『世界ウルルン滞在記』…バヌアツ共和国、ナマルメネ族
今回のウルルンの舞台は、バヌアツ共和国、タンナ島のクナマンイケン村、
そこで、伝統の自給自足の生活を守る、ナマルメネ族を訪ねたのは、
旅人の永山たかしさんでした。
村の生活は、衣食住のすべてが、シンプルそのもので、
村人達は、互いを尊重し、欲を持たない人々…
この上なく、優しい人ばかりでした。
お金を稼ぐ生活は、時間に縛られ、自由も奪われる結果となる上、
文明を取り入れれば、格差が生じ、平等は保てない…その通りですね。
町の生活は、便利ですが、お金が無ければ、一日だって暮らせないし、
物があっても、自由とは言えない。
「幸福」とはお金や物とは、また別のものですから
「観光で訪れる外国人はいたけれど、
生活を共にしたのはタカシが初めて、
タカシに出会ったから、世界中で日本人が一番大好きになった。」
これ、とても重い言葉ですね。
初めて知った人の印象で、その人ばかりか、
その人の国まで、判断されてしまうということですね。
つまり国の代表者でもあるということで、
“旅の恥は搔き捨て”なんて、とんでもないことなのです!
記念の椰子に、“タカシ”と名付け、一生、忘れないと言う人…
忘れないのは、あなただけではないですよ…
そして、“感動をありがとう”と、心から言いたいです。
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