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思い出の『大草原の小さな家』

『アボンリーへの道』の虜になる以前で、最も好きだったドラマと言えば、
何と言っても、『大草原の小さな家』でした。
何度も再放送されましたが、その度に観ては感動し、涙したものでした。

『大草原の小さな家』はアボンリーとは違い、ローラ・インガルス・ワイルダーが、
自分の少女時代や一家の想い出を綴った原作本を基に制作されているので、
当時の厳しさや、インガルス一家に次々と起こる苦難なども描かれていました。

ドラマは原作とは、かなり違っているために、『大草原の小さな家』ファンは、
原作派とドラマ派に別れるのだそうですが、私はどちらも好きですね。

私が読んだ原作の5冊もドラマも、どちらも良かったですから。
(その5冊と、求龍堂刊「大草原の小さな家ローラのアルバム」は、
知人に上げてしまった!)

インガルス一家待望の長男の死、メアリーの失明、メアリーの盲学校の火災、
メアリーの赤ちゃんと、助けようとしたガーベイの妻アリスの焼死、
ローラの長男の死、養子アルバートの死の暗示など、多くの不幸の他にも、
イナゴの大群や竜巻による作物の被害など、
開拓時代の農民の過酷な状況を見せてくれました。

どんな場合でもチャールズ(父さん)は、父親としても、夫としても、
人間としても立派でした。
フィクションと言ってしまえばそれまでですが、
あんな理想的な夫、父親は、そうそう居るものではありません。

初めてドラマを見た頃は、まだ、西洋の文化を知らなかったので、
チャールズが子供達より、
まず、妻キャロラインを優先することに、目を見張りましたね。
子供が何人いても、2人の関係は恋人時代と変わらない…

妻の誕生日に、お金を工面して、香水のプレゼントをする場面がありました。
キャロラインは「こんな高価で、実用的じゃない物を…」と、
文句を言いましたが、嬉しい気持は隠せなかった…
例え母親になったとしても、いつまでも一人の女性と見られたい…
特に夫からは…

実用的ではないプレゼントは無駄かも知れないけれど、
その無駄こそが、幸福感や満足感に繋がることもありますね。

余談ですが、母の日のプレゼントに「エプロン」、これ、ひど過ぎます。
それがどんなに高価であっても、どんなに素敵であっても、
エプロンはやめて!

このドラマもシリーズは長期間続き、幼かったローラも母親になったのですが、
私は、ローラやメアリーが子供の頃が一番好きでしたね。

また、最も印象深いエピソードに「ある少女」というお話がありましたが、
余りにも辛くて、見るたびに泣けてしまうのです。

ドラマの最後は町を爆破してしまい、文字通り“片付けてしまった”わけですが、
日本なら、保存して、テーマパークか、観光の目玉にしたでしょうに…。

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