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究極の愛のかたち『尼僧の恋 マリアの涙』…part1

“映画は映画館で見るもの”それが、私の持論です。
それでも、見たい作品がいつも映画館で見られる訳ではないのです。
残念なことに、最近は専らBSやDVD、ビデオばかりになってしまいました。

『尼僧の恋 マリアの涙』(原題Sparrow)も、以前BSで放送していたもので、
今まで数多く見た映画の中で最も印象深く、何度見ても泣ける作品なのです。
(正確には主人公マリアは、まだ尼僧にはなっていません。)

これほどまでに切なく、悲しく美しい愛の形を描いた作品はないと思うのです。
ビデオ録画したものをDVDして、大切に保管しています。

1993年イタリアの作品で、監督は巨匠フランコ・ゼフィレッリ。
ゼフィレッリ監督と言えば、
『ロミオとジュリエット』(オリビエ・ハッセー主演)、
『ブラザー・サン、シスター・ムーン』、
『ジェーン・エア』(シャルロット・ゲンズブール主演)など、
数多くの感動作品を手掛けています。
原作はジジョヴァンニ・ヴェルガの小説「山雀物語」

マリア役は、6000人(10カ国)から選ばれた新人アンジェエラ・ベティス、
ニーノ役は、映画初出演のジョナサン・シャーク。

~ あらすじ ~
1854年、シチリアの町、カターニアにコレラが蔓延し、
修道院内への感染を恐れた当局の指示により、
見習い修道女達は、家に帰されることになります。
19歳のマリアも、家族のいる別荘に帰るのですが…
                                                                        ~ つづく ~

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