ルビーの指輪
“ルビーの指輪”と言っても、寺尾聡さんの『ルビーの指環』とは無関係ですよ。
「アボンリーの道」ファンなら誰でも知ってる、ガスの“ルビーの指輪”のことです。
この指輪にも、謎があるんですよね。
このルビーの指輪は、イジーケル・クレーン船長(Michael York)が島を去る時、
灯台と共に、“友情のしるし”として、ガスにくれた物で、
指輪には、“イスパニア(スペイン)1704年”と、記されていたのです。
宝の地図が描かれた年も1704年…
「これもきっと海賊が奪ったものね。」という、フェリシティのセリフもありました。
つまり、ルビーの指輪はクレーン船長が探し当てた、
“海賊の財宝”の中の一つだった…と、私も解釈していました。
<第2シリーズ>
第22話「海賊の金貨」(All That Glitters)より
↓
時は移り、
ガスはハリファックスで、医科大学生になったフェリシティと、偶然再会します。
フェリシティの誤解も解け、町の花売りからバラを買おうとしたガスでしたが、
花売りの女はガスの指輪を見るなり、
「イジーケル…あなたはクレーン船長ね…戻ったのね…」と言うのです。
この女性は(結論は出ていないけれど)、死んだはずのガスの母でした。
イライザ(女性の名前)は記憶喪失らしく、息子の顔は解らないのに
(成長していたからでもありますが)、
“ルビーの指輪”の記憶だけはあったみたい…
ガスにしても、母親の記憶は無く、知っているのは母親の墓石だけ…
クレーン船長が見付けた宝物の中の“ルビーの指輪”を、
イライザが知っているはずは無いのに…?
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