アボンリーの中の“日本” (3)
アボンリーに、新しい牧師さん一家がやって来ました。
“長老派教会の婦人部長”に就任したジャネットは、牧師館に挨拶に…
出迎えてくれたバイオラは、牧師の妻らしからぬ活発な女性で、
古い呪縛に囚われない考え方の出来る女性。
たちまちジャネットは影響されるのでした。
バイオラが着ていた部屋着は、赤い着物で、お約束の“左前合わせ”です。
外国人なら、微笑ましくもありますが、たまに、日本人でも左前合わせの人を
見掛けます・・・それは、“黄泉の国”に旅立つ時だけですよ。
牧師館には、房の付いた大きな赤い提灯が、いくつも下げてありましたが、
あれは、中国の物なんでしょうか?
<第5シリーズ>
第64話「恋に夢中」(Enter Prince Charming)より
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