フェリシティとガス (6)
フェリシティはガスと二人きりで話がしたいのに、いつも邪魔が入ってばかり・・・
そこで一計を案じ、ガスを夕食に招待したまでは良かったのですが・・・
両親に誤解されたばかりか、言い分も聞いて貰えず、
一方的に叱られたフェリシティは、家出を決行・・・
大きなトランクをフェリックスに持たせ、行き先は、勿論、ガスの住む灯台・・・
Felicity「どうして、ここにいちゃいけないの?」
Gus 「そりゃ出来れば、いてもらいたいよ。俺の気持ちは分かっているだろ?
でも、置いておけないんだ。お父さんの気持ちを考えなくちゃ・・・」
Felicity「お父さんの気持ち? じゃ、あたし達の気持ちは・・・
あたしは、ただ、二人だけの時間が欲しかったの。
二人になりたかっただけなのに・・・あなたには迷惑だったのね。」
Gus 「・・・迷惑だなんて、俺だって一緒にいたいよ。
君って凄いなあ、ただ二人きりになりがたいためにさ、両親を欺して、
アボンリー中を丸め込んで、揚げ句に家出まで・・・
そこまでしてくれるのに、追い出すなんて、俺はどうかしてるよ。」
キング家まで、フェリシティを送って行ったガスが、
アレックに言った言葉は、とても男らしかったです。
Gus 「俺には家がある。仕事二つ持って、学校にも通ってる。
それに本だって読む。世界中の本を・・・
愛を尊び、尊ぶを愛し、愛はすべてに勝る。
俺は堂々と来ました。後ろめたいとこは何もない。
俺、付き合いたいんです。フェリシティと・・・おおっぴらに。
・・・認めて下さい。」
(参考までに、アレックとヘティの会話(一部分)を記しますね。)
Alec 「・・・ジャネットの方が、私を追い掛けたんだ!」
Hetty 「あっあ~、そりゃ確かにジャネットは、奔放で常識に欠けることも
あったけど・・・」
Alec 「私を追い掛けたからって、責めるのは間違ってる。
ジャネットは、ただ私に夢中だったんだから・・・」
Hetty 「・・・はぁ~、だったら、フン、どうして妻と同じことをしているのに、
娘は許せないのかしら?
・・・ガスを疑うなんて、どうかしてますよ。
・・・あの子は誠実で、紳士なんですからね。
それも、骨の髄から、私が名誉を賭けて保証します!
ウン、同じ年の頃のあなたなんかより、ずぅ~っと紳士ですよ!
・・・覚えてますよ! 昔のことは・・・」
(ヘティ伯母さん、頼りになりますね~)
第46話「それぞれのデート」(The Dinner)より








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