形、愛称は、ロクサン(Roxane,Roxann)、ロクサーナ(Roxanna)、 
 ロクシー(Roxie,Roxy)など。

ロイ(Roy,Roi)(姓、男)…古いフランス語の「(帝)王、王に相応しい」から。
 同系は、ロイヤル(Royal)、ロワイヤル(Royale)、ロイアル(Royall)、
 ロイス(Royce)など。

ルビー(Ruby,Rubie,Rubee)(女)…古いフランス語の「赤い宝石」。

ルドルフ(Rudolph,Rodolphe)(男)…古いドイツ語の「狼」。
 同系は、ルードロフ(Rudolf)、ロドルフ(Rodolf)、ロドルファ(Rodolfo)など。
 短縮形、愛称は、ラウル(Raoul)、ルディ(Rudy)、ロルフ(Rudie)、ロロ(Rollo)、
 ローリン(Rolin)、ドルフ(Dolph)など。

ラドヤード(Rudyard)(男)…古い英語の「赤い色の門から」。
 短縮形、愛称は、ルディ(Ruddy,Rudy)など。

ルー(Rue)(姓)…ギリシア語、ラテン語で、ハーブの名前。

ルーファス(Rufus,Ruphus)(男)…ラテン語の「赤い髪のもの」。
 短縮形、愛称は、ルーファ(Rufe)、ラフ(Ruff)など。

ラシュ(Rush)(姓、男)…フランス語の「赤い髪の」。
 同系は、ルース(Rousse)、ラスク(Rusk)、ラスキン(Ruskin)、ラスト(Rust)など。

ラッセル(Russell,Russel)(姓、男)…古いフランス語の「赤い髪の」。
 愛称は、ラス(Russ)、ラスティー(Rusty)など。

ラス、ルース(Ruth)(姓、男)…ヘブライ語の「哀れみ深い友」。

ラザフォード(Rutherford)(姓)…古い英語の「牛のいる浅瀬から」。
 又は、「赤い石の浅瀬から」。

ライアン(Ryan,Rian)(姓、男)…ゲール語の「小さな王様」。
 ライエン(Ryen)も同じ。

ライラン(Rylan)(姓)…古い英語の「ライ麦畑の住人」。
 同系は、リランド(Rylend)、ライル(Ryle)、ライクロフト(Rycroft)、
 ライマン(Ryman)、ライトン(Ryton)など。

 

※ <Baby Name Dictionary
   http://www.ivillage.co.uk/pregnancyandbaby/tools/babyname_gloss
 <Wikipedia>
 <Yahoo!JAPAN辞書>を参考にしています。

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ありがたきもの

『枕草子』の中の、次のも、興味深いです!(原文は省略)

ありがたきもの(めったにないもの)

 舅に褒められるお婿さんや、姑に可愛がられるお嫁さん。
(平安時代から、そうだったんですね。)

 全然、癖の無い人。
(「無くて七癖」ということですね。)

 容姿も教養も優れていても、長く付き合っている間に、全くボロを出さない人。
(どんな人でも、“ボロ”はあるということですね。)

 近くに住んでいる人で、お互いに敬意を払って、
隙を見せないように気を付けていても、最後まで、隙を見せないでいる人。
(最初は気取っていても、長い間には、つい油断してしまうのでしょうね。)

 物語の本や、歌集を書き写す時、墨を付けて汚さない様に注意しても、
特に、上質な豪華本だったりする時は、ことさら注意を払うのですが、
必ず、汚してしまうのですよ。
(分かります!緊張すればする程、失敗してしまうのですよね。)

 男女の間柄ならもちろんのこと、女同士であっても、ずっと仲良くしようと
固く約束しても、最後まで仲良く出来る人は、めったにいません。
(悲しいことですが、「逢うは別れの始め」と言いますからね。)

本当に、その通りですよね。

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にくきもの

『枕草子』って、本当に時代を超越していますよね。
例えば、こんなのがありました。

にくきもの

<原文>
急ぐことあるをりに来て、長言するまらうど。
あなづりやすき人ならば、「後に」とても、やりつべけれど、
さすがに心はづかしき人、いとにくく、むつかし。
<口語訳>
急ぎの用事がある時に、急に来て、長居をするお客さんて憎らしいですよ。
目下の人なら「後でね」と言って帰って貰うことも出来ますが、
目上の人には、そうもいかないので、ほんと困ります。

<原文>
ものうらやみし、身の上嘆き、人の上言ひ、露ばかりのこともゆかしがり、
聞かまほしうして、言ひ知らせぬをば、怨じそしり、また僅かに聞き得たることをば、
わがもとより知りたることのやうに、異人にも語りしらぶるも、いとにくし。
<口語訳>
何でもうらやましがったり、愚痴を言ったり、人の噂をしたりして、
ちょっとした話題にも、聞きたがって、話さないと、逆恨みする人は嫌ですよ。
 また、人伝に聞いた事を、いかにも最初から自分が知っていたかの様に
尾ヒレを付けて喋る人も、嫌です。

<原文>
ねぶたしと思ひて臥したるに、蚊の細声にわびしげに名のりて、
顔のほどに飛びありく。羽風さへ、その身のほどにあるこそ、いとにくけれ。
<口語訳>
眠くなって、横になったのに、蚊がブ~ンと、顔の周りに飛ぶ。
その羽音さえ、憎らしく感じるのですよ。…(以上、現代訳は我流です。)

…現代人と同じなんですね。

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「名前の意味」・・・Q

<Q>

クウェンネル(Quennel)(姓)…古いフランス語の「オークの木のそばの住人」。

クウェンティン(Quentin,Quenten)(男)…ラテン語の「五番目の子供」。
 又は、古い英語の「女王の土地から」。
 同系は、クィンティン(Quintin)、クィントン(Quinton)など。

クインシー(Quincy,Quincey)(姓、男)…古いフランス語の「五番目の息子の
 地所の住人」。 
 短縮形、愛称は、クイン(Quin)など。

クインラン(Quinlan,Quinlan,Quinlyn)(男)…ゲール語の「筋肉の発達した」。
 短縮形、愛称は、クイン(Quin)など。

クイン(Quinn,Quin,Cuin)(姓、男)…ゲール語の「賢者」。又は「女王」。
 クィントン
(Quinton)も同じ。

クインタ(Quinta)(女)…ラテン語の「五番目に生まれた娘」。


※ <Baby Name Dictionary
   http://www.ivillage.co.uk/pregnancyandbaby/tools/babyname_gloss
 <Wikipedia>
 <Yahoo!JAPAN辞書>を参考にしています。

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『父と娘の歌』

「あゝひめゆりの塔」や「愛と死の記録」と違って、
『父と娘の歌』(1965年)は、安心して観ることが出来ました。

いきなり大好きな、チャイコフスキーのピアノ・コンチェルトが流れ、
そして、ピアノを弾く小百合さんのシルエットが浮かびました。
否が応でも、期待が膨らむというものですよ。

まず登場した小百合さん(紘子)は、セーラー服姿…美しい女学生姿でした。
胸当ての無いセーラー服に、ドキッ…

ヒロインの紘子役は、小百合さんのイメージにピッタリでしたね。
聡明で明るく前向き、親孝行で健気で、貧しくても周囲の善意に支えられながら、
夢に向かって、ひたむきに努力する女性…

でも、ちょっとお茶目なところもあって…そこがまた魅力なんですね。
“美しさ”とは、内面が伴ってこそ感じられる。”ということが納得出来ます。

何より嬉しかったのは、絶え間なく流れている、妙なる調べなんです。
ショパンや、パガニーニなど、有名な曲ばかりでしたが、
とても癒され、得した気分でしたね。

阿川(浜田光夫さん)が、紘子の伴奏で「チゴイネルワイゼン」を弾いたり、
『椿姫』の「乾杯の歌」を歌った時は、(明らかに声は別人で)笑えましたが…

小百合さんは猛特訓して、撮影に臨んだそうですが、
実際の演奏者(多分、手のアップも)は、室井摩耶子さんでしたね。

紘子が喫茶店で注文したのは、“レモンスカッシュ”…思い出しますね。
昔はどんな町にも喫茶店があって、そこで友達と、長時間話したものでした。

女の子が注文するのは、大抵“レモンスカッシュ”だったような気がします。
そうそう、高3の紘子がアルバイトで始めた“ベビーシッター”の時給が200円…

また、今は亡き、宇野重吉さん、山田一雄さんも、お元気で…
懐かしいと言うより、人生の無常を、思い知れされましたね。

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男心と秋の空…

お彼岸ですね。

例年になく残暑の厳しかった今年でしたが、
「暑さ寒さも彼岸まで」の通り、ようやく秋らしくなってきました。

最近は日没も早くなって、やっぱり、「秋の日はつるべ落とし」ですね。
それに、「天高く馬肥ゆる秋」でも…でも、肥ゆるのは、馬ではなくて…

秋のことわざの中で、女性にとって、“何となく、嫌なカンジ”なものに、
「秋茄子は嫁に食わすな」というのがありますが、
「女心と秋の空」というのもありますね。

でも、我が家の全ての国語辞典にも、ことわざ辞典にも、
「男心と秋の空」しか載っていないのです…
それもそのはず、これ、元々は「男心と秋の空」なんですよね。

信じてくれない人もいますが、と言うか、認めたくないのでしょうが、
女性の気持(考え)が、コロコロ変わる事ではなく、
男性の浮気心を言ったものなんだとか…

今では、「女心と秋の空」だけを知っている人も多いのでしょう。
それにしても、いつの間に、“女心”にすり替えられたのでしょうか…?
これも、男女同権ということ?・・・それとも、男性の陰謀だったりして…

ちなみに、Yahoo辞書には、どちらも載っていましたが、(全く同じ意味で)
「女心と秋の空」の方には、“「男心と秋の空」が本来のかたち。”
と、しっかり記されていました。

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「名前の意味」…P

<P>

ページ(Page,Paige,Payge)(姓)…フランス語の「若い従者」。

パーマー(Palmer)(姓)…古い英語の「パーマー(ナツメヤシ)を持った巡礼者」。
 同系は、パルマ(Palma)、パルミラ(Palmyra,Palmira)など。

パロマ(Paloma)(女)…スペイン語の「鳩」。
 同系は、パロメタ(Palometa)、パロミタ(Palomita)、パリタ(Palita)など。

パメラ(Pamela,Pamyla,Pamella)(女)…ギリシア語の「お世辞の(声が)美しい、
 蜜の入った」。 
 同系は、パミラ(Pamilla)、パメリア(Pamelia)、パメリン(Pamelyn)、
 パメリナ(Pamelina)など。愛称は、パミー(Pammy,Pammie)、パム(Pam)など。

パンドラ(Pandora)(女)…ギリシア語の「有能なもの」。
 パンドラの箱(壺)で有名な、ギリシア神話に登場する女性の名。
 愛称は、パン(Pan)、ドラ(Dora)、ドリー(Dory)など。

パンジー(Pansy,Pansee,Pansie,Pense)(女)…フランス語の「思考、思想」。
 花の名。

パーカー(Parker)(姓、男、女)…古い英語の「耕作さてた土地」。
 同系は、パーク(Parke,Park)、パークリー(Parkley)、パークス(Parks)など。

パー(Parr)(姓)…古い英語の「厩舎から」。

パーヴァティ(Parvati)(女)…サンスクリット語の「山の娘」。
 シバ
(Shiva)の妻の名で南インドでは人気のある名前。

パスカル(Pascal)(姓、男)…イタリア語の「イースター(復活祭)に生まれ」。
 同系、短縮形は、パスカリス(Paschal)、パスクアル(Pasqual)、
 パスカリ
(Pascali)、パスカ(Pascha)、ペイス(Pace)など。

パトリシア(Patricia)(女)パトリックの女性形。
 同系、短縮形、愛称は、パトリス(Patrice)、パトリツィア(Patrizia)、パッティ
 (Patsy)、パティー(Patty,Pattie)、パティア(Patia)、パット(Pat)、トリシア
 (Tricia)、トリッシュ(Trish)、ティッシュ(Tish)、リッキー(Rickie,Ricky)など。

パトリック(Patrick)(男)…ラテン語の「貴族」。
 同系は、パトリス(Patrice)、パドレイグ(Padraig)など。
 愛称は、パット(Pat)、パディー(Paddy)、リック(Rick)、リッキー(Ricky)など。
 同系の姓は、パターソン(Patterson,Paterson )、パディソン(Pattison)など。

ポール(Paul)(姓、男)…ラテン語の「小柄な」。
 古代ローマ人の家族名パウルスに由来する名の英語形、及びフランス語形。
 
同系は、パウロ(Paul 英語形)、パウル(Paul ドイツ語形)、
 パーヴェル(Pavel ロシア語形)、パウロス(Paulos ギリシャ語形)、
 パオロ
(Paolo イタリア語形)、パブロ(Pablo スペイン語形)など。

ポーラ(Paula)(女)ポールの女性形。
 同系、短縮形、愛称は、ポーリーン(Pauline)、ポーレット(Paulette)、
 ポーライナ
(Paulina)、ポーリタ(Paulita)、ポーリナ(Poalina)、パオラ(Paola)、
 パウリ(Pauly)、ポリー(Polly)など。

ペイン(Payne,Paine)(姓、女)…ラテン語の「小柄な」。
 又は、ポールの女性形の一種。

ペイトン(Payton,Peyton)(姓、男)…古い英語の「戦士の鋭さ」。
 同系、短縮形、愛称は、パクストン(Paxton)、パットン(Patton)、
 パッテン
(Patten)、パトン(Paton)、パッティン(Pattin)、パット(Pat)など。

パール(Pearl,Perle)(女)…中期英語の「宝石(の原石)」。

ペラギア(Pelagia)(女)…ギリシア語の「海から」。

ペル(Pell)(姓)・・・古い英語の「えり巻」。
 同系は、ペルトン(Pelton)、ペラム(Pelham)など。

ペンブルックシア(Pembroke)(姓)…ウェルシュ語の「岬から」。
 又は、「岩石の多い丘陵」。

ペネロペ(Penelope)(女)…ギリシア語の「織り手、編む人」。
 ギリシア神話に登場する人物の名。イタカの王、オデュッセウスの妻。
 美女として知られ貞淑の象徴と言われる。
 愛称は、ペニー(Penny,Penney)、ペン(Pen)など。

ペニナ(Penina,Peninah)(女)…ヘブライ語の「宝石」。又は「珊瑚」。
 愛称は、ペニー(Penny,Peni)、ニーナ(Nina)など。

ペンロド(Penrod)(姓)…古いドイツ語の「尊敬される隊長」。
 同系は、ペン(Penn)、ペンリー(Penley)など。

ピピン(Pepin)(姓、男)…古いドイツ語の「忍耐強い」。
 同系、愛称は、ペッピー(Peppy)、ペーピ(Pepi)、ピッピン(Pippin)、
 ピッピ(Pippi)など。

パーシバル(Percival,Perceval,Percheval)(男)…古いフランス語の「仮面を
 見破る」。愛称は、パーシー(Parcy,Perci)など。

パーディッタ(Perdita)(女)…ラテン語の「失った」。
 同系、短縮形、愛称は、パーデェア(Perdea)、パーダ(Perda)など。

ペリー(Perry)(姓、男)…中期英語の「西洋ナシの木」。
 又は、ウェルシュ語の「ハリーの息子」。
 同系は、ペリン(Perrin)、ペラン(Perin)など。

ペルセフォネ(Persephone)(女)…ギリシア神話に登場する冥界の女神の
 名で、意味は「破壊者」。
 短縮形、愛称は、ペルサ(Persa)、ペルス(Perse)、パーシー(Percy)、
 ファニー
(Fanny)など。

パース(Perth)(姓、男)…古いケルト語の「とげだらけの低木の茂み」。

ピーター(Peter)(男)…ラテン語の「岩」。
 新約聖書の使徒ペトロに由来する名の英語形。
 同系は、ペーター(Peter ドイツ語形)、ピエール(Pierre フランス語形)、
 ピエトロ(Pietro イタリア語形)、ビョートル(Pyotr ロシア語形)、
 ペドロ
(Pedro スペイン語、ポルトガル語形)も同じ。
 同系の姓は、ピアソン(Pearson)、パーキンソン(Parkinson)など。 
 愛称は、ピート(Pete)など。

ペトラ(Petra)(女)…ラテン語の「岩」。 
 同系、愛称は、ペトロネラ(Petronella)、ペトロニリャPetronille)、
 ペチュラ
(Petula)、ペリン(Perrine)、ピート(Pete)、ペティ(Petie)など。

フェドラ(Phedra)(女)…ギリシア語の「輝くもの」。

フェラン(Phelan)(姓)…ゲール語の「小さな狼」。

フィラナ(Philana)(女)…ギリシア語の「崇拝する」。
 同系は、ファラナ(Falana)、フィレナ(Philena)、フィリナ(Philina)、
 フィリダ
(Philida)など。

フィリップ(Philip)(男)…ギリシア語のフィリッポス(Philippos)、
 意味は「馬のを愛する者」。
 英語(Philip,Phillip)、フランス語(Philippe)、ドイツ語(Philpp フィーリブ)、
 オランダ語(Phillip)など。
 愛称は、フィルビー(Philby)、フィル(Phil)、フィロ(Philo)など。

フィリッパ(Philippa)(女)フィリップの女性形。
 短縮形、愛称は、フェリペ(Felipe)、フェリパ(Felipa)、ピッパ(Pippa)など。

フィロメナ(Philomena,Filomena)(女)…ギリシア語の「歌を愛する者」。
 又は、「友達」。

フィネス(Phineas)(男)…ヘブライ語の「神のお告げ」。
 又は、エジプト語の「浅黒い皮膚をした」から。
 同系、短縮形、愛称は、ピンカス(Pinchas,Pincus)、フィニー(Phinny)、
 フィン
(Phin,Finn)、など。

フェーベ(Phoebe)(男)…ギリシア語の「輝いているもの」。
 同系は、フォイボス(Phoebus)、フィービー(Phebe)など。

フェニックス(Phoenix)(姓)…エジプト神話に登場する霊鳥。
 永遠の時を生きるという伝説上の鳥。不死鳥、又は火の鳥とも言われる。
 その涙は癒しをもたらし、血を口にすると、不老不死の命を授かると言われて
 いる。
 数百年に一度、自ら香木を積み重ねて火を付けた中に飛び込んで焼死し、
 その灰の中から、再び幼鳥となって現れるとされる。

ピュリス(Phyllis)(女)…ギリシア語の「葉の茂った枝」。
 同系は、フィリス(Phillis,Phyiys)、フィリシア(Phicia)、フィリダ(Philida,Filida)、
 フィリーズ
(Phily)、など。愛称は、フィル(Phil,Phyl)など。

ピア(Pia)(女)…イタリア語の「信仰心の厚い」。

ピアス(Pierce)(姓、男)…アングロフランス語の「岩」。
 同系は、ピアース(Pearce)、ピアシー(Piercy)、ピアズ(Piers)、
 ピアソン
(Peason)など。

ピラール(Pilar)(男)…スペイン語の「支え、大黒柱」。

パイパー(Piper,Pyper)(姓、女)…古い英語の「パグパイプ奏者」。

プラシダ(Placida)(男)…ラテン語の「静けさ、冷静」。
 同系は、プラシド(Placido)など。

ポリー(Polly,Pollie)(女)メアリー(Mary)、又は、ポーラ(Paula)の愛称。

ポーター(Porter,Porteur)(姓)・・・フランス語の「門番」、「運搬人」。

ポーティア(Portia)(女)…ラテン語の「贈り物、天賦の才能」。
 ポーシャ
(Porsha)、ポルシェ(Porsche)も同じ。

パウエル(Powell)(姓)…古いウェールズ語の「ハウエルの息子」。
 パワー
(Power)、パワーズ(Powers)は同系の男性名。

プレンティス(Prentice,Prentiss)(姓)…中期英語の「見習い」。

プレストン(Preston)(姓、男)…古い英語の「教会の住人」、「聖職者の和解」。
 同系は、プレスコット(Prescott)、プレスリー(Presley)、
 プリーストリー
(Priestley,Priestly)、プリスト(Priest)など。

プルウィット(Prewitt)(姓、男)…古いフランス語の「英雄的な人」。 
 短縮形、愛称は、プルート(Pruitt,Pruit)、プルー(Prue)など。

プライス(Price,Pryce)(姓、男)…古いウェールズ語の「緊急なもの」。

プリモ(Primo)(男)…イタリア語の「最初のもの」から。プリメ(Prime)も同じ。

プリシラ(Priscilla)(女)…ラテン語の「古代から」。
 愛称は、プリシー(Priss)、シーラ(Silla,Cilla,Cyla)など。

プルデェンス(Prudence)(男)…「将来への配慮、慎重さ」。
 短縮形、愛称は、プルディ(Prudy)、プルー(Prue)、プル(Pru)など。

プライアー(Pryor)(姓)…古いフランス語の「修道分院の上層部」。

パーヴァス(Purvis)(男)…フランス語の「(便宜などを)与える」。

 

※ <Baby Name Dictionary
   http://www.ivillage.co.uk/pregnancyandbaby/tools/babyname_gloss
 <Wikipedia>
 <Yahoo!JAPAN辞書>を参考にしています。

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古典

気持のおもむくままに、何気なくページを開いたりすると、
それまでが「食わず嫌い」だったことに、気付かされたりする本があります。

古典も、その一つではないでしょか。
授業での時は、古典にも漢文にも、あまり興味が湧かなかったのですが、
(何しろ、興味があろうと無かろうと、一方的に押し込まれてしまう訳ですから)
でも、読んでみると意外に身近な事が書かれて、「目から鱗」なんですね。

中でも一番好きなのは、『枕草子』です。
“春はあけぼの…”は、あまりにも有名ですが、
なかなか、本文までは読まなかったりするのですよね。
かつては私もその一人でした。

枕草子は随筆(今風に言うと“エッセー”)で、口語体(当時の)で書かれていて、
簡潔明瞭な文、観察力は鋭く、センス抜群、思わずニヤッと…
千年以上昔の人も、感じ方は同じなんだな、と実感させられるのです。

ライバル(?)紫式部は『紫式部日記』の中で、
“清少納言は、知ったかぶりで、知識をひけらかすけれど、大したこと無い…”
と散々、陰険な悪口を書いていますが、これって…
和泉式部のことも、あれこれ書いているし…

清少納言だって、自分の随想で、書きたいことを書いただけなのに…
私には、ただ無邪気な女性という風に思えるのですが…

教養においては、判りませんが、
少なくとも、性格に関しては、清少納言の方に軍配を上げたいですね。

20070921
『枕草子』上下 清少納言 新潮日本古典集成

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「名前の意味」…O

<O>

オークレー(Oakley,Oakly)(姓)…古い英語の「オークの草原から」。

オバデア(Obadiah)(男)…ヘブライ語の「神のしもべ」。
 旧約聖書の一書『オバデヤ書』の筆者とされる者の名。
 短縮形、愛称は、オービド(Obed)、オービー(Obie)、オビ(Obe)など。

オクタウィア(Octavia)(女)…オクタウィウスの女性形。古代ローマの女性名。

オクタウィウス(Octavius,Octavus)(男)…ラテン語の「8番目の子供」。
 愛称は、タヴィー(Tavie,Tavy)など。

オディリア(Odelia,Odilia)(女)…古いドイツ語の「少し裕福な」。
 又は、ヘブライ語の「神を称賛する」。
 オデッタ(Odetta)、オデット(Odette)、オーデル(Odell)も同じ。

オーデル(Odell)(男)…古いドイツ語の「少し裕福な」。
 又は、ギリシア語の「讃歌」。
 又は、デンマーク語の「カワウソ(その毛皮)」。
 同系は、オーディン(Odin)、オーディス(Odis)。
 短縮形、愛称は、オーディー(Ode,Odie)など。

オデッサ(Odessa)(?)…ギリシア語の「放浪冒険の旅」。
 「オデッセイア(ホメロス作といわれる大叙情詩)」。

オグデン(Ogden)(姓、男)…古い英語の「オークの谷から」。 
 愛称は、オギー(Oggie)、デニー(Denny)、デン(Den)など。

オーグルビー(Ogilvy,Ogilvie)(男)…古いスコットランド語の「高い峰から」。
 愛称は、ギル(Gil)、ジリー(Gilie,Gilly)など。

オーラフ(Olaf)(男)…古いスカンジナビア語の「お守り、魔除け」。
 又は、「先祖」。同系は、オーラブ(Olav)、オーロフ(Olof)、オーリン(Olin)、
 オーレン
(Olen)、オーリー(Olie)など。

オーリン(Olin)(男)…古い英語の「モチノキ(ヒイラギ)」。
 同系は、オルニー(Olney)、オリンダ(Olinda)など。

オリーブ(Olive)(女)…ラテン語で植物の名から。オリーブの木の枝は「平和の
 象徴」。オリヴィア(Olivia)、も同じ。
 愛称は、オリー(Ollie)、オルヴァ(Olva)、リビア(Livia)、リヴァ(Livy)、
 ノリー
(Nollie)、ノラ(Nola)など。

オリバー(Oliver)(姓、男)…古いスカンジナビア語の「親切なもの」から。
 又は、古いフランス語の「オリーブの木」。同系は、オリビエ(Olivier)、
 オリベーロ(olivero)。
 愛称は、オリー(Olley,Olly,Ollie)、ノル(Noll)、ノリー(Nolly)など。

オリンピア(Olympia)(女)…ギリシア語の「オリュンポス山(ギリシア神話の神々
 が住む山)」から。オランプ(Olympe)も同じ。

オマール(Omar,Omer)(男)…アラビア語の「最初の息子」、又は「信奉者」。
 又は、ヘブライ語の「すぐれた演説家」。又は、ドイツ語の「名高い」。

ウーナ(Oona,Ona)(女)…ゲール語とラテン語の「団結、統一」。

オパール(Opal)(女)…サンスクリット語の「宝石」。
 同系は、オパリーン(Opaline)、オパリーナ(Opalina)など。

オフェーリア(Ophelia,Ofelia,Ofilia,Ophelia)(女)…ギリシア語の「役立つ」。
 又は、「賢い」。

オーラン(Oran)(男)…ゲール語の「血色が悪い人」。
 又は、ヘブライ語の「松」。
 同系は、オーリン(Orin,Orrin)、オーレン(Orren,Oren)、オーラン(Orran)、
 オーリン
(Orrin)、オーラム(Oram)など。愛称は、オーリー(Orrie)など。

オリアーナ(Oriana)(女)…オリオンの女性形。
 同系、短縮形、愛称はオラリア(Oralia)、オレリー(Orelle)、オラナ(Orlanna)、
 オリア(Oria)など。

オリオン(Orion)(男)…ラテン語の「夜明け」。又は、ギリシア語の「東方」。
 ギリシア神話に登場する狩人の名。その姿が天に写されオリオン座となった。
 同系、短縮形、愛称は、オーリン(Orin,Orienne)、オーリス(Oris)、
 オーレスト(Orest)など。

オーランド(Orlando)(姓、男)…ローランドのイタリア語形。
 又はラテン語の「輝く太陽」。愛称は、オルリー(Orilie,Orly)、
 ランド
(Lando)など。

オーソン(Orson)(男)…古い英語の「槍兵(そうへい)の息子」。
 又は、ラテン語の「クマ」。オーセン(Orsen)、オーシン(Orsin)、
 オルシニ
(Orsini)も同じ。

オービル(Orville)(男)…古いフランス語の「黄金の村から」。
 同系は、オーバル(Orvalle,Orval)など。

オズバート(Osbert)(男)…古い英語の「霊感を受けた」、又は「神の」。
 同系は、オズボーン(Osborn,Osborne)、オズモンド(Osmond)、
 オスマンダ(Osmund)など。 
 短縮形、愛称は、オスマン(Osman)、オスメン(Osmen)、オッシー(Ossie)など。

オスカー(Oscar,Oskar)(男)…古いスカンジナビア語の「天与の槍から。」。
 オスグッド
(Osgood)も同じ。

オズワルド(Oswald,Ozwald,Oswaldo)(男)…古い英語の「並外れた強力な」
 から。短縮形、愛称は、オズウェル(Oswell)、オズワル(Oswall)、
 オッシー
(Ossie)、オージー(Ozzie)など。

オーティス(Otis)(姓、男)…ギリシア語の「敏感な」。
 又は、古いドイツ語の「裕福な」から。 
 短縮形、愛称は、オットー(Otto)、オト(Otho)、オド(Odo)など。

オーエン(Owen,Owyn)(姓、男)…古いウェールズ語の「戦士」。
 又は、ギリシア語の「生まれ(家柄、素性)の良い」。
 同系は、エヴァン(Evan)、ユーウィン(Ewen)、オーエンズ(Owens)など。

ックスフォード(Oxford)(姓)…古い英語の「牡牛が浅瀬を渡る場所から」。

オズ(Oz)(姓)…ヘブライ語の「強さ」。

 

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アボンリーの中の“日本” (5)

「アボンリーへの道」の続編、
「Happy Christmas Miss King」の中にもありましたよ。

フェリシティとオリビアが、並んでショーウインドーを眺めています。
二人の視線の先には、朱塗りの鏡台形オルゴールが…
オルゴールの中には日本人形が回っています。

(ショーウインドーの中の様子が、全く違うんですね。いつものことですが…)

Hc01 Hc02

「 Happy Christmas Miss King 」より

 


 

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『あゝひめゆりの塔』

『あゝひめゆりの塔』(1968年)は、覚悟して観ましたが、やっぱり重かった!
(この映画は、終戦記念日頃に観るべきですね。)

まず、“明治百年記念”の文字が映し出されましが…
“そういえば、そんなこと言っていた時代もあったっけ…”
遠い記憶が蘇りました。 

「ウィキペディア」によれば、“ひめゆりの塔”は、数10センチの高さで、
塔の名前は「ひめゆり学徒隊」の隊員の母校、沖縄第一高等女学校の校誌名
「乙姫」と、沖縄師範学校女子部の校誌名「白百合」を組み合わせたもので、
元は「姫百合」だったとのこと。
作品中、何度かユリの花が映っていましたが、花とは無関係だそうです。

ネタバレ↓

続きを読む "『あゝひめゆりの塔』"

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「名前の意味」…N

<N>

ナディム(Nadim)(男)…「気の合った飲み仲間」と「信頼できる腹心の友」を
 意味するアラブの名。

ネイディーン(Nadine)(女)…スラブ語の「希望」。同系、短縮形、愛称は、
 ナディナ(Nadina)、ナディーン(Nadeen)、ナディア(Nadia,Nadya)、
 ナディ
(Nadie)、ナダ(Nada)、ナタ(Nata)など。

ネイダ(Naida)(女)…ギリシア語の「水の精」。

ナンシー(Nancy,Nancy,Nancee,Nansey,Nansee)(女)…アン(Ann,Anne)の変形。
 愛称は、ナナ(Nana)、ナニー(Nanny,Nanine)、ナン(Nan)、ナンス(Nance)など。

ナオミ(Naomi)(女)…ヘブライ語の「愉快な、感じのよい」。ヘブライ聖書に
 登場する女性の名で、ユダヤ教徒、キリスト教徒の女性名。

ナポレオン(Napoleon)(男)…ギリシア語の「森林のライオン」。
 又は、イタリア語の「ナポリの町から」。 
 短縮形、愛称は、レオン(Leon)、レオ(Leo)など。

ナーラ(Nara)(女)…古い英語の「近くの場所」。又は、ゲール語の「楽しい」。

ナルキッソス(Narcissus,Narcisus,Narcissa,Narcisse)(男)…ギリシア語の
 「自己愛、自尊心、虚栄心」。ギリシア神話に登場する美少年の名。
 彼は自惚れのため、花のスイセンに変えられた。
 欧米ではスイセンをナルシスと呼ぶ。ナルシスト、ナルシシズムの語源でもある。

ナレシュ(Naresh)(男)…サンスクリット語の「男性の王の統治者」。

ナッシュ(Nash,Nashe)(姓)…古い英語の「断崖、(海岸の)絶壁」。

ナタリー(Natalie,Nataly,Natalee,Nathalie)(女)…ラテン語の「誕生日」。
 又は、「クリスマスに生まれた子供」。同系、短縮形、愛称は、ナターリア
 (Natalia)、ナターリヤ(Natalya)、ナターシャ(Natasha)、ネティ(Nettie,Netty)、
 ターシャ(Tasha)、タリア(Talia)など。

ナサニエル(Nathaniel,Nathanielle,Nathanael)(姓、男)…ヘブライ語の「神の賜
 物」。英語形は、ネイサン(Nathan)。愛称は、ナット(Natty)、ネイト(Nate)など。

ニール(Neal,Neil,Neill,Nial,Niall,Neale,Neel)(姓、男)…ゲール語の「優勝者」。
 同系は、ニールス(Niels)、ニエル(Niel)、ナイルス(Niles)、ネルス(Nels)、
 ニルス
(Nils)、オニール(O'Neill)など。

ネーラ(Neala,Niela,Nela,Neela,Neila,Neilla,Nila)(女)…ニールの女性形。

ネーダ(Neda,Nedda)(女)…スラブ語の「日曜日生まれ」。英語の「聖域」。
 愛称は、ネディー(Neddy)、ネッド(Ned)など。

ネヘミヤ(Nehemiah)(男)…ヘブライ語の「神の思いやり」。

ネリー(Nellie,Nelly,Nelle)(女)…エリノア(Eleanor)、ヘレン(Helen)、
 コーネリア
(Cornelia)の短縮形、又は愛称。ネル(Nell)、ネリア(Nelia)、
 ネッラ(Nella)も同じ。

ネルソン(Nelson,Nealson)(男)…古い英語の「優勝者の息子」。ニールソ
 ン
(Neilson)、ニルソン(Nilson)は同系の姓。愛称は、ネリー(Nelly,Nellie)など。

ネロリー(Neroli,Nerolia,Nerolie,Neroly,Nerole)(女)…イタリア語の「オレンジの
 花」。

ネッサ(Nessa,Nesa,Nissa)(女)…古いスカンジナビア語の「岬」。
 ネッシー
(Nessie)も同じ。

ネストル(Nestor)(男)…ギリシア語の「旅人」又は「賢明、分別、知恵」。
 短縮形、愛称は、ネスタ(Nesta)、ネスト(Nest)など。

ネヴァ(Neva)(女)…スペイン語の「雪に覆われた」。

ネヴィル(Neville,Nevil,Nevile)(男)…古いフランス語の「新しい農地から」。
 短縮形、愛称は、ネヴ(Nev)など。
 同系の姓は、ニューランド(Newland)、ネヴィルソン(Nevelson)など。
 

ネヴィン(Nevin,Neven)(姓)…ゲール語の「崇拝者、礼拝者」。又は、古い英語の
 「中央の」。又は、ドイツ語の「甥」。ネヴィンズ(Nevins)も同じ。

ニューエル(Newell)(姓)…古い英語の「荘園から、邸宅から」。
 又は、古いフランス語の「(小麦などの)穀粒」。
 同系は、ニューアル(Newall)、ニューリン(Newlin,Newlyn))、ニューランド
 (Newland)、ニューボルト(Newbold)、ニューゲート(Newgate)、
 ニュートン
(Newton)など。

ニューマン(Newman,Neuman,Neumann)(姓)…古い英語の「(引っ越して来た)
 ばかりの人、初心者」。

ニコラス(Nicholas,Nicolas)(姓、男)…ギリシア語の「勝利した人々」。同系は、
 ニコラウス(Nikolaus ギリシャ語形)、ニコライ(Nikolai ロシア語形)、ニコラウ
 ス
(ラテン語形)、ニコルズ(Nichols)、ナイルズ(Niles)、ニクソン(Nixon)、
 クラウス(Claus)、ニコラ(Nikola イタリア、スペイン、フランス語形)、ニコラオ
 (イタリア語形)、ニコル(Nichol)、ニコルソン(Njcholson)など。
 短縮形、愛称は、ニック(Nick)、ニッキ(Nicky,Nikki)、ナイキ(Nike)、
 ニルス(Niles)、コール(Cole)など。

ニコル(Nicole)(姓、男、女)…ニコラスの変形。同系は、ニコラ(Nicola)、
 ニッキ(Niki)、ニカ(Nika)、ニッキー(Nickie,Nicky)、ナイキ(Nike)など。

ナイジェル(Nigel)(男)…ラテン語の「暗いもの」。

ナイジェラ(Nigella)(女)…ナイジェル(Nigel)の女性形。

ニキータ(Nikita)(男、女)…ニコラスのロシア語、フィンランド語系の男性名。
 又は、フランス語圏の女性名。

ニーナ(Nina,Ninya)(女)…スペイン語の「女の子」。アン(Anne)のロシア語形。
 ニネット(Ninette)、ニノン(Ninon)も同じ。

ニレル(Nirel,Niriel)(男)…ヘブライ語の「神の領域」。

ニッサ(Nissa)(女)…スカンジナビア語の「小妖精(elf)」、又は「妖精(fairy)」。

ノア(Noah,Noa)(姓、男)…ヘブライ語の「安心感、快適」、又は「放浪者」から。
 ノエ(Noe)、ノエル(Noel)も同じ。

ノーブル(Noble)(姓)…ラテン語の「名誉に値する」、又は「生まれ(家柄、素性)
 の良い」。ノーベル(Nobel)、ノビレ(Nobile)も同じ。

ノエル(Noel,Nowell)(男)…フランス語の「クリスマス」。ナターレ(Natale)、
 ナタール(Natal)も同じ。

ノエル(Noelle)(女)…ノエル(Noel)の女性形。

ノラン(Nolan,Nolen,Nowlan)(姓、男)…ゲール語の「高貴の、威厳のある」。

ノラ(Nora,Norah)(女)…エレノラ(Eleanora)、レオノラ(Leonora)、ホナー
 (Honour)の英語圏での短縮形、又は愛称。ノーリーン(Norine,Noreen)、
 ノリーナ(Norina)も同じ。

ノーバート(Norbert)(男)…古いドイツ語の「金髪の英雄」。

ノーバータ(Norberta)(女)…ノーバート(Norbert)の女性形。

ノルマ(Norma,Norma)(女)…ラテン語の「モデル」。又は、ノーマン(Norman)の
 女性形。

ノーマン(Norman)(男)…古いフランス語、又は英語の「北から来た人(古代ス
 カンジナビア人)」。

 

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アボンリーの中の“日本” (4)

場所は、ペティボーン家のリビングルーム(?)…
クライブ・ペティボーンと長男のアーサーが、何やら話しています。

アーサー背後にある棚には、日本刀らしき物が飾ってあります。
暗くて、判り難いのですが…

<第6シリーズ>
第74話「お父さんの結婚」(The More Things Change)より

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アボンリーの中の“日本” (3)

アボンリーに、新しい牧師さん一家がやって来ました。

“長老派教会の婦人部長”に就任したジャネットは、牧師館に挨拶に…
出迎えてくれたバイオラは、牧師の妻らしからぬ活発な女性で、
古い呪縛に囚われない考え方の出来る女性。
たちまちジャネットは影響されるのでした。

バイオラが着ていた部屋着は、赤い着物で、お約束の“左前合わせ”です。
外国人なら、微笑ましくもありますが、たまに、日本人でも左前合わせの人を
見掛けます・・・それは、“黄泉の国”に旅立つ時だけですよ。

牧師館には、房の付いた大きな赤い提灯が、いくつも下げてありましたが、
あれは、中国の物なんでしょうか?

6501

<第5シリーズ>
第64話「恋に夢中」(Enter Prince Charming)より

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『愛と死の記録』

録画しておいた『愛と死の記録』(1966年作)、1ヶ月近くも経ってしまったけれど、
ようやく観ることが出来ました。

画面一杯の鳩が一斉に飛び立ちます。
しかし、左隅の二羽だけは、なぜか飛び立ちません…

ふとしたことが切っ掛けで知り合い、愛し合うようになった和江(吉永小百合)と
幸雄(渡哲也)でしたが、若い二人に未来はありませんでした。
なぜなら、幸雄は原爆病のため、余命僅かな身だったからなのです。
賢明に看病する和江…でも運命は余りにも残酷でした。

平和公園で、幸雄が身の上を打ち明ける場面がありましたが、
1963年8月6日に建てられた、峠三吉の「にんげんをかえせ」の詩碑が
写っていました。
セリフとして語られなくても、その詩が充分に作品の意図を語ってくれました。

本来なら、原爆ドームの全景とケロイド状の顔が写ったシーンが存在したのに、
試写会の後、会社の上層部の命令で、全面カットされたのだそうです。
やはり、権力者(?)の考えるところは同じなのでしょうね?

ところで、元々、幸雄役は浜田光夫さんのはずだったのですが、
事件に巻き込まれ、大怪我されたために、渡さんの代役となったのだそうです。
私としては、浜田さんの幸雄を観たかったのに…残念です。

それにしても、吉永さんも渡さんも、お若いですね!
40年以上も昔の作品ですから当然ですが…

あの頃と印象が、あまり変わらないお二人に比べ、
ビックリするくらい変わってしまった「ネジネジオジサン」も出演されていました。
(和江の母役の“寅さんのおばちゃん(三崎千恵子さん)”も変わらないですね。)

そう言えば、小百合さんとは対照的な雰囲気の浜川智子さんは、
今、何をされているのでしょうか…?

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アボンリーの中の“日本” (2)

初めての出産を間近に控えたオリビア…

そんな時、(夫の)ジャスパーの叔母が、親類一同を引き連れやってきました。
デール一族は、学問、芸術に優れ、しかも変人奇人揃い…
名前も、ミネルバ、オリンピア、ガリレオ、ランスロット、キャスパー…すごい!

100年進んでいるデール一族に対し、保守的で常識人ばかりのキング一族…
キング家対デール家の、戦いの火蓋は切って落とされたのでした。
次々と同化させられていくキング家の面々、ヘティ伯母さんだけが最後の砦。

ところで、セーラが、ミネルバと、その娘のセリーナ(ジャスパーのいとこ)に、
針(針灸の)を、させられるシーンがありましたが、
(危機一髪のところで、ヘティ伯母さんが阻止)

その時に、ミネルバ母娘が着ていた衣装は、着物地のようでした。
セリーナのドレスは、帯地みたい…?

<第4シリーズ>
第40話「オリビアの赤ちゃん」(Tug of War)より


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アボンリーの中の“日本” (1)

「アボンリーへの道」を観ていて、思いがけず、“日本”を見付けてしまいました。
ちょっと嬉しかったですね。

キング家のダイニングで、アビゲールの息子ラッキーの相手をしているセーラ。
左手に持った何かを、クルクル回しています…
よ~く見てみると、それは、“竹トンボ”だったのです。      

<第3シリーズ>
第34話「吹雪のち晴れ」(Friends and Relations)より

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『レベッカ』

アルフレッド・ヒッチコック監督の『レベッカ』(1940年アメリカ)は、
原作を読んでいたもともあって、リバイバル上映された時には、
「待ってました!」とばかり、観に行きました。

でも、原作を読んだ時に、想像力が膨らみ過ぎたためか、
期待は裏切られたのでした。

霧に浮かぶ、巨大なマンダレーは、さすがに幻想的でしたが、
あの、自分が主人公になったかのようなドキドキ感もなく、
邸宅内部の謎めいた雰囲気や、レベッカの部屋の豪華さも、
ダンヴァース夫人の不気味さなども、本での想像力には及びませんでした。

「ジェーン・エア」と同じく、ヒロイン役はジョーン・フォンティーンでしたが、
原作での「オドオド、ビクビクといった場違いな様子」は少なく、
前妻の美貌にコンプレックスを抱くとは思えない位、美しく洗練されていました。
ローレンス・オリビエ扮する、マキシムも、いやに普通で…

原作は一人称で構成されていたので、主人公が“わたし”でも良かったけれど、
映画では、名前を呼ばれることもなくて、
読んでない人には、不思議に感じたかも知れませんね。

やはり、原作を読んだ時の感動以上を、映画に求めるのは無理なことかも…
及第点に達していたのは、「風と共に去りぬ」ぐらいだったでしょうか。

20070906

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『レベッカ』

『ジェイン・エア』というと、すぐ、思い出されるのが『レベッカ』です。

中・高校生の頃、三笠書房刊の「デュ・モーリア作品集」を読んでいましたが、
そのダフネ・デュ・モーリアの本達も、一冊を残して処分してしまったのでした。
…なんと愚かだったのでしょう!
無事、手元に残った一冊というのは、もちろん、『レベッカ』です。

“レベッカ”が、“主人公の名前では無い”というのも意外ですが、
主人公に名前が無いというのも、驚きますよね。

なぜ、主人公に名前が無いのかと言えば、
この物語が、一人称で語られているからなのです。

『ジェイン・エア』も一人称でしたが、会話の中で主人公の名は判りました。
でも、『レベッカ』には、登場人物紹介にも、“わたし”としか無かった…
とにかく、この2冊の本には、多くの共通点があるのですよね。

まず、主人公が若い女性の孤児で、身分も財産も無く、
容姿にも恵まれていないこと。
運命の糸に引き寄せられたかのように出会った男性は、大富豪の中年男性。
『レベッカ』の場合は、マンダレーという大豪邸の主(あるじ)の、
マキシム・デ・ウインター…

男性は不幸を背負っているようで、謎めいていて、近寄りがたい…
大邸宅には得体の知れない何かがあって、ヒロインは、いつも怯えている…

物語全体に漂う不安感や不気味さ、精神的に追い詰められていくヒロイン、
ラストもそっくり、館は何者かの手により焼失しますが、
それとは裏腹に、ようやくヒロインには、心の平安が訪れる…
といった具合に…

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「名前の意味」…M

<M>

マブ(Mab)(女)…アイルランドゲール語の「喜び」。ケルト神話に登場する妖精
 の女王の名。メイヴ(Maeve)は英語形で、アイルランド語ではメズヴ(Medb)。

メイベル(Mabel)(女)…ラテン語の「愛らしい、魅力的な」。
 又は、フランス語の「私の美しい人」。

マック(Mac,Mc,Mack)(男)…スコットランド語、アイルランド語、英語の「息子
 の」。

メーコン(Macon,Makon)(姓)…中期英語の「作るために」。
 マーコム
(Macomb)も同じ。

メイシー(Macy,Macey)(姓)…古いフランス語の「マシューの所有地から」。
 又は、古い英語の「同好会」。

マドック(Maddock,Madock,Madog)(男)…古いウェールズ語の「優勝者、勇者」。
 又は「幸運」。

マドレーン(Madeline,Madalynn)(女)…ヘブライ語の「頼もしい人」。 
 同系は、マグダーリン(Magdalene,Mgdalen)、マグダレナ(Magdalena)、
 マデリン
(Madelyn)、など。
 短縮形、愛称は、マレーン(Marleen)、マレーネ(Marlene)、マーリン(Marline)、
 マリーナ(Malina)、マティ(Matty)、リーナ(Lena,Lene)など。

マディソン(Madison,Maddison)(姓)…ドイツ語の「強い戦士の息子」。
 又は、「モード(Maude)の親戚」から。

マドラ(Madra)(女)…スペイン語の「母」。

マグダリーン(Magdalene,Magdaline)(女)…ヘブライ語の「マグダリアの女性」。
 同系は、マドレーン(Madelone)、マグダレナ(Magdalena)など。
 愛称は、マグダ(Magda)、リーナ(Lena)など。

マギー(Maggie,Maggy,Magee)(女)…マーガレット(Margaret)の短縮形(19世紀
 頃から独立した名前として使われるようになった)。又は、愛称。

マグノリア(Mgnolia)(女)…マグノリア(ホオノキ)の花木の名から。
 愛称は、マギー(Maggie)、ノラ(Nola,Nolia)、ノリー(nolie)、エノーラ(Enola)など。

マグナス(Magnus)(姓、男)…ラテン語の「大きい、巨大(壮大、広大)な」。
 マグナム
(Magnum)も同じ。

マハラ(Mahala,Mahalah,Mahaler)(女)…ヘブライ語の「優しい」。
 又は、アラビア語の「真髄」。又は、北アメリカ先住民の「女性」。

マイーダ(Maida)(女)…古い英語の「少女」。同系は、マイディ(Maidie,Maidy)、
 マイダ(Mayda)、マイディル(Maidel)など。短縮形、愛称は、マディ(Mady)など。

モイール(Maire)(女)…メアリー(Mary)のスコットランド語形。又は、ウェールズ
 語形。同系は、メイアー(Mair)、メイリード(Mairead)など。

メイジー(Maisie)(女)…マージョリー(Margery)、又は、マーガレット(Margaret)
 が短縮して独立した名。スコットランドで人気がある。

メートランド(Maitland)(姓、男)…古い英語の「草原の住人」。又は、ノルマン
 ディーの地名から。

メージャーメジャー(Major,Majors)(姓)…ラテン語の「より大きい」。

マラキ(Malachi,Malachy)(男)…ヘブライ語の「神の使者(伝令)」。
 旧約聖書の『マラキ書』を書いた北イスラエルの預言者の名。

マルカ(Malca,Malka)(女)…ヘブライ語の「女王」。

マルコム(Malcolm)(男)…スコットランドゲール語の「聖コルンバ(Columba)の
 弟子」。短縮形、愛称は、マル(Mal)、マルク(Malc)、コルム(Colm)、
 マックス
(Max)など。

マロリー(Mallory,Malory)(姓、男、女)…古いドイツ語の「軍隊の助言者」。
 又は、ドイツ語の「資産の無い」。
 愛称は、マリ(Mal)、マリー(Mally)、マリン(Malin)など。

マルヴィナ(Malvina)(女)…メルヴィン(Malvin,Melvin)のゲール語形、女性形。
 「穏やかな雪」を意味するアイルランド語の“maol-hin”の翻訳から。
 愛称は、マリー(Mally)、ミリー(Melly)、マル(Mal)、メル(Mel)など。

マンフレッド(Manfred)(男)…古いドイツ語の「平和な人」。
 愛称は、マニー(Manny)、フレッド(Fred)など。

マンリー(Manley)(姓)…古い英語の「草原の人」。同系は、マンスフィールド
 (Mansfield)、マントン(Manton)、マンヴィル(Manville)、マニックス(Mannix)、
 マンチェスター
(Manchester)、マンハイム(Manheim)など。

マノン(Manon)(女)…メアリー(Mary)、又はマリアン(Marian)のフランス語形。

マニュエル(Manuel)(男)…エマニュエルのスペイン語形。短縮形、
 愛称はマヌエラ(Manuela)、マノ(Mano)、マニー(Manny)、マニ(Mani)など。

マーラ(Mara)(女)…ヘブライ語の「苦い」。又は、メアリー(Mary)の変形。
 又は、タマラ(Tamara)の省略形。

マルセル(Marcel)(姓、男)…マルケルスのフランス語形。又は、「小さなハン
 マー」。同系は、マルチェロ(Marcello)、マルケルス(Marcellus)など。

マーセラ(Marcella)(姓、女)…ラテン語のマース(Mars 「火星=ローマ神話の
 戦争の神」)から。又は、マーカス(Marcus)、マーセル(Marcel)。 
 又は、マルチェロ(Marcello)の女性形。

マーシャ(Marcia)(女)…ラテン語のマース(Mars 「火星=ローマ神話の戦争の
 神」)。マーク(Mark)、マルキウス(Marcius)、マーカス(Marcus)の女性形。

マーカス(Marcus)(男)…英語名のマーカス(Marcus)、マーク(Mark,Marc)の
 ラテン語形。ローマ神話の軍神マルスにちなんだ名で古代ローマ形はマルク
 (Marcus)、ドイツ語形はマルクス(Markus)、イタリア語形はマルコ(Marco)。

マーシー(Marcy,Marcey,Marci,Marsi,Marsy,Marsie)(男)…英語の意味は
 「慈悲」。又は、Marから始まる名の愛称。

マーガレット(Margaret)(女)…ギリシア語の「真珠」。

 マーガレット(イギリス、アメリカ語形)の他に、
 マルグリート
(Marguerite フランス語形)、マルガレーテ(Margarete ドイツ語形)、
 マルゲリータ
(Margherita イタリア語形)、マルガリータ(Kargarita ロシア語形)、
 マルグレーテ(Margarethe デンマーク語形)、
 マルハレータ(Maygarethe オランダ語形)、マーゴット(Margot)、
 マージョリー
(Margery 、Marjorie 、Marjory)など。
 短縮形、愛称、変形は、マグ(Mag)、メグ(Meg)、マギー(Magee、Maggie)、
 マーゴ(Margo)、ペグ(Peg)、ペギー(Peggy)、マルゴー(Margaux)、
 メイミ(Mamie)、メイジー(Maisie)、マージ(Marge)、ミッジ(Madge)、
 メジ(Madge)、マルタ(Marta)、グレタ(Greta)、グレーテル(Gretel)、
 グレチェン(Gretchen)、リタ(Rita)など。

マリアマリーア(Maria)(女)…メアリー(Mary)のラテン語形。マリー(Marie)、
 マライア(Mariah)も同じ。男性のミドルネームとして使われることもある。

マーベラ(Mariabella)(女)…マリア(Maria)とベラ(bella)(Isabellaの短縮形)混合
 形で意味は「私の美しいマリア(メアリー)」。
 同系は、マリベラ(Mariabelle)、マリベル(Maribel)、マリベレ(Maribelle)など。

マリアム(Mariam)(女)…メアリー、又はミリアム(Miriam)のギリシア語形。
 マリアムネ
(Mariamne)も同じ。

マリアン(Marian,Mariann,Mary-Ann)(女)…メアリーアン(Ann)の混合形。
 又は、古いフランス語の「小さなメアリー」。同系は、マリオン(Marion)、
 マリアーナ(Mriana)、マリアンヌ(Marianne,Marianna)など。

マリデル(Maridel)(女)…メアリー、又は、マリアの変形。

マリエル(Mariel,Marielle)(女)…マリー、又は、メアリーのフランス語形。
 同系は、マリエラ(Mariella)、マリエッタ(Marietta)、マリエット(Mariette)など。

マリゴールド(Marigold)(女)…花の名前から。短縮形、愛称は、マリ(Mari)、
 ゴールダ
(Golda)、ゴールディー(Goldie)など。

マリリー(Marilee)(女)…メアリー(Mary)とリー(Lee)の混合形。
 マーレー
(Marlee)、メリーリー(Mary-Lee)も同じ。

マリリン(Marilyn,Marilin,Marylin)(女)…メアリー(Mary)とリン(Lynn)の混合形。
 同系、短縮形、愛称は、メアリーリン(Mary-Lynn)、マリ(Mari)、リン(Lynn)など。

マリオ(Mario)(姓、男)…マーク(Mark)、マリオン(Marion)の変形。

マリオン(Marion)(姓、男、女)…マリア、又は、メアリーの変形。

マリッサ(Marissa)(女)…ラテン語の「海の」。
 同系は、マリサ(Marisa)、マリス(Maris)、マリ(mari)、マリーナ(Marina)など。

マージョリー(Marjorie,Marjory,Marjorey,Marjary)(女)…マーガレット
 (Margaret)の変形。古いフランス語の「真珠」。
 愛称は、マージ(Margie,Marge)、マーゴ(Margo)、など。

マーク(Mark, Marc,Marks)(男)…ラテン語の「火星」(「ギリシア神話の戦争の
 神」)。同系は、マーカス(Marcus)、マルセル(Marcel)、
 マルケルス(Marcellus)、マルチェロ(Marcello)、マルソー(Marceau)、
 マルコ(Marco,Marko))、マレック(Marek)、マーコス(Markos)、マルクス
 (Marx)、マリウス(marius)、マルケット(Marquette)、マーキス(Marquis)など。

マレーネ(Marlene)(女)…マドレーンのドイツ語形。
 又は、メアリーマーガレットと、リーナ(Lena)かヘレン(Helen)の混合形。
 同系は、マレーナ(Marlena)、マーレーン(Marleen)、マーリン(Marline)など。
 愛称は、マリー(Marlie)、マーラ(Marle)、リーナ(Lena,Lene)、など。

マーロン(Marlon)(男)…マーリン(Merlin)、メルル(Merle)のフランス語形。

マーロー(Marlow,Marlowe)(姓)…古い英語の「丘の中腹の湖から」。
 マルロ(
Marlo)も同じ。

マーマデューク(Marmaduke)(姓)…ケルト語の「海の上の首領」。

マーナ(Marna)(女)…ヘブライ語の「喜び」。
 同系は、マーミィ(Marmi,Marmie)、マルニィ(Marny)、マーメッタ(Marnette)、
 マルヌ
(Marne)など。

マースディン(Marsden,Marsdon)(姓)…古い英語の「水の近くの農場」。
 同系は、マーストン(Marston)、マーランド(Marland)、マーリー(Marley)、
 マーデン(Marden)、マーウッド(Marwoo)、マーディス(Mardyth)など。

マーシャル(Marshall,Marshal,Marschall)(姓、男)…英語の「客室係、執事、
 支配人」。フランス語の「騎兵隊の指揮官」。
 短縮形、愛称は、マーシュ(Marsh,Marshe)など。

マルタ(Marta)(女)…マーティン(Martin)の愛称。
 同系は、マーティ(Marty)、マーティー(Martie)、ティナ(Tina)など。

マーサ(Martha,Marth)(女)…アラム語の「女性」。同系は、マルタ(Marta)、
 マルチナ(Martina)、マレラ(Marella)、マルティ(Marti)、マーティ(Marty)、
 マッティ(Mattie)、マティ(Matty)、マルト(Marthe)、マシア(Masia)など。

マーティン(Martin,Martyn,Maarten)(姓、男)…ラテン語の「火星」(ギリシア神
 話の戦争の神)。同系は、マーテン(Marten)など。愛称は、マート(Mart)など。

マルチナ(Martina)(女)…マーティンの女性形。マーティーヌ(Martine)も同じ。

マーヴェル(Marvelle,Marvell,Marvel)(姓、男、女)…ラテン語と古いフランス語
 の「奇蹟」。同系、短縮形、愛称は、マーベラ(Marvella)、マーヴ(Marv)、
 マーヴァ(Marva)など。

マーヴィン(Marvin,Mervyn,Mervin)(姓、男)…ケルト語の「美しい海」。
 又は、アングロサクソン語の「親友」。

メアリー(Mary)(女)…ヘブライ語の「海」。新約聖書に登場するミリアム
 (Miriam)の英語形。他に、マリア(Mariaラテン語系)、マリー(Marie)及び
 マリエル(Mariel)は、フランス語形。
 マリアから派生した名前には、マリリン(Marilyn)、マラリア(Mariah)、
 マリオン(Marion)などがある。。
 同系、愛称は、マリ(Mari、Mally)、マリアン(Marian)、マメ(Mame)、マリラ(Marilla)、
 メイミ
(Mamie、Mayme)、メイミー(Maymie)、メイ(May)、モリー(Molly)、
 マラ
(Mara)、マレル(Marel)、マレラ(Marella)、マーレン(Maren)、マルロ(Marlo)、
 マリエット(Mariette)、マリエッタ(Marieta)、メリエル(Meriel)、ミミ(Mimi)、
 ミネット(Minette)、ミニー(Minnie、Minny)、マドンナ(Madonna)、マータ(Maretta)
 マーラ(Marla)、マーリャ(Marya)、ミュリエル(Muriel)、マノン(Manon)、
 マネッタ(Manette)、マリヤ(Marija)、マリカ(Marika)、モイール(Maire)、
 マイリーン(Mairin)、モーラ(Maura)、モーリーン(Maureen)、モイラ(Moira)、
 モアレ(Moire)、モヤ(Moya)、マーシャ(Masha)、マイリ(Mairi)など。

マースリン(Maslin)(姓)…古いフランス語の「小さな双子」。

メイソン、メーソン(Mason)(姓)…フランス語の「石工、レンガ職人」。

マザー(Mather)(姓)…古い英語の「強い軍隊」。

マチルダ(Mathilda,Matilda,Mathylda)(女)…古いドイツ語の「戦う少女」。
 又は「精神力、勇気」。同系は、マティルド(Mathilde)など。短縮形、愛称は、
 マティ(Matty,Mattye)、マッティ(Mattie)、マディ(Maddy)、ティラ(Tila)、
 ティリー
(Tilly)、モード(Maude,Maud)など。

マーティア(Mattea,Matthea,Mathia,Mthea,Mathia)(女)…マシューの女性形。

マシュー(Matthew,Mathew)(姓、男)…ヘブライ語の「神からの贈り物」。
 マシューズは(Mattews)は姓。愛称は、マッシー(Massey)、マット(Matt,Mats)、
 マティ(Matty)など。

モード(Maud,Maude)(女)…古いドイツ語の「戦う強さ」。マチルダの変形。

モーリーン(Maureen,)(女)…ゲール語の「小さなメアリー」。
 又は、古いフランス語の「黒髪」。又は、モーリン(Maurin)とモーリス
 (Maurice)の女性形。モリーン(Moreen)、モーリン(Maurine)も同じ。
 変形、短縮形、愛称は、モイラ(Moira)、モレナ(Morena)、
 モーラ
(Maura,Mora)など。

モーリス(Maurice)(姓、男)…フランス語の影響を受けたラテン語の「ムーア
 人」。又は「浅黒い」。又は、古い英語の「(ヒースの多い)荒野地帯」。
 短縮形、愛称は、モース(Morse)、モーリー(Moaury,Morry,Morrie)、モーレー
 (Morey)など。

マーヴィス(Mavis,Maves,Maeves)(男)…古いフランス語の「ウタツグミ(ブルト
 ン語が起源)」。短縮形、愛称は、ミーブ(Maeve,Mauve,Meave)など。

マキシミリアン(Maximilian,Maximilien)(男)…ラテン語の「最も偉大な人」。
 短縮形、愛称は、マキシム(Maxim,Maksim)、マキシモ(Maximo)、マックス
 (Max,Maks)、マクシー(Maxey,Maxie)、マック(Mac,Mack)など。

マクスウェル(Maxwell)(姓、男)…アングロサクソン人に多い姓で、古い英語
 の「マーカス(Marcus)は申し分ない」。短縮形、愛称は、マックス(Max)、
 マクシー(Maxey,Maxie,Maxy)など。

メイ(May,Maya,Maia,Maye,Mae)(女)…メアリー、又は、マーガレットの短縮形か
 愛称。マイ(Mai,Maia)、マヤ(Maya,Maye)なども同じ。

マイヤー(Mayer,Meier,Maier,Mayer,Meir,Meyr,Mair,Mayr,Myre,Meijer)(姓、男)
 …ドイツ語の「荘園管理人、農民」。又は、ラテン語の「最も偉大」。 
 ヘブライ語の「光」。英語読みは、メイヤー、又はメイア

メイナード(Maynard)(姓、男)…アングロサクソン語の「注目に値する強さ(精
 神力)」。メナード(Menard)も同じ。

ミード(Mead,Meade,Meed,Meid)(姓)…古い英語の「平らな草原」。

ミーラミラ(Meara,Mira,Meera)(姓、女)…ゲール語の「歓喜、陽気」。

メディア(Medea)(女)…ギリシア語のMedeon(「判決」)。ギリシア神話に
 登場するコルキス(現在のグルジア西部)の王女の名。又は、ラテン語の
 メディア(Media 「真ん中の子供」)。

ミーナ(Meena,Mena,Mina)(女)…サンスクリット語の「魚」。

ミーガン(Megan,Meghan,Meagan)(女)…マーガレットのアイリッシュゲール語
 形。又は、ギリシア語の「強力な」。
 短縮形、愛称は、メギー(Meggy,Meggie)、メグ(Meg)など。

メヘタベル(Mehetabel,Mehitabel,Mehitabelle)(女)…ヘブライ語の「神に支持
 される」。又は「神は利益をもたらす」。愛称はヘティ(Hetty)、ヒティ(Hitty)など。

メラニー(Melanie,Melany,Melane,Malani)(女)…ギリシア語の「黒のドレスを着
 る」。又は、「暗い」から。短縮形、愛称は、ミリー(Mellie,Melly)、メル(Mel)、
 メラ
(Mela)など。

メルバ(Melba,Melva,Malva)(姓、女)…ギリシア語の「細長い、すらりとした」、
 又は、「柔らかい、しなやかな」又は「ゼニアオイの花」。

メリナ(Melina)(女)…ラテン語の「黄色の鳴く鳥」か

メリンダ(Melinda)(女)…ギリシア語の「優しい、親切な、思いやりのある」。
 マリンダ(Malinda,Malinde)、マリーナ(Malina)、マレーナ(Malena)、
 メリナ
(Melina)、ミンダ(Minda)、ミンディーマリー(Mallie,Mally)、
 リンダ
(Linda)、リンディ(Lindy)など。

メリッサ(Melissa,Melisse)(女)…ギリシア語の「蜂蜜」。又は「ミツバチ」。
 メリタ(Melita)、ミリー(Meli,Mellie)、メル(Mel)、ミッシー(Missy)、
 リサ(Lisa,Lissa)など。

メロディー(Melody,Melodie)(女)…ギリシア語の「歌」。
 愛称は、ミリー(Melly,Mellie)など。

メルヴィル(Melville)(姓、男)…アングロサクソン語の「丘陵の斜面」。
 又は、古い英語の「工場の近くの町」。短縮形、愛称は、メル(Mel)など。

メルヴィン(Melvin,Melvyn)(男)…ケルト語の「(組織、団体の)長、首長」。
 愛称は、メル(Mel)、マル(Mal)など。

メンデル(Mendel)(姓、男)…ヘブライ語のメナヒム(Menachem,Menahem)
 (「賢明、知恵、英知」)。又は、中期(約1150~1475年)英語の「修理人」。
 同系はメンデルスゾーン(Mendelssohn)。愛称は、メル(Mel)など。

メルセデス(Mercedes)(女)…スペイン語の「神の恵み、慈悲」。

マーサー(Mercer)(姓、男)…中期英語の「商店経営者、店主」。
 マース(Merce)も同じ。

メルシー(Mercy,Merci)(女)…中期英語の「同情、哀れみ、慈悲」。

メレディス(Meredith,Meridith)(姓、男、女)…古いウェールズ語の「海の保護
 者」。愛称は、メリー(Merry)、メリ(Meri)など。

メリット(Merit,Merritt)(女)…ラテン語の「資格がある、(…に)値する」。

メルル(Merle,Myrle)(女)…ラテン語の「クロツグミ」。

マーリン(Merlin)(男)…ケルト語の「海」。アングロサクソン語の「ハヤブサ」。
 アーサー王の助言者の魔法使いの名。

メリル(Merrill,Merral,Meril,Merrel,Meryl,Merle)(女)…ドイツ語の「高名な」。
 又は古い英語の「海」。

メリー(Merry,Merri,Merrie,Merrilee,Merrily)(女)…中期英語の「喜びに満ちた、
 陽気な」。

メッシーナ(Messina,Messena)(姓)…ラテン語の「真ん中の子供」。

ミア(Mia)(女)…マリア、又はミカエラの短縮形か愛称。
 又は、イタリア語の「私のもの」。

マイケル(Michael)(男)…大天使ミカエルから。
 意味はヘブライ語の「誰が神のようになれるか」。
 英語圏ではマイケル(Michael)。マイケルの愛称は、ミッチ(Mitch)、
 ミック
(Mick)、ミッキー(Mickey)、マイク(Mike)、マイキー(Mikey)など。
 ミッチェル(Mitchell)は、英語圏の姓。
 他に、ミカエル(ラテン語)、
 ミハイル(アラビア語、ロシア語)、ロシア語の愛称はミーシャ(Micha)、
 ミヒャエル(Michaelドイツ語)、ミケル(カルターニャ語)、
 フランス語の男性名形はミシェル(Michel)、女性名形はミシェル(Michelle)、
 ミハイ(Mihaiハンガリー語、ルーマニア語)、ミケーレ(イタリア語)、
 ミハウ(Micharポーランド語)、
 ミゲル(男性名形 Miguelスペイン語、ポルトガル語、ガルシア語)、
 女性名形はミゲラ(Miguela)、ミカエラMicaela)など。

ミカエラ(Michaela)(女)…マイケルの女性形。

ミシェル(Michelle)(女)…マイケルのフランス語形(Michel ミシェル)の女性形。

ミルドレッド(Mildred,Mildraed)(女)…アングロサクソン語の「mild(穏やかな)と
 thryth(力)」の混合語。愛称は、ミリー(Milly,Milli,Milley,Millie)など。

マイル(Miles)(姓、男)…ラテン語の「兵士」。古いドイツ語の「慈悲深い」。
 ギリシア語の「挽き臼」。マイルス(Myles)も同じ。
 同系は、ミロ(Milo)、メロス(Milos)、ミラン(Milan)など。

ミラード(Millard)(男)…職業を表す名前で「(製粉所)工場の管理人」。

ミラー(Miller)(姓、男)…職業を表す名前で「粉になる」。ミルズ(Mills)、
 ミルソン(Millson)も同じ。

ミリセント(Millicent,Millsent,Melicent)(女)…ゲルマン語の「勤勉な」。
 又は、「強さ、勇気」からのノルマンディー人の名から。
 愛称は、ミリー(Milly,Millie,Melly)、ミリ(Mili)、ミル(Mils)など。

ミルトン(Milton)(姓、男)…イギリスの地名「mill town」から。
 同系、短縮形、愛称は、ミルテン(Milten)、メルトン(Melton)、ミルティ(Milty)、
 ミルト(Milt)など。

ミネルバ(Minerva)(女)…ギリシア語の「力、能力」。又は、ラテン語の「思想家」。
 ローマ神話に登場する「知恵と工芸を司る」女神の名。
 英語読みはミナーヴァ
 短縮形、愛称は、ミネット(Minette)、ミニー(Minnie,Minny)など。

ミンナ(Minna)(女)…古いドイツ語の「愛」。又は、スコットランド語の「母」。
 ミーナ(Mina)、ミネット(Minette)、ミニー(Minnie メアリーのスコットランド語形)
 ミンダ(Minda)、ミンディー(Mindy)なども同じ。

ミンタ(Minta)(女)…ギリシア語の「ミント(葉)、ハッカ(油)」。

ミラ(Mira)(女)…ラテン語の「感嘆、驚き」。又は、スペイン語の「狙いをつける」。
 マイラ(Myra)、ミレッラ(MIrella,Myrilla)も同じ。

ミラベル(Mirabelle,Mirabel)(女)…ラテン語の「素敵な、素晴らしい」。
 又は、スペイン語の「見た目の美しい」。
 同系は、ミラベラ(Mirabella,Mirable)、マラベル(Marabel)など。

ミランダ(Miranda,Myranda,Meranda)(女)…ラテン語の「非常な、非凡な、
 驚くべき」。又は、「感嘆される、賞賛される」。
 短縮形、愛称は、ミラ(Mira)、ランディ(Randy)、マンディ(Mandy)など。

ミリアム(Miriam,Miryam,Myriam,Mirjam)(女)…メアリーからの名。
 ヘブライ語の「厳しい、辛い、悲痛な」。旧約聖書に登場するモーゼとアロン
 の姉の女預言者の名。マリアのアラム語読み。短縮形、愛称は、ミミ(Mimi)、
 ミニー(Minnie)、ミール(Miri)、ミムズ(Mims)など。

ミスティー(Misty,Mistee)(女)…古い英語の「霧が立ちこめている」。

モデスティー(Modesty)(姓)…ラテン語の「控えめな、謙虚な」。

モヒニ(Mohini)(女)…サンスクリット語の「魅力的な女性」。

モイラ(Moira,Maura,Moyra)(女)…メアリー、又はマリアのアイルランド語形。

モリー(Molly,Molli,Molley)(女)…メアリーの変形。

モナ(Mona)(女)…ラテン語の「平和な、穏やかな」。又は、ギリシア語の「個性
 的な」。又は、ゲール語の「高潔な、気品のある、崇高な」。又は、イタリア語の
 「my Lady(私の貴婦人)」の短縮形。

モニカ(Monica)(女)…ラテン語の「忠告、助言」。
 同系、短縮形は、モンカ(Monca)、モニーク(Monique)、モナ(Mona)など。

モンロー(Monroe,Monroe)(姓)…ケルトの地名「ロウ川の河口」。
 又は、スコットランドの氏族名「車輪製造人」。マンロー(Munroe,Munro)も同じ。

モンタギュー(Montague,Montagu)(姓、男)…「険しい山」を意味するフランス
 の地名から。同系は、モンターク(Montag)、モンティ(Monty)、モンテ(Monte)
 など。

モンゴメリー(Montgomery)(姓、男)…「山の狩猟家」を意味するフランスの
 地名から。短縮形、愛称は、モンティ(Monty)、モンテ(Monte)など。

モルデカイ(Mordecai,Mordechai)(男)…ヘブライ語の「戦士」。短縮形、
 愛称は、モート(Mort)、モーディ(Mordy)、モーティ(Morty)など。

モーガン(Morgan)(姓、男)…ゲール語の「白い海」、「輝く、明るい」、
 「海辺の住人」。
 
また、モーガン(Morgen)はドイツ語形で“morning”を意味する。

モリアーティ(Moriarty)(姓)…アイルランド語の「海の戦士」。

モーリー(Morley,Morlee,Morry,Morrie)(姓、男)…「荒野」。又は、「牧草地、
 草原」を意味するイギリスの地名から。愛称は、リー(Lee)など。

モリス(Morris)(姓、男)…モーリス(Maurice)の同系。短縮形、愛称は、
 モーリィ(Morrie)、モリー(Morry)、モース(Morse)、モス(Moss)など。

モートン(Morton,Mortyn)(姓、男)…「荒野の町」を意味するアングロサクソン
 語の地名から。同系、短縮形、愛称は、モルテン(Morten)、モーティ(Morty)、
 モート(Mort)など。

モーゼル(Moselle)(女)…モーゼの女性形。ギリシア語の「水から捕らえる」。

モーゼ(Moses)(男)…ヘブライ語の「救う」。又は、エジプト語の「子供」。
 又は、ギリシア語の「水から捕らえる」。
 同系は、モーズ(Mose)、モーシェ(Moshe)、モイーズ(Moyes,Moyse)など。

マホメット(Muhammad,Muhammed)(男)…アラビア語の「称賛されし者」。
 同系は、モハマド(Mohamad)、モハメッド(Mohammed)、モハンマド
 (Mohammad)など。

ムール(Mull)(姓)…中期英語の「粉砕機」。マラー(Muller)も同じ。

マードッグ(Murdock,Murdoch)(姓)…ゲール語の「海に勝利した」。

ミュリエル(Muriel,Murual,Meriel,Muireall)(女)…ギリシア語の「ミルラ樹脂」。
 又は、アイルランド語の「海は輝く」。

マーフィー(Murphy,Muphee,Murphree)(姓)…ゲール語の「海の戦士」。

マレイ(Murray,Murry)(姓、男)…ケルト語の「水夫」。モレー(Moray)も同じ。

ミュゼッタ(Musetta,Musette)(女)…古いフランス語の「バラード(民族音楽)」
 (多分「ミューズ」に由来する。)。

ムスタファ(Mustafa)(男)…アラブの名で「選ばれた、選び出された」。
 イスラム社会で人気のある名。

マイラ(Myra)(女)…ラテン語の「素晴らしい」。

マーナ(Myrna,Muirne,Merna)(女)…ゲール語の「礼儀正しい」。又は「、優しい、
 親切な、思いやりのある」。ミルナ(Mirna)も同じ。

マイロン(Myron)(男)…ギリシア語の「香りのよい油」。

マートル(Myrtle)(女)…花の名の「キンバイカ」。古代ギリシアの「勝利の
 象徴」。

 

※ <Baby Name Dictionary
   http://www.ivillage.co.uk/pregnancyandbaby/tools/babyname_gloss
 <Wikipedia>
 <Yahoo!JAPAN辞書>を参考にしています。

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『ジェーン・エア』

「ジェーン・エア」は何度も映画化されていますが、
ロバート・スティーブンソン監督の「ジェーン・エア」(1944年アメリカ制作)と、
フランコ・ゼフィレッリ監督の「ジェイン・エア」(1990年イギリス制作)を観ました。

20070904

1944年作品は、エドワード・ロチェスター役がオーソン・ウェルズ、
ジェーン役はジョーン・フォンテインでしたが、
オーソン・ウェルズには、上流社会の紳士の雰囲気が感じられず、
ローレンス・オリビエの方が合っていたように思いましたが…

また、ジェーンは、慈善学校には10歳から10年間(原作では8年間)
過ごし、痩せてて容姿にも恵まれていないはずなのに、
ジョーン・フォンテインといえば、美しいし、大人っぽかったですね。
19世紀の女性は、20歳前後でも、現代人より落ち着いていたのでしょうが…

原作は一人称で書かれているため、寡黙であっても、
ジェーンの心の動きが良く分かりましたが、
映画版はセリフが少ないだけに、彼女の内面は想像するしかないのです。
それで、ジェーンのアップシーンが多かったのかも…?
(本人のナレーションもありましたが。)

ところで、ジェーンの唯一の友達の、ヘレン役ですが、
少女時代の“エリザベス・テーラー”だったのですね。
子供なのに大変美しく、しかも、大人の顔だったので驚きました。

驚いたと言えば、ジェーンの非情な伯母リード夫人の顔を見た時も…
女優の名はアグネス・ムーアヘッド…年格好も、衣装も全く違うのだけど、
映っていたのは、なんと、(奥様は魔女の)サマンサの母エンドラでした!
上げたアゴの角度といい、見下ろす目付きといい、紛れもなく、エンドラでした。

映画化6回目、フランコ・ゼフィレッリの「ジェイン・エア」の方は、
ロチェスター役がウィリアム・ハート、ジェイン役はシャルロット・ゲンズブール。

さすが、ゼフィレッリ監督、映像的にも美しく、
そして、かなり原作に近いように感じました。
物語の後半の、セント・ジョンも登場させていたし…
スレンダーなシャルロット・ゲンズブールは、薄幸なジェインそのものですね。

でも、なぜ、ウィリアム・ハートがロチェスターなのでしょう?
まるで、お父さんみたいなのに…
私としては、ジェレミー・アイアンズにして欲しかったです。
イメージにピッタリなのに…
現在の彼ではなく、もちろん、撮影当時のですよ。

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COOL JAPAN…夏休み(Summer Vacation)

毎回楽しみにしている『『Cool Japan』、
久しぶりの放送となった今回のテーマは、“夏休み”でした。

外国では学校の夏休みが2~3ヶ月、しかも宿題は無し…
日本では考えられないですよ…羨ましいです。
夏休みの宿題はあってもいいとは思いますが、問題は量なのですね。

思い出してみても、漢字、計算ドリル、夏休みの友、絵日記、自由研究、
工作(手芸)、写生(絵画)、読書感想文…とにかく、多過ぎます。

そうそう、小1の時は「アサガオの観察」もあって…
楽しいはずの夏休みが、これでは、学校に行ってる方がマシですよ。

計算、漢字のドリル1冊ずつ位でいいのに…結局は親の負担にもなるし…
それに、保護者がドリルの丸付けするシステムっていうのも、なんだか…

宿題はともかく、驚いたのは、昆虫に対しての意識の違いでした。
スタジオの8人とも、何と“ファーブル”を知らなかったのです!

日本の子供なら、「ファーブル昆虫記」や「シートン動物記」を知っているのに…
特に、男の子なら一度は手にしているでしょう…
昆虫採集は、外国人(スタジオの)にとっては、異常に感じるようで、
男性でも、カブトムシやクワガタを、恐がって(気味悪がって)いました。

また、ビーチサンダルが、元は日本のゾウリだったことも、
日本人なら誰でも知っていると思うけれど、外国人には意外だったようでした。

そう言えば、昔は、“ビーチサンダル”などというお洒落な名前でなく、
“ゴムゾーリ”と呼んでいたっけ…ゴム製でもないのに…

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『ジェイン・エア』

ブロンテ姉妹の三女シャーロットの『ジェイン・エア』は、妹エミリーの『嵐が丘』
に比べると、中学生でも、充分理解出来る内容ですね。
(長女マリア、次女エリザベスは、共に10歳前後で病死しました。)

発表当時は比較にならない程、『ジェイン・エア』の方が、売れたそうですが、
20世紀になってからは、『嵐が丘』の方が評価されてきたのだそうですね。
確かに、『ジェイン・エア』は、“メロドラマ的”はありますよね。

孤児のジェインは、ローウッドの慈善寄宿学校で過酷な8年間を過ごしますが、
そこで教師の資格を得た彼女は、アデールという少女の家庭教師として、
ロチェスター卿のソーンフィールド邸に雇われます…

親兄弟のいない孤独なジェインには、身分、財産はもちろんのこと、
容姿に恵まれているわけでも無いのですが、
誠実で強い意志や反骨精神を持ち、自己主張も出来る聡明な女性なのです。

ジェインは、同性から支持されるヒロインタイプかも知れません。
だからこそ、薄幸な彼女を応援したくなるのでしょうね。

ソーンフィールドで、謎に満ちた主(あるじ)、エドワード・ロチェスターと出会い、
幾多の苦難を乗り越えながらも、幸せを掴むことが出来たジェイン…
何だか、乙女チックな空想というか、シャーロットの願望みたいにも思えて…

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