バトンタッチ (1)
しばらく、セシリーの出番は無く、次に彼女に会えたのは、
第6シリーズ、第69話「同病の友」でのこと。
題名でも分かるように、舞台はサナトリウムです。
しばらく見ない間に、セシリーは大きくなっていました。
メイクで結核患者らしく作っているけれど、逞しさは隠せない…
「えっ、あなたが、あのセシリー?…何か違うみたいだけど…」
それまで、セシリーがメインになることが無かったので(存在感も)、
記憶が薄れてしまっていたけれど、違う(!)ということだけは確か…
そう、セシリー役は交代していたのでした。
子役が成長し、「学業に専念したいから」という理由だったのかと思いきや、
残念なことに、本人の都合では無かったのだそうです。
当人の都合なら仕方がないけれど、交代は避けて欲しかったです。
(たとえ、演技力に難があったとしても、)
二代目セシリーが、気に入らない訳ではないけれど、
やはり、あの幼かったセシリーの方に、親しみがあったから…
健気で可愛らしかったセシリーは、
サナトリウムの中で、外見だけでなく、内面も逞しく生まれ変わったのでした。
セシリー・キング役
ハーモニー・クランプ → モリー・アトキンソン
(Harmony Crammp) (Molly Atkinson)
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