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2007年4月

町内会…(1)

町内会(自治会)の制度は、日中戦争の頃、軍の末端組織として作られ、
現在に至っているものらしく、日本独特のもので、
外国には存在しないものだそうです。

任意団体であるにも関わらず、実際は、ほとんど強制加入させられるのです。
日本に住んでいる以上、避けられないものなのでしょう。

もちろん、“町内会は無くてもいい。”とまでは思いませんが、
順番で、何らかの役が廻って来ると、
一年間が憂鬱になるのが正直なところです。

一月過ぎるたびに、“12分の1終わった”“6分の1終わった”
“4分の1終わった”…と、時が過ぎ去るのを、じっとガマンで待つだけです。

町内会には、当然、町費もある訳で、同じ市内であっても、
町内会ごと額は違っていて、
私の所は、月額600円(以前住んでいた地域では800円)、
それを年度替わりに、1年分まとめて組長が徴収して回るのですが…
私の友人の所は月額1000円…これ、結構大きい額です。

町内会は、確かに必要かも知れませんが、ウンザリるする事も多く、
もう少し、簡素化出来ないものなのか、
少なくとも、もっと合理化して欲しいと、
ほとんどの人が思っているのも事実なのです。

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『世界ふしぎ発見!』のふしぎ

今日は土曜日、『世界ふしぎ発見』があります。
今回の舞台は“南極”、それにしても、飽きもせず、
20年以上も見続けているなんて、我ながら驚きです。

ところで、以前ミステリーハンターを、一般公募したことがありました。
ブロックごとのオーディションの様子などが、
長期に渡って番組最後で紹介され、
最終的に、2人のミステリーハンターが決まったのでした。
その2人は、1~2回登場しただけで、その後は、“あの人達は今?”状態…
あれは、一体何だったのでしょう?

もう一つ、不思議と言うより疑問、
数年前から、携帯電話からも、クイズに参加出来るようになったのですが、
その際、アシスタントの小林アナが、
“正解された方の中から抽選で、
クリスタルヒトシ君と○○をプレゼント致します。”と、言うだけで、
決して“何名様に”とは言わない。
まあ、言わないということは、1人に、ということでしょうが…

HPでは、
“正解した方の中から、毎回抽選で、
1名の方に番組特製のクリスタルヒトシ君人形と、
豪華賞品をプレゼント致します。”と、ありました。

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4月27日

4月27日は、マイケル・マホーネン(Michael Mahonen)の誕生日。
1964年生まれと言うことは、もう43歳なんですね。
…ホントに、時の経つのは早いです!

「アボンリーへの道」では、フェリシティとガスは2歳違いの設定ですが、
ガスが、「フェリシティの初恋」で、初登場した時、
とても14歳と16歳には見えず、大人と子供にしか見えなかった。

それもそのはず、当時、マイケル・マホーネンは26歳位で、
フェリシティ役のジェマ・ザンプローナ(Gema Zamprogna)は、
1976年5月24日生まれの、ほぼ実年齢。

それでも、最終回の時は、年齢差をまったく感じさせない程、
フェリシティは大人っぽくなっていた…

このドラマを見ていて驚いたことの一つは、
欧米の子供って、日本人より成長が早い!ということです。

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<第2シリーズ>
第15話「フェリシティの初恋」(How Kissing Was Discovered)より

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『新日曜美術館』

“印刷や映像ではなく、実物を見なければ本当の良さは解らない。”
美術館に行く度に、それを実感します。
それでも、なかなか美術館に行かれない人にとって、
「新日曜美術館」は、救いの番組です。

私もその一人、太田治子さんがアシスタントをされてた頃から、
お気に入りです。
思いがけず、身近な美術館の情報が出たりするので、
“アートシーン”も、おろそかに出来ません。

ただ、一つだけ不満があって…
ゲストや学芸員が話している際、なぜ顔だけを映し続けているのでしょう?

少しでも多くの作品を見たいのに…
顔を映さなければいけないのなら、
画面の隅に小さく映すぐらいにして欲しいものです。

毎回そんな不満を感じながらも、見続けている私…

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お風呂の疑問

海外ドラマや洋画を観ていて、疑問が湧くことは度々ですが、
その一つが、浴室ではない場所での入浴です。

「アボンリーへの道」でも、「フェリシティの初恋」で、
アレックがダイニングルームで、
バスタブ(多分、タヴィバス)に浸かっている場面がありました。
アレックがお風呂に入る前、ジャネットがケトルでお湯を入れていましたが、
とても大変な作業でしょうね。

また、「聖バレンタインの日に」では、
ガスがお湯を入れたバケツを両手に提げて行き、
客室の真ん中に置かれたバスタブに入れる場面も。
どちらも浴室では無かったです。

気になるのは、バスタブを片付ける時のこと。
お湯はバケツで汲み出すしか無いのでしょうが、
周りが水浸しになることは目に見えてます。
実際、ガスがバスタブに落ちてしまった時、絨毯は水浸しだった…

約100年前のこと、それともドラマ、なのかも知れませんが、
実際はどうだったのか知りたいです。

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<第4シリーズ>
第48話「聖バレンタインの日に」(Hearts and Flowers)より

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『世界ウルルン滞在記』ふたたび

前回、リニューアルした途端、ギブアップしてしまった「ウルルン」なのに、
つい、いつもの習慣で番組表を見てしまいました。
ガレッジセールの川田広樹さんの「英国ジェントルマン修行」…観ました。

川田さん、やっぱり芸人さんだけあって、器用で適応力もありますね。
なかなか、様になっていたので感心しました。

でも、お箸の国の人には、以前ウルルンでやっていた「フランス式」と比べ、
英国式テーブルマナーは難しいです。

執事が一日の始めに、新聞にアイロンをかけることは、知っていましたが、
タウンクライヤーの本来の仕事については、初耳、勉強になりました。

番組途中のCMが、前と同じだったところで、なぜか安心したりして…

アシスタントはレディとは程遠く、一言も二言も多くて耳障り。
(個人的には、酒井美紀さん、相田翔子さんの時が良かった。)
それに、やっぱり、下條アトムさんの声が聴けないのは、
寂しいし物足りないです。
博識な石坂浩二さんのお話も楽しみだったのに…

とは言っても、今のやり方に、いずれは慣れてしまうのでしょうか。

それにしても、なぜ「ピンク・パンサー」なんでしょう?

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“料理に愛情を込める”って…?

誰もが、「料理に愛情を込める」と言いますが、とても抽象的です。
私はいつも「具体的に言うと?」と、思ってしまいます。

ただ、食べる人のことを思い浮かべて、作るってことでなのでしょうか?

ある人は、
「食べる人が美味しいと感じる料理を作ろうと努力すること。」と言いました。
たとえ、味が濃かろうと、カロリーオーバーだとしても、
とにかく、その人の好みにすることだと。

そうでしょうか?
私は、「医食同源」という言葉の通り、たとえ多少その人の嗜好とは違っても、
健康を第一に考えて作る」ことだと思うのですが…

美味しくて、尚かつ体にも良い料理が作れれば、それが一番なのですが、
これ、結構、難しいことです。

などと考えていたら、耳に、
『私のきびしさは、あなたの健康への優しさ』という、
CMの言葉が飛び込んで来ました。

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ローズコテージの謎 (3)

「アボンリーへの道」のローズコテージの謎

<シャワー>

第16話「のろわれたバイオリン」の中で、ヘティがシャワーを使おうとして、
水を被ってしまう場面がありました。

シャワーはローズコテージの裏側にあって、
それは、海の家のシャワーより簡素な、と言うより、無防備なシャワールーム、
いくら若くないとは言っても…
それに、夏といっても、カナダの夏、実質的に外での水のシャワーは
寒くないの?

<セーラの部屋のドア>

私の思い込みかも知れませんが、日本の一般的な住宅では、
家族の寝室に鍵は無く、あったとしても、室内の鍵だと思います。

第29話「困ったそっくりさん 後編」で、
セーラと瓜二つのジョーをセーラだと思ったヘティは、
その余りの傍若無人ぶりに、部屋に閉じ込め、外から鍵を掛けたのでした。

欧米では日本より、家族間であっても、プライバシーを尊重するため、
室外からも、鍵が掛けられるようになっているのでしょうか?
ホテルのように…

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引っ越ししていた 『Cool Japan』

異文化体験、異文化コミュニケーションに、強い関心がある私にとって、
NHKBSの『Cool Japan』は、見逃したくない番組です。

日本人にとっては当たり前なことが、外国の人々には素晴らしいことだったり、
不思議だったり異様だったりと、考えさせられることも多いのです。

昨年4月スタート当時は、番組の最後に、次回のお知らせがありましたが、
いつの間にか、それが無くなり、番組自体も放送されなくなって…

実は、知らない間に、放送日時の変更があったのでした。
お蔭で、見逃した回が何本かあって、とても残念に感じたものでした。

そして、この新年度、またまた放送されないことで、HPを覗いてみて唖然、
あの悪夢が再び…又しても、お引っ越ししてたとは…

その内に、番組そのものが、夜逃げして消えてしまわないかと心配です。

『NEXT』と『英語でしゃべらナイト』も、気に入っていた番組でしたが、
放送日時の変更を堺に、観なくなってしまいました。

些細なことが切っ掛けで、視聴者は離れて行くということですね。

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「占い」は統計学?

“血液型”もそうですが、私は“占い”を信じられないので、
占いを扱った番組も、観たいとは思いません。
もちろん、世の中には、科学で解明出来ない事もあるとは思っています。

時々、『“占い”は統計学』という言葉を耳にしますが、
本当にそうなのでしょうか?

「統計学」と言うからには、データが存在するのでしょう。
いつ、どこで、誰が、何人を対象に調査したのか、
その結果を知りたいものです。

もし、そういった調査そのものが無かったとしたら…
それなのに、「統計学」という名の下に、いかにも、もっともらしいことを言って、
高額の見料を請求するなら、それは、詐欺と変わりは無いような気がします。

一時期、問題になった、「霊感商法」と何ら代わりはないと思うのですが…

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ローズコテージの謎 (2) トイレの不思議

当時の田舎のトイレは、屋外にあるのが普通だったようです。
ただ、「アボンリーへの道」のヘティの家であるローズコテージのトイレは、
ちょっとヘンなのです。

第14話『パパの死』の終盤で、セーラがアボンリーを去るのでは、と悲観し、
トイレに閉じ籠もって泣いているヘティに、ルイザのセリフ…

『まあまあ、驚いた。自分をトイレに閉じ込めてしまうなんて、
どこのお馬鹿さんでしょ。』
そして、外の留め具を回して、ヘティを出してやる。

これ、変じゃないですか?
外側のカギ(留め具)は、風で、ドアが開閉しないために必要ですが、
トイレには、必ず内側にカギがあるはずなのに、
カギを掛けていた様子も無く、すんなり出てきたヘティ…?

しかも、外の留め具がしてあったけれど、絶対、自分では不可能です。
誰が留めたの?

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「血液型」で人を判断する人

科学的(医学的)に、何も証明されていないにも関わらず、
21世紀の現在でも、まだ、血液型で他人を判断する人が
存在することには驚きです。

血液型を持ち出す人には、まったく、ウンザリします。
情けないと言うか、救いようがないと言うか…
当人が信じ切っているから、始末に負えません。

以前、こんなことがありました。
ある集まりの中、一人の女性が、
「○○さんて、絶対B型よね。
B型の人って、人を想像で決めつけるんだから…」
すると、もう一人が、
「そうそう、B型の人って、すごく独断的で嫌!…」

私は思いました。
『と言うことは、あなた方はB型ではないということでしょうけど、
想像で決めつけているのは、あなた方でしょ!

まだ、そんな非科学的なことを言っていると、
先進国の人達から軽蔑されますよ。』って…

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『世界ウルルン滞在記』がリニューアル

10年以上もの間、毎週楽しみにしてきた「世界ウルルン滞在記」が、
私の中で終わりました。

リニューアルされることは、前回の放送時に知ってはいましたが、
司会者やナレーターまで替わるなんて…
石坂さんの姿も見えなかった。

もう、下條アトムさんの、あのナレーションも聴けないのですね。寂しい…
それからアシスタント、今までの人が気に入っていた訳でもないのですが、
よりによって、なぜ○○○○さんなの?
彼女が所属するグループの人達は観るようになるのでしょうが、
今までのウルルンが好きだった人には、どうなんでしょう?

ウルルンには、「再会スペシャル」がありましたが、
今後、これまでに出演した旅人についての再会は無いってことでしょうか?

それでも、一応、観ようとしましたが、やっぱり駄目、
5~6分で消してしまった。
旅の様子は観ていないから、判りませんが、
オープニングは、下品でうるさくて、今までとは大違い…

何もかも(?)変わってしまったのに、メインの司会者は今まで通り…
テレビ業界も色々あるのでしょうね。

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ローズコテージの謎 (1)

私が外国の住宅についての知識がないからでしょうが、
「アボンリーへの道」のローズコテージには、いくつか疑問がありました。

セーラが初めてアボンリーに着いた夜、ローズコテージのダイニングルームで、
ヘティとルイザが、口論しているシーンがありました。
その様子を、2階の寝室の床に腹這いになって覗っていたセーラ…
あの床を四角に切り取られて、網(?)のような物がはめ込まれている所は、
一体、何でしょう?

カナダの住宅には、実際にあるのでしょうか?
…それにしても、何のために?…例えば、空調のためとか?
でも、1階の天井と2階の床が、
同じ一枚の板というのは有り得ないと思うけど…
単に、ドラマ上、必要だったのでしょうか?

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<第1シリーズ>
第1話「プリンス・エドワード゙島へ」(The Journey Begins)より

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美味しい「無洗米」

我が家は「無洗米」歴10年近く、今では、お米=無洗米です。
でも、まだ、無洗米に偏見を抱いている人がいるみたいで、驚きますね。

「お米は、よく、研がなくちゃ駄目!」
(いえいえ、今のお米は研いではいけないのですよ。洗うと言うべきですよ。)

「そんな、手抜きするなんて、主婦失格よ!」
(確かに私は横着者ですが…)

「どうせ、美味しくないんでしょ?」
(とんでもない!(生協の個人宅配)注文書の記入ミスで、
同じ銘柄の普通のお米が、配達された時があったけど、
その時、無洗米の方が美味しいと実感しました。)

「高いんじゃないの?」
(無洗米の方が高いということはありません。)

無洗米は、手軽で美味しく、しかも、とぎ汁が出ないので、
“環境にやさしい”のです。…これ、とても重要ですね。

古い先入観や偏見を捨てないと…世の中、変わっていくのですから。

でも、私は「無洗米」販売促進の回し者じゃないですよ。

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名前の意味 (2)

「アボンリーへの道」には、登場人物が多いので、調べるのが大変。
今回は、キングファミリーの続きを…
間違いがあるかも知れませんので、先に謝っておきます。

セーラの母ルース(Ruth)…ヘブライ語の「同情心のある友人」、ラスも同じ。

セシリー(Cecily)…ラテン語の「盲目」で、セシリアも同じ。愛称はセスなど。

ダニエル(Daniel)…ヘブライ語の「神は私の裁判官です」。
 愛称は、ダン、ダニー、ダナ、など。

モンゴメリー(Montgomery)…フランスの地名で、フランス語の「山ハンター」。
  愛称は、モンティ、モンテなど。

アンドルー(Andrew)…ギリシア語の「戦士」「男らしい」。アンドリューも同じ。

ロジャー(Roger)・・・古いドイツ語の「名声」

イライザ(Eliza)…エリザベス(Elizabeth)の愛称。ヘブライ語の「神は誓った」。
 エリザベスの愛称はとても多く、リサ、リズ、リブ、リジー、ライザ、エリザ、
 エルシー、ベス、ベティ、ベッティ、イザベル、リリアンなどなど…

アビゲール(Abigail)…ヘブライ語の「父の賞賛」、愛称は、アビなど。

マルコム(Malcolm)…ゲール語の「聖コルンバの弟子」。
 愛称は、マル、マックス、マルコなど。

ジャスパー(Jasper)…ペルシア語の「富、財宝」。 キャスパー、ガスパーも同じ。

ガス(Gus)・・・ラテン語のオーガスト(August)=8月の愛称。
 意味は「素晴らしい、大きい」。 
 又は、スウェーデン語のガスターブ(Gustave)の愛称。 意味は「ゴート族」。
 (私としては、オーガストの愛称であって欲しい。)

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名前の意味 (1)

「アボンリーへの道」の主役、“セーラ”の名前の意味が、
ヘブライ語の「プリンセス」と言うことは、前に書きましたが、
他の人達のも調べてみると、それぞれ、それらしい意味があって、
なかなか面白いです。

まず、
ヘティ(Hetty)…ヘンリエッタ(Henrietta)の愛称。古いドイツ語の「家」「統治者」。
          
オリビア(Olivia)…植物の名前のオリーブから。ラテン語の「平和の象徴」。
 オリビア役のマグ・ラフマンですが、マグは、マーガレット( Margaret)の愛称。
 ギリシア語の「真珠」。
 マーガレットの愛称は、他に、メグ、マギー、マーゴ、ペグ、ペギーなど。

アレック(Alec)…アレクサンダー( Alexander )の愛称。
 意味は、「人類の弁護者」「人民を守る」「防御する」「戦士」。

ジャネット(Janet )…古いフランス名の「ジュアンヌ」。
             スコットランドの「ジェーン」ヘブライ語の「神の恵み」。

フェリシティ(Felicity )…フェリックスの女性名。
 意味は「至福」「この上ない幸福」「神の恵み」。

フェリックス(Felix)…ラテン語の「幸福、幸運」で、フィリックスも同じ。

キング(King)…「王(のように偉ぶった)」「王(の資質をもった)」
 「王(に仕えた)」でした。

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セーラ、セアラ、サラ、サーラ

原作の「ストーリー・ガール“The Story Girl”」「黄金の道“The Golden Road”」
~木村由利子訳、篠崎書林~
では、ストーリー・ガールと呼ばれている少女の名前は、
セアラ・スタンリーです。

ドラマ「アボンリーへの道」では、セーラ・スランリー。
でも、どちらも、“Sara Stanley”で、同じなんですね。

セーラ役の、サラ・ポリーのスペルは、“Sarah”ですが、
これは、アンがこだわっていた、 『“e”の付く“Anne”』のように、
発音としての違いは、無いのでは?…たぶん。

フェリシティがセーラを呼ぶ時、オリジナルでは、“サーラ”と聞こえたし…

セーラ、セアラ、サル、サーラは、みんなSara(Sarah)で、
ヘブライ語の王女(Princess)、つまり、みんな同じの様です。
愛称は、サリーなど…

私の想像ですが、セーラも、セアラも、サーラも、
訳し方の違い、ということではないのでしょうか。

もし違っていたとしても、ネイティブの発音だと、
日本人には区別がつかないような気がしますが…

ちなみに、副音で聴くと、
フェリシティは、“フェリスリー”、フェリックスは、“フィリックス”と聞こえます。

 

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花粉症

このところ、マスクをしている人が、少なくなって来たみたい。
花粉症歴30年以上の私にとって、マスクは体の一部分。
うっとうしいどころか、時として、便利な物であったりして…

数年前から出回った不織布のマスクのお蔭で、
以前の不快感からは解放された。
ガーゼのマスクのように、密着しないので実に快適。

頻繁に鼻をかむせいか、鼻の周辺が敏感で、
ガーゼの繊維でも、ムズムズ、チクチク…
逆に、症状が悪化してしまうような気がした。

花粉症というと、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、
そして、目のかゆみ…でも、それだけじゃない。

鼻詰まりにしても、片方だけならまだしも、
両方とだと、飲食も困難になってしまう。

始終、頭痛がし、思考力も低下する上、
まぶたは腫れ熱を持ち、弱い日差しも眩しく感じてしまう。

かゆいのは、目だけじゃない。
耳の奥、喉の奥なんかも痒くて、とても辛い。

髪の毛が、頬に掛かっただけでも痒くなってしまうし…

今は罹ってる人が増えたせいか、
「花粉症」という、オシャレな名があるけど、
以前は「アレルギー性鼻炎」「アレルギー性結膜炎」という病名で、
周りの人達には、なかなか理解してもらえなかったのですよ。

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ジョニー・ディップじゃないですよ!

今でも、ジョニー・デップを、ジョニー・ディップと言ってる人がいますが、
クレア・デーンズを、クレア・ディーンズと発音してる人もいますね。

そう言えば、以前、タレントのリサさんが、
「私は、“リサ・ステッグマイヤー”なのに、
ほとんどの人が“リサ・スティッグマイヤー”と言う、
日本人には、ステッグが難しいみたい…」と言ってました。

日本人って、小さい「イ」が得意なんでしょうか?

私も、何度も経験があるので、解りますが、
自分の名前を正しく発音されないって、嫌なものですよ。

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日本人とお花見

もう、桜も終わりに近づきました。

美しい四季の移り変わり…自然を愛でる日本人の心。
でも、毎年この時期になると思うのです。

ライトアップは、仕方ない事かも知れませんが、
なぜ、せっかくの美しい桜の下で、カラオケで大声張り上げたり、
酔っ払ったりするのでしょうか?

そして、ゴミ、ゴミ、ゴミ…ご近所さんは迷惑してます!

まったく理解に苦しみます。


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“エヴォンリー”“アヴォンリー”“アボンリー”

最初に手にした『赤毛のアン』は、
角川文庫の中村佐喜子訳で、エヴォンリー。

次に読んだのが、新潮文庫の村岡花子訳で、アヴォンリー。

最後に読んだのが、比較的最近で、講談社文庫の完訳『赤毛のアン』、
翻訳者は掛川恭子さんで、アボンリーでした。

英語をカタカナで表すのだから、翻訳者によって違って当然ですが、
表現力で言うなら、村岡花子さんのが断然優れていると思います。
もちろん、個人的にはですが…

20070409

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ジョニー・デップ

「パイレーツ・オブ・カリビアン」によって、日本でも知名度が上がった彼。
ファンとしては、嬉しいような、嬉しくないような、ですね。

それ以前の、まだファンのみが知る頃の作品は、ほとんど観ているのですが、
「パイレーツ・オブ・カリビアン」については、海賊姿が見たくないと言うか…

ジョニー・デップの魅力は、どんな役にも挑戦する姿勢ではないでしょうか。
作品ごとに、新しい顔を見せてくれます。
中には、「ニック・オブ・タイム」のように、彼が演じなくても…
と、いうのもありましたが。

数ある作品の中でお気に入り“ベスト3”と言えば、
「シザー・ハンズ」「妹の恋人」「ギルバート・ブライス」かな?

でも「クライ・ベイビー」も可愛かったし、「デッド・マン」や「ブレイブ」も好きだし、
「耳に残るは君の歌声」も「ショコラ」も素敵だった…

結局は、どれも甲乙付けがたいと言うことですね。

「妹の恋人」は、まだDVDが無い頃、
VHSテープを息子がプレゼントしてくれた、私の宝物です。

ところで、ジョニー・デップのことを、ジョニー・ディップと言う人が
たまにいるけど、なぜ?“Depp”なのに…

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カナダへのあこがれ

「行ってみたい国はどこ?」の質問には、
いつも必ず「カナダ!」と答えていた私。
『赤毛のアン』を知ってから、
まだ見ぬカナダの自然に、憧れを抱き続けていた…

でも、実は、それよりもずっと前から、カナダには親近感を覚えていたのです。
その昔、NHKの「みんなのうた」で『カナダ旅行』という歌がありました。
(年代がばれますね。)
まだ小さかったので、はっきりとは覚えていないから、
調べてみたところ、シャンソン歌手の芦野宏さんが歌っていたとのこと。
歌詞は諸事情により、ウェブサイトでは無理のようでした。

たしか、
     ♪ 愉快な家族が揃って、カナダへ旅行へ出かけました。~
        …トロントまではタクシー
         モントリオールまでは馬で~
         オタワの町は~
         (ケベックも出てきたような…)

とっても楽しそうな曲だったし、町の名前もステキに感じました。
歌詞を全部知りたかったのに、ガッカリ!

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『チャーリーとチョコレート工場』

「チャーリーとチョコレート工場」を観ました。
ティム・バートン監督、ジョニー・デップ主演となれば、
観ないわけにはいきませんよね。

やはり、期待は裏切られませんでした。
ティム・バートンの作品って、ブラックユーモアなのに、
泣ける場面もあるんですね。

この作品でも、ウォンカ氏のお父さんが、新聞などの切り抜きをしていた所で、
うるっと来てしまいました。

チャーリーの母親役は、一目でヘレナ・ボナム・カーターと判りましたが、
父親役は…どこかで見たはず…

そう、「シャイン」で10代のデイビッドを演じた、ノア・テイラーでした。
あの時は、ホントに10代に見えたのに・・・時の経つのは早いです。

と言うより、演技力なんでしょうけど。

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アボンリーとの出会い

遥か昔、まだ少女だった時、私も御多分にもれず『赤毛のアン』に
夢中になりました。
アンシリーズ、エミリーシリーズ、『丘の家のジェーン』『果樹園のセレナーデ』
など、当時、出版されていたモンゴメリ作品を、次々と読んだものでした。

時は流れ、もう、アンのことも忘れかけていた頃、
何気なく手にした新聞の番組欄…・
突然、「アボンリー」の文字が目に飛び込んで来たのでした。
それで、幸運にも第一話から観ることが出来たという訳です。

原作は、ルーシー・モード・モンゴメリとあったけど、
でも、モンゴメリの作品に「アボンリーへの道」ってあったかしら…?
アボンリーと言えば、『赤毛のアン』だけど…
そして、アンシリーズ以上に、内容を知らない「アボンリーへの道」の虜に
なったのです。

その後、『ストーリー・ガール』シリーズ、『アンの友達』『アンをめぐる人々』
などからエピソードを集められていると知り納得しましたが。
そう言えば、「うわさの恋人」などは、「知ってる、知ってる!」でしたね。

まだ読んでいなかった、『ストーリー・ガール(上下)』『黄金の道(上下)』
に関しては、読んだことは、言うまでもありません。

20070408 20081017 20081018

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『かもめ食堂』

「かもめ食堂」を観ました。
出演者の三人(小林聡美さん、片桐はいりさん、もたいまさこさん)とも、
お気に入りの女優さんだったこともあり(特に、もたいさん)
台詞も少なく、ゆったりとした展開な割には、最後まで睡魔に襲われることなく、
エンディングを迎えることが出来ました。

ただ、和食にこだわってる店なのに、コーヒーとシナモンロールとは…
最初から味噌汁では、外国人の口には難しいのかも知れませんが、
日本茶ぐらいは出して欲しかったと思いました。
(ほうじ茶みたいのは出ていたようですが)

せめて和食器ぐらいは使ってもよかったのに…
それから、ミドリさんがお料理を出す時、
男性客からというのも気になりました。
これも日本式にこだわってということなのでしょうか?

でも、三人の衣装がレトロな感じで素敵だったし、
シンプルなエプロンも可愛らしいかった。

疑問点も多かったので、是非とも原作を読みたいです。

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『アボンリーへの道』

ドラマ「アボンリーへの道」~Road to Avonlea~は、
1990年~1996年に、カナダCBCで放送され、日本での放送(NHK)は、

第1回目、1993年12月~1994年2月(第1~第2シリーズ)
第2回目、1996年4月~1997年2月(第1~第7シリーズ)
第3回目、2004年2月~2004年6月(第1~第7シリーズ)でした。
(44話「あこがれの人」、52話「イライザおばさんの訪問」は放送されず!)

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舞台は今から約100年前の、カナダ、プリンス・エドワード島のアボンリー。
(キャベンディッシュがモデル)
原作は『赤毛のアン』の、カナダの女流作家ルーシー・モード・モンゴメリの作品
『ストーリー・ガール』『黄金の道』、『アンの友達』『アンをめぐる人々』等ですが、
エピソードや人物のほとんどがオリジナルです。
『ストーリー・ガール』はモンゴメリが、自作中で最も気に入っていた作品とのことです。

「アボンリーへの道」の 魅力は美しい映像にあると思います。
カナダの美しい自然、季節の移り変わり、ロマンティックなビクトリアン調ドレス、
憧れの家や素敵なインテリア、アンティークな小物やアクセサリー等々…
でも、一番の魅力は個性豊かな人達ではないでしょうか。
ドラマであることを忘れてしまう程、存在感のある人ばかりでした。

20070407a

テレビ版『アボンリーへの道』   清水奈緒子・池田 敏  求龍堂

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